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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

下働き作業はノーサンキューしたいことについて(シリーズ:仕事)

ここのところ、職場で面白くないこともあった。
実家とか夫との間の齟齬とか、「NOTよいこと」はあれやこれやあるが、それらと並行して職場でも面白くないことが続いていた。

それをぶちまけたい気持ちでいて、連載するのかという勢いで語り尽くしたかったのだが、落ち着いてみるとそこまで熱くならなくてもと思う。

去年、ある委員会(仮)の仕事をさせてもらって、知らない世界を知った。
まだ人脈が増えるというところまでいかなかったけど、今年も来年も続けていければ役に立つ人脈も増えるかと思った。

でも今年は、この職場の契約社員的スタッフになってしまった。

委員会からのオファーはあったが、引き受けられなかった。はっきり公にダメとは言われなかったが、ダメなのだと分かったからだ。勝手に引き受けたとしても、たぶん後から断らされていたろう、と思うくらいのダメさ加減。

この委員会に委員として参加していいのは、正社員的スタッフのみ。
特に今年からは、若手正社員的スタッフ育成のため、すべてを正社員的スタッフで埋めるよう配慮されている。(去年までは、ところどころ人手が足りないところがあれば、契約社員的スタッフの名前が入っている部分もあったが、今年から一掃された。たぶん、特に何の説明も断りもなしに、委員リストが配られてみたら一掃されていた。)

この委員会は、たとえを言えば、市区町村ごとにあるとか、業態ごとにあるとか、いくつかあって、わたしは別の区分の委員会に入っていて、今年もそこから依頼があった。
職場が所属する区分の委員会は、この職場の人が8~9割占めている。それが正社員的スタッフのみになった。
別の区分だからダメというのもあったとは思うんだけど、はじめのうちは「今年はこちらの区分で委員をしてもらいたいし」みたいに言われたのが、上の意向で正社員的スタッフのみになったので、立ち消えた。

残念だったし、なんやかやと遠回しに言われて諦めさせられたのが面白くなかった。
ハッキリ「正社員的スタッフのみでやっていきたいから、あなたは辞退してください」と言われたほうがいいと思った。
もちろんそう言われても面白くはないが、形としてはわたしが「わたしには務まりません」と言ったことになるのが癪だった。



いよいよ委員会も動き出し、次第に佳境に入って行った。
この委員会は、あるイベントを開催するための委員会だと思ってほしい。

正社員的スタッフで占められたこの区分の委員会は、この区分でのイベントを担当する。
そのイベントは、当然この『職場』が主宰のようなものだから、盛況であってほしい。

というわけで、このイベントに参加する人が、利用者さんの間でも募られ、盛況になるべく工作される。
参加するからには、この『職場』の利用者さんが活躍してほしい。

活躍のための特訓が行なわれる。

これが、パート的スタッフさんの担当だった。
今年はあぶれた契約社員的スタッフでも担当している人がいた。



わたしの気持ちは、「大変ですねー」という人ごと。
「また悔しい思いをするのは嫌だから、このことからは距離をとっておこう」とも思っていた。だからなるべく人ごとにしておこうとした。

あるパート的スタッフさんが、第一部で活躍する人たちの特訓を見ていて、わたしがケアしている利用者さんも出るので特訓されていた。
距離をとりたくてもすぐ近くで特訓が行なわれている。でも精神的にはとにかく距離を保っていよう。

――そうしたら、そのパート的スタッフさんがそっと近づいてきて、言う。
「来年は引き継ぐからね」

「私もパート的スタッフだから毎日いるわけじゃないし、引き継ぎたいと思っていたのよ。それを正社員的スタッフさんに言ったんだけど、今年はまああなたも1年目だしってことで私がやるけど、来年からはよろしくね」



やりたくないです。絶対に嫌です。

見ていると、特訓は何のヒントもなさそうだった。
委員会に携わる人たちからは、何も教えてもらえない。そんな自分とこの利用者さんをえこひいきするようなことはできないからね。
とはいえ、委員会にメインに携わっている以上、「うち」の利用者さんに活躍してほしい。だから特訓、ホント、よろしくね。活躍できなかったなんて、なしね。
でも今年何をやるか、情報は与えられないから。全般的に特訓しといてね。

これも言われるわけではない。(と思う。)
暗黙のうちにそういうプレッシャーがかかって、そういうことになってる。ハッキリは言われない。

5年前にやったのはこういうことだった、4年前にやったのはこういうことだった、・・・・・・と特訓して、ついに去年やったことまで来たところで、去年の計画に不備があったことが分かった。
特訓してみたけど、パート的スタッフさんも首をかしげる内容があって、「これ、どうやってやるの?」
あれこれ考え、調べ、答えが判明した。どう考えても委員会の不備だ。
ところがパート的スタッフさんは、それを去年の委員だった人に聞くこともできない。
指摘するのさえはばかられる。お貴族さまの正社員的スタッフのミスなんて。

そのことは闇から闇に葬られ、去年の分の特訓はうやむやになった。
でもそうして判明するまで、パート的スタッフさんは「え、どうして? なんでできないんだろう?」と手間も時間もかけたのだ。
たまたまわたしがケアする利用者さんがその壁にぶちあたったので、一緒になって「え、どうして?」をしたから分かる。



ちょっと待ってくださいよ。
ホントにホントに、めちゃくちゃ下働きなんですね。

勘弁してください。絶対にやりません。

一応パート的スタッフさんには、「わたしの能力では務まらない」「かなわない」「だから無理です」と言ってある。
言ってるだけだと思うけど、もし本当にやれと言われたら、断る。絶対。

ばかばかしくてやっていられないもの。

――こんながんじがらめの中で「お断りします」なんてできないかもしれないけど、でもやっぱりこれは遠回しの言葉で、断乎拒否しようと思う。


そんな決意を固めていたら、そもそも「それは頼まないことになった」とかありそうだけど。


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