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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

Take a Break ひとり飲み


迷ったけれど、行くことにした。
夫がくれた休暇とも言える休み、どこかに行くのもいいと思っていた。一方で、行かない方がいいかもしれないと思っていた。
迷ったけれど、行くことにした。
自分の気分を顧みて、どちらがより後悔しそうか考えてみた。行かないままに終わった方が、行ってする後悔よりも大きいように思えた。なので、行くことにした。


このお店は、タップ数が5つ。
安くはないので、小さいグラスで飲む。どれも飲んでみたいなぁ。決められないので、5種を飲みたいなぁ。小さいグラスなら大丈夫かな。


カウンターに座って、ひとり飲み。
ブルワリーとスタイルとABVを見ながら、飲む順番を検討する。まず、上から順に飲んでいこうかな。そういうふうにリストが出来ていると思いながら、1番『宮崎ひでじビール』〈鬼またたびHazy IPA〉6.0%を飲む。小さいサイズで。
次は『BRASSERIE KNOT』〈WIND〉、これはIPA、6.0%。透明なビールで、美しかった。


フードは「しいたけのビアフリット」を注文する。この日のメニューから選んだ。「焼きロメインレタスのサラダ」にも惹かれたが、ここの野菜は夏頃いただいたとき、天と地の栄養をたっぷり蓄えた本物の野菜で、大人になってからはスーパーの野菜ばかりだったわたしにはきつかった。なので、揚げ物のほうにした。


2番目のビールまではリストの上から順に来たけれど、3番目はひとつ飛んで『West Coast Brewing』〈SIDECHAIN SERIES 03〉にした。ペールエール、6.0%。
残った2つは、いずれも8.0%なので、後からにしようと考えた。


『忽布古丹(ほっぷこたん)醸造』〈如何様(いかさま)〉は、「AMERICAN BELGO」というスタイルらしい。どういう意味かな。
検索してみると、「Belgo」とは、「ベルギーの中のベルギーのもの」という説明が見つかった。ベルギーを表しているのかと思ったが、単なるベルギーではなく、ベルギー中のベルギーってことなのね。


天井近くに掲示されているリストを見ていたら、お店のお兄さんが「こちらに説明もありますよ」と紙のビールメニューを渡してくれた。ありがとうございます。
でも実は、この薄く細かい字を読むのは厳しいのだ。黒地に白文字で大きく書いてある天井リストの方がよく見える。まあ、そこには詳しい説明はないけれど。
UNTAPPDに投稿しようとしてビール検索をしたら、ブルワリーがビールを登録しているらしく、説明もたくさん出てきた。クラフトビールのオンラインショップのサイトみたいだ。どんなビールかポイントが書かれている。これ、いいな。UNTAPPDの新しい使い方かも。


そう何度も来ていない店なのでうろ覚えだが、このお兄さんは気さくで話しやすく、いてくれると居心地がいい。
ついつい、もう1品食べたくなった。「キノコのバルサミコ風味マリネ」、そして「炙りロースとポーク 和風ソース」も注文してしまう。
ビールを飲み進めて、最後はパスタもいただいた。ベーコンのトマトソースパスタで、おいしかった。


お兄さんは、面白いお店を教えてくれたり、この日の『志賀高原ビール』の〈HOUSE IPA〉はおいしいと教えてくれたりした。そして、ちょっとテイスティングさせてくれた。ありがたい。
本当においしかったので、まずは『忽布古丹(ほっぷこたん)醸造』〈如何様(いかさま)〉を飲み、その後で『志賀高原ビール』〈HOUSE IPA〉は大きいサイズでもらうことにした。


楽しく飲めたし、おいしく飲めた。ごちそうさまでした! いい日だ。


しかし、翌日、ちょっと反省した。やはりブラックアウトしている。
お会計もちゃんとして帰ってきたし(財布の中のお金が減っていたから)、問題なく家に帰れたようだ。ひどい二日酔いというわけでもない。だけど、翌日忘れているような飲み方は、もう今年はやめよう(年を考えよう)と思っていたのに、最初からつまずいてしまった。


量だけじゃないと思う。飲むのにかけた時間にもよる。だから一概には言えない。ひとり飲みのときは、どうしても飲むペースが速くなるので、酔いが回りやすいと考えている。
気をつけよう。小さいサイズであっても、5種は飲めないってことは、肝に銘じておこう。


ふぅ。

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