気分の落ち込みが激しい。何もしていないからかな。
ふたりだけの静かな年末年始なので、特別なことを何もしない。もう何年来そうなっている。
夫と生活リズムが違うので、わたしだけが起きていて、夫が寝ているのが寂しくなる。それというのも、常駐空間が薄暗いからだと思う。光がまぶしいのでカーテンを閉めている。わたしは日光が得意ではないからその方がいいのだが、しかし薄暗いと気分は落ちる。難しい。

自分の孤独で不安だらけの未来が目に浮かんでしまう。
わたしは友の明るく人に囲まれた生活を見聞きして、自分と引き比べてしまっているのじゃないかと考えたりする。実際にそれが素晴らしい生活なのかどうか聞いてもいないのに。本当にそういう生活なのか聞いてもいないのに。

「冬休みなのだから何もしなくてもいいのじゃないか」と夫が言うので、いろいろ頑張るのは年明けからでいいと考えることにした。それでも気分は上がらない。無為に過ごしているのが焦りを生む。
冬だから鬱々状態に落ちやすいようだ。もう少ししたら、同じ冬でも光が増していく。1月になったらここまでではないはず。何もせずに家にいるから、ぐるぐる考え続けてしまう。マイナスなことばかり考えているからやめなければと思っても、ただゴロゴロうとうとしていると、気づいたら考えている。
夜はビールを飲んで終わる。それもまた、罪悪感につながる。ホルモンを整えるシールがうまく効いていないかな？
〈ASOBI〉という『かけはしブルーイング』のビールは、大毬さんにいただいたもの。京都に住むいとこの方のところに行ったときのおみやげだと、会ったときにいただいた。いとこの方はご主人を亡くされて、何もする気にならない状態で、心配して出向いた話を聞いた。本当に他人事(ひとごと)ではないなと感じたのを思い出す。