ひがみなのか、考えた上での発言なのか
誰かに何か言われたとき、よくわきおこるセリフがある、
たいていの場合、口に出しては言わない。
「それはそうですけど、わたしは非正規ですから、これこれこうです」
それはひがみなのかな。
客観的に考えることができていて、偏りのない自分なりの考えなのかな。
もちろん、自分なりの考えなのだから、絶対でも正解でもないのだ。
偏りなく見た結果、わたしとして下した結論であったならいいんだけど。という意味。
最近だと…
「あなたには冬の時期かもしれませんね。
そういうときは、言われた仕事をきちんとこなし、じっとやり過ごしていく。
それが大事じゃないでしょうか」
分かります。
そうだと思います。
でもわたしは非正規です。
いつか嵐が去るのかどうか、分かりません。去らない確率のほうが高いのでは。
正規なら、がまんしていたら異動するかもしれません。
合わない上司が異動したらうまくいくかも。
でもわたしは、異動がありません。
今の上司が異動しても、今作られた土台の上に非正規のパワーバランスはそのまま残りそうです。
もったいないからがまんして働くとしても、わたしにはがまんした結果の退職金もないです。
人に合わせたり、人からの評価を下げないように努力したとしても、得はないんです。
正規雇用登用はないし、昇級はないし、対外的な仕事をさせてもらえることもありません。
て、出そうになるんだよね。
分かってる。
前向きに考えることもできるって。
でも、口から出そうになるセリフはやっぱりいつもあるんだ。
だから、非正規のメリットは得たい。
定時に帰ることとか。たとえ他の非正規がサビ残していても。
休みたいときにサラッと時間休もらうとか。たとえ他の非正規が女王の顔色を伺って下手に出たり、お追従を言ったりしていても。
そんなだから疎外感を味わう羽目になるわけだけど。
もうめんどくさい年齢なので、自分らしさを殺してまでわずかな居心地を求めなくてもいいや、と思えるときが多い。
嫌われるなら嫌われるで。と。
もちろん、最低限の態度は保つけど。
なんて。
ちょっと疲れた。