2024.05.18|土曜日:冷蔵庫の温度について考えさせられる

普段の行動圏で見かけるそば処、一度行ってみようと言いながらかなりの年月が経ってしまった。
それほど年月が経ってから、なぜこの日、実行に移したのか夫もわたしも分からない。行ってみようかということになり、早めの夕飯となった。
初回は試してみたいからそばだけでなく天ぷらもつけてもらって、豪勢なお膳になった。
せっかくだからUNTAPPDに日本料理を投稿したいので、ビールも注文した。ビールを飲むことが主目的ではないので、グラスを2つもらって夫とシェア。
夫はおそばを食べてなかなかおいしいと言い、わたしもおいしくいただいた。また来よう、そんなに遠くないのだし――と話したが、半年以上経った今、実現していない。こうして思い出したのだから、もう一度行ってみよう。
夜はゆっくりビールを飲むことにした。
お片付け飲みのようなものだ。前回、ビアパートナー シキさんと飲んだビールと同じもの。家の冷蔵庫にまだ眠っていたので、黒いビールは夏が来る前に片付けようと思ったのだ。
シキさんと飲みたいおいしいビールを常に探していて、「これは!」と思うものがあったらシキさん分とタカさん分を買う。その時によって、ふたりがそれぞれ自宅などで飲んでもらうものと、オンラインであれ直接であれ一緒に飲みたいものがある。そういうビールを買ったとき、自分用もたいてい買っている。
つまり、「飲んでおいしいと思い」(1回目テイスティング的)、ふたり用に買ったとき自分用にも買う(2回目本番的)なのだ。持ち帰れるかどうか、冷蔵庫に余裕があるかどうかによって、ケイさんの分も買うことがある。自分の分以外は皆さんがそれぞれに払ってくれる。
その黒いビールとは『Heretic』〈CHOCOTATE HAZELNUT PORTER〉だ。
ひと口にダークエールと言っても、幅があるということが分かってきた。たとえば『West
Coast Brewing』のダークエールなどは、ビロードのような舌触りのとろりとした液体で、濃厚で甘く、重厚な商品がある。そういう「これでもか!」な商品と比べると、あっさり感じるダークエールもある。さらりと感じるダークエールもある。
シキさんと飲んだとき、順番を決めるためにシキさんはスタイルを見ていた。
「これはポーターだから最後じゃないかな」
そのとき飲む候補だった他のスタウトには、もっと濃厚さや甘さを感じるものがあった――とわたしは思ったが、濃厚さや甘さだけが基準というわけではないと思い返し、異を唱えなかった。
飲んでみるとやはり少しあっさり感じた。
自宅で飲んだときは、もっとあっさり感じたが、やはり人と飲むと話しながらゆっくり飲んだりするし、時間が経つうちに温度が上がったのかな、とも思った。
今回「夏になる前にあの黒を片付けよう」とこのポーターを取り出そうとしたら、小さなビール冷蔵庫の一番冷えない場所に置いてあった。
原始的な冷蔵庫なので、上の段が冷え冷えキンキンで、一番下の段はカゴ状になっているためもあって冷えがよくない。
一番下の冷えがよくなカゴから取り出したポーターは、冷え冷えでなかった。
口に含むと、最初から前に自宅で飲んだときより甘く、濃厚に感じる。
……うーん。ということは?
下の段にあってあまり冷えてないからかな。
冷え冷えにしてはいけないのだな。とはいえ、安い小さい冷蔵庫だからどうしようもないが。
黒いビールなどは、飲む前に下に入れておくといいのかもしれない。
同じく、『SIERRA NEVADA』〈DANK LITTLE THING IPA〉も甘く感じた。
いつもこのサイズは一番上に置くことが多いから、冷えすぎているんだな。だからって安い小さい冷蔵庫だからどうしようもないが。
やりようがあるわけではないが、冷蔵庫の温度について考えさせられた。
本格的にやるなら、ビール用冷蔵庫というのは、もっと良い製品を買わなければならないのかもしれない。――わたしには無理なので、飲む前に下の段に移したり、出してから少し待って飲んだりするしかない。
なるほどね。