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もうひとつの使い方

乳がん、および生理用ナプキンについて具体的に書くので、それはちょっとどうかな、という方はご遠慮ください。












手術をしていなくて、胸の部分が変形している状態の人もいる。
バスタイムカバーを購入するとき、ご意見を見て、いろいろなことがあると知った。

たとえば、まるで陥没のような状態だったり、腫れあがったようになって左右の大きさが全然違ったりとか。きっとほかにもいろいろな症状があることと思う。

患部がどんどんむしばまれて、膨らんでいた胸がへこんでしまったとしたら――
小さい胸を気にしてブラジャーにはさむパットをいくらしても足りない場合もある。特に体格がよければ胸も大きくて、なおさらかもしれない。

乳がんというと「手術」というイメージだけれど、手術は必ずする(できる)とは限らない。種類によって、あるいはステージによって、できないことがあるようだ。
でも、パットでは足りないから手術した人用の人工乳房を片方買おうとすると、「手術なさったんですね」と当たり前に専門の店の人にも言われたりする。

ま、それはいいか。

とにかく、そんなふうに、本来の使い方と違う使い方ができるものもある。

患部が癌細胞でかなりむしばまれていて、ひどい状態になっていて、浸出液が出ていたりするかも。
はじめはガーゼをあててテープで貼っていたけれど、しみだすくらいになってきた。そんなことになったら。

生理用ナプキンを使えたりする。

確かにあれは、吸収力がすごいし、一度吸収したものを戻さない工夫がされている。
ガーゼでは、あまりひどいと衣服にしみだしてしまうかもしれないし、患部に当たっている部分が濡れていて気持ち悪いこともありそうだ。

想定されていない使い方だろうが、生理用ナプキンをあてて、テープで貼るという裏ワザが使える。
知る人ぞ知るワザのようで、抗がん剤の点滴室などでは通う人たちと看護師さんたちの口コミで知られているようだ。

で、人によって好みはあると思うけれど、ウィスパーが好きだったとする。

浸出液は壊死した表面の細胞がまじっていたりして、ニオイが気になることもある。
「ピュアはだ」がお気に入りだったとして、そうなるとちょっと困ることもある。

ウィスパーって、売り場面積が狭くなっているからだ。

わたしが学生だった頃、ウィスパーは画期的な技術を開発して、高くてもウィスパーを使いたかったものだが、今ではその「表面サラッと」効果は当たり前のものになってしまった。
リーズナブル商品が幅をきかせていて、ウィスパーはかなり狭くなっていたり、店によってはなかったりする。

大変困る。

どうもデオドラント効果がよくて、他のものより断然よいようだ。
それとも吸収率やニオイのもれ率の問題なのかな。

ウィスパーでも「ピュアはだ」だ。

羽根はなし。
通常の用途に使うときとは違い、まったいらにして使うとすると、羽根があることで両脇のストッパーがなくなり、羽根部分から衣服にしみでる可能性がある。

大きさは、ほどよいものを選ぶ必要がある。
首のほうにはみだしても困るし、大きすぎてムレてしまうのも困る。


あちこちのドラッグストアを遍歴しなくても安定供給されないかと思って、通販できないか検索しようとした。
「ウィスパー 」と語句を入れると「ウィスパー 店頭にない」というのも出てきた。
店頭にないなーと困っている人もいるようだ。


ウィスパー ピュアはだ 超スリム ふつうの日・昼用 羽なし 26コ
ウィスパー ピュアはだ 超スリム ふつうの日・昼用 羽なし 26コ
P&G
2014-11-17
ヘルス&ビューティー


いろいろなものをいろいろに活用する場面というのは、いろいろあるものだ。


――ちょっととってつけたような結論だけれど、とりあえずそれなりにきれいにまとめておこうと思う。




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