飲み友タカさんが、仕事で東日本に出張してくるという。“いつメン”グループが復活だ！
今回は都心に泊まるというので、都心の店にしよう。『麦酒倶楽部ポパイ』とかどうだろう？ 料理がおいしい。でも、ケイさんやホッシーさんにとっては帰るのに少し遠いかな。『高田馬場ビール食堂』も料理がおいしい。量もしっかりしているから、飲まないホッシーさんも料理を楽しめるに違いない。

大昔に生まれた人間なら、高田馬場を都心とは言わないかもしれない。都心というのは丸の内とか銀座とかあの辺りで、新宿や渋谷や池袋などは「副都心」と長く呼ばれていた。今でも、副都心と言うのかな？ そう思うくらい「副都心」という言葉を聞かないので、賑わっている場所であり、東京都の周辺部でなければ都心と言うことにしている。
「東京の周辺部」の（わたしなりの）定義は、①区である、②他県との境に接していない、である。
つまり、市町村の場合は自動的に「都心」ではないものとする。「23区」であっても千葉県や埼玉県や神奈川県との境界線に接している場所がある区は「都心」ではないものとする。

タカさんが泊まる間違いなく都心のホテルからは少し遠くなるが、ビール食堂にしてみよう。

予約を入れておいたのだが、自分が遅れることになった。タカさんが来る予定の日は、わたしが既に予定を入れていた日だった。どうやっても30分くらい遅刻してしまう。
先に始めていてくださいとお願いしたが、それはそれでよかったと思う。非正社員のわたしがいないほうが話せる話題もある。たとえば、わたしがいたら話の流れの中で「＊＊というのは、こういう決まりになっているんです」とか説明する必要がない。正社員同士の人間関係の説明や、わたしの知らない西日本の人のことを「＊＊さんと同期で＊＊の仕事をしている男性なんです」などと説明する必要もない。
わたしがいない間、そういう話を済ませておいてもらえたら、いわゆるWin-Winだ。

盛り上がっていたようだ。
到着してから、わたしも飲食に参加。かんぱーい！！

おいしそうなビールだよ！
取り分けておいてくれた料理をいただく。ありがとうございます。
ビール食堂名物、ロティサリーチキンも切り分けていてくれた。ロティサリーチキンはひとりで来たら半身も食べられない。

最初のビールをUNTAPPDに投稿したら、〈NEW BREW THURSDAY〉のバッジが出た。これまでに飲んだことのないビールを20日間の間の木曜3回（同じ日ではダメ、違う木曜日）投稿したら、ゲットできるバッジ。コロナ禍に育まれた友情、ビアパートナー シキさんと飲んでいた頃はよく出ていたな。あの頃は飲むビールのほとんどが「これまでに飲んだことのないビール」という初心者だったから。

ケイさんやタカさんがいると、自分だったら頼まずに終わる料理が出てきたりする。人と飲む楽しさのひとつ。
目玉は〈羆(ひぐま)ランプ肉のロースト〉で、ヒグマのお肉がいただけるとは！とわくわくした。味よりまずそこに着目しちゃうよね。
このお店の料理＆シェフをわたしは非常に高く評価しているので、「羆のランプ肉はおいしかった」とは言わない。もしかしたら、どこでも同じおいしさになるとは限らないかもしれない。「この日のビール食堂の羆ランプ肉のローストはおいしかった」と言わなければならないと思う。思ったより臭みもなく、肉が固すぎることもなく、柔らかくておいしかった。合わせられていたソースがとてもおいしかった。お肉とよく合っていた。

ホッシーさんは緑茶を飲んでいて、ビールを注文した人から「ホッシーさんも味見してみて」「ホッシーさんどうですか」とひと口ずつ飲まされていた。

タカさんに送った『Bottle Logic』のバレルエイジドインペリアルスタウトはもうなかったが、おいしそうなスタウトがあり飲むことができた。バスク風チーズケーキと合わせましょう！ ビール食堂が繋ぐスタウトとビール食堂のバスク風チーズケーキ、これがとても最高の組み合わせなんです！
スタウトバッジが出た。

22時になり、解散。
ホッシーさんとケイさんは同じ路線で帰る。わたしとタカさんは途中まで一緒で、そこで別れる。
どうやら酔ったわたしはわがままを言ったらしい。池袋を通るから降りて『Two Fingers』行きませんか！！

やれやれ……

To be continued…