先週と週末
先週、最後の金曜日に、仕事ではカトレアさんに悩まされた。
衝突や小競り合いを繰り返してきたが、ここのところうまくいっている。
このまま平坦に流していきたい、と思っていた。
が、まったく面倒なことに、この人には中間地点の落としどころでうまくやっていくなど、できなかった。
わたしはやっていけるが、カトレアさんはゼロか100かだったのだ。
金曜日の厄介ごとは、このそもそものスタンスにまで考えを及ばせてしまい、週末も忘れられなかった。
ここでもっとも厄介なのは、正社員的スタッフがからんでくることだ。
基本はなあなあ、なこの組織でやっていく人たちである。
カトレアさんのような厄介者は「まあまあ」「まあまあ」でただ流していきたい。
実際に困るのは、同じレベルで働く契約社員的スタッフや、利用者さんであって、正社員的スタッフはほどはほどにがまんすればやっていけるのだ。
長くても3〜4年のことだし。
カトレアさんもわかっているから、「わたくしが直接、正社員的さんに申し上げましょうか」と言いだしたり、わざと正社員的スタッフの真横で自分の主張をわたしに声高に言ったりして、金曜日は全開だった。
今朝もひきずっている。
週末は、Iのところへ。
元気そう。
でも間断なく強い痛みがあって、薬が切れると耐えがたいらしい。
前の痛み止めでは効かなくて、併せてもうひとつの痛み止めを飲んでいる。
新しい抗がん剤が効いているからだと思いたいが。
また、併用することになった新薬も、劇的に効いてほしい。
Iとわたしの関係は、病気発覚以来、わたしは聞き役だ。
お互いに仕事や趣味や生活のことを語るのではなく、Iはわたしの仕事や趣味などの話はほとんど聞かない。話さないから。
それ、理想の友達だと思うから、それでいい。
友達ってギブアンドテイクだけど、テイクテイクで、しかも相手は楽しく笑ったり相槌打ったりしてるなら、それが最高だよね。
本当の友達とはギブアンドテイクだろうから、テイクテイクでいてやりたい。
本当の友達と違って、通じない話なんかも多くて、どっちが話してて楽しいかは、微妙だけど。
少しずつ、Iのモチベーションが下がっていて、それも心配。
で、月曜になって、日常が戻る。
日常っていうのは、半分以上仕事なわけだ。
カトレアさんは厄介で、今回のことではかなりムカつくこともあったり思い出したりした。
が、問題をさらにうんざりするものにしているのは、正社員的スタッフだ。
完全に味方になってくれるわけでもない。わたしが言ったこととは違うことをカトレアさんに言うかもしれない。だからわたしはカトレアさんにハッキリ言えなくなる。
正社員的スタッフに悩まされるのは、ホントにストレス。だって、奴隷的気分が舞い戻るから。
まあ、この辺でやめておこう。
電車もきたし。