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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

ラストスパート④ 飲み放題のビール


『高円寺麦酒工房』に向かう。ここはビール工房の1号店だったらしい。


住宅街の中に突然現れる『高円寺麦酒工房』。なので、道の入口に「こっちだよ」と言わんばかりに看板が出ている。間違わずに曲がれるね。


家々が立ち並ぶ中を進んで行くと、いきなりそこにお店が出現する。2階には人の当たり前の暮らしがあることが見てとれる。


外のテーブルしか空いていなかった。寒いけど仕方ない、外で飲みましょう。
注文はお店の中へ。飲み放題にしよう~!!


この店舗は、今では貴重となった飲み放題を今でもやっている。ビール工房各店舗で行われていたが、なくなっているお店もある。今でも飲み放題を続けている店舗はどのくらいあるのかな?
この飲み放題システムが、わたしの修行時代だったな。ずいぶん何回も利用させてもらった。


ここに寄りたかった理由のひとつは、今でも飲み放題があるということ。もうひとつの理由は、コロナ禍中期の緊急事態宣言解除期間にビア友と来たとき、ホットビールがとてもおいしかったから。あの感動をOne more pleaseという気持ちから。



1時間の飲み放題にしてもらって、開始!
TAP数は12もあって、遠征して来た人間が「全制覇~」と思ってもなかなかできない。


飲もう飲もう!
3人もいるのはいい。つながっている11種すべてのビールを飲むことができた。
UNTAPPDでの投稿が追いつかず、いい加減酔っていて何もしなかったので、どれがどうおいしかったか分からない。〈HARMONY IPA〉は好きだったと思う。


充分食べているけれど、フードも注文。
ケイさんはグルメで食べ物好き。実はそれほどお酒に強くはないのだが、料理は大好きであれこれ試すし、いろいろ食べる。
そして、タカさん。タカさんとのつきあい自体は長いが、ようやく今年「親しく」と言ってもいいほど分かってきた気がしている。実はタカさんは飲むときはつまみがあって欲しい人なのだ。必ず何かしら食べ物を注文する。なくなると必ず次を注文する。
タカさんが料理を注文するのは、他の人を気遣ってのことだと捉えていたが、どうやらタカさんの好みなのだ。もちろん他の人を気遣ってもいるだろうけど、その気遣いはタカさん視点での気遣いなのだ。たぶん、「もういい」と言われたら、「じゃ、この**にしておきますか」とお腹にたまらない何かを注文することになるのだと予想する。
バーだったら、わたしは飲むだけでもいい。料理を謳(うた)ったパブだったら、せっかくだから食べたいと思って、お腹いっぱいでも何か食べるけど。


そうだ、ホットエールを飲まなければ。飲み放題終了の時間になってしまう。


ホットエールは、その場に持って来てくれて、テーブルで注いでくれた。淡く色がついた温かい液体が、ポットの細い口から出てくる。わぁ~~、これこれ!


正直言う。一年前に来たときはホットビールに感動した。また来てみて、まぁなんだよね。ホットビールがおいしいかどうかはビールによるんだね、と思った。
ホットワインもワインによるし、そういうものだろう。わたしはホットワインも甘いものが好き。『vivo daily stand』でスパイシーなホットワインを飲んでおいしかったし、スパイシーなホットチャイも好きだから、それでもいいのだとは思う。ただ、昨年のは――すごくわたしの好みだったのだってことだと思う。お酒臭が控えめで、ふくよかなスウィート感があった(ように記憶している)。
一年後にまた来て飲んだら、また違うビールで、また違う味わいかもしれない。試してみないとなー。


他のビールは期待通り、さすが。



さて、飲み放題も終わっちゃったし、ラスト1軒に――行けるかなぁ? わたし、かなり酔ってるけど。
多幸感に包まれて気分いい。だからどうでもいいかー。

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