Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

家飲みシリーズ 今さら7月前半


家飲みは止まらない
暑くてどうしようもなくて、帰ってからついビールを開けてしまう。
「アンケートに答えたらもらえます」というキャンペーンでもらった『KIRIN』の〈一番搾り〉でいいか。
ほこりをかぶっていたので、缶を洗って冷蔵庫へ。夕飯の頃には冷えたので、キャベツ炒めで飲む。夕飯には日本のビールでスッキリ飲むのもいいんだよねー。



最寄駅前のスーパーで『YOKOHAMA BEER』のビールを2種類見つけて、買ってしまった。ときどき見知らぬビールが置かれているので侮れない。しかし本当に「ときどき」で、昨日までなかったビールがあるというのは年に1回か2回。
その「ときどき」はタイミングが合わないと見つけられない。たぶん、不定期に入ってきた商品であって、在庫がなくなると店頭から消える。なので、わたしの知らない間にも、登場して何日かで消えたビールがあるのだと思う。
2種のYOKOHAMA BEERでは、わたしはピルスナーがおいしく感じられた。わたしは小麦感がなんとなく苦手だから、ピルスナーのほうが好みなのだろうと思う。
物足りなくて、ストック冷蔵庫から『BREWDOG』の〈JACK HAMMER〉も持って来る。強い苦みがバランス良くておいしい。わたしはこのビールが好き。


気分の上下動が激しかった時期。
気分が不安定だったというのではなく、ビアソウルメイトとの僅かな会話の中で、動揺する日があったり、落ち着く日があったり、沈み込んでしまう日があったり、嬉しい日があったり。
誰か助けて。


get through this


Get Through This
ドラマでよく聞く言葉が頭の中を何度もよぎる。乗り越える。これを乗り越える。I can get through this. 乗り越えられる。


できそうもないからつぶやいている。たぶん。言い聞かせるために。


でもそんなときでも、アルコールは頭をゆるませてくれる。脳の中がふんわりしてきて、楽観的になれる気がする。だからつい飲んでしまう。


please please help me


前回約束していた、しこりとなっていることを解消する話し合いについて。いつ時間が取れるかという話をしようと思っている。
相手は夏で仕事の手が空く時間帯がある日もある。しかし逆にそのとき自分は業務の都合がつきそうもなかったりする。しかしどう考えても日々の10分をつなぐやり方では、充分に話せると思えない。また、やり取りは、している間に疑問や言いたいことが新たに出てくることもあり、次の返事まで1日あるいは何日もかかることがあると堂々巡りになる。
そこでこういうのはどうか?と提案するつもりで、途中まで話したとき「できない」と言われてしまい、えっ?と思う。だって前に時間が取れる日だと言っていたのに。
それじゃわたしは納得いかないわ!→無言→それってこういうことだわ、それならわたしも譲れない、これこれこうします→時間なのでまた明日
見事に恋人同士、または夫婦喧嘩レベルに決裂。ただ、恋人同士でも夫婦でもないので、決裂はそのまま永遠に決裂になる可能性もある。



その日、後からわたしは気がついた。わたしが言っていたことと、相手の受け取りはすれ違っていた。わたしが提案しようとしていたことと、相手が「できない」とはねつけたことは、ちょっと違うことだった。翌日火曜はもともと相手の介護都合で話せない日のはずだった。
今日のうちにすれ違いだけでも解消したい。1日中仕事も手につかず、午後なんとか時間を見つけて緊急にしか使わない連絡手段で「夕方電話したい」と言ったが、返事がない。読んだかどうかも分からない。


翌日火曜、なし。
飲み友タカさんにお昼にこぼす。
その日、どうしても先延ばしにしたくなくて、思い切って連絡してみた。すれ違いを解消しておきたい。しかし、通じなかった。
そのときでさえ思った。通じなくてよかったかも。大変やっかいな人に思えてしまう。
しかし帰るに帰れず、タカさんが「じゃ、一杯飲んで帰りますか」と言ってくれる。火曜日なのに!ありがとう!!
タカさんは週の早いうちに飲むのはあまり好きじゃない。できれば飲むのは、いつでも金曜(または金曜以外の休み前)がいい人なのだ。


この日の写真を見て頭に浮かぶのは、「Please Please Help Me」というビートルズのメロディ。


わたしは思ったより落ち着いていた。それとも麻痺していたのかもしれない。
結局、翌日の水曜も、仕事の都合で会話なしと連絡がある。木曜もなかった。



タカさん、ありがとう。
それに、前に高いクラフトビールをいくつももらったからと、お会計もほとんど持ってくれた。


ありがとう。
焼き鳥とか、レバーとか、全部おいしかった。ごちそうさまでした。

Cheer UP! 飲み

こんなんじゃいけない、と日曜にひとり飲み。


前の週、金曜日。朝の10分、別れの宣告により喧嘩別れ。
別に彼女とかいうわけじゃないのに、今のがんじがらめの状況がなんだか恋人感みたいなものを高める。
そんな感じなのが嫌だと思っても、もっと普通に友達みたいにしたいのに、させてくれない状況がある。


別れは本当に「宣告」って感じで、たった10分では抗弁しても相手は頑なに黙っていて、このままブチっと通話を切られてそれっきりになったらどうしよう?とパニック。その後連絡しようにも、拒否されたり返事がなかったりでうやむやにされるのでは?!とパニック。
あと1分もない間になんとかしなくては、となれば、「それならこうしますから!」と脅迫しか思い浮かばない。それは効いた。「来週、連休明けの朝、話しましょう」ということになった。


当然、どうしようもない気持ちの週末になる。
で、冒頭に戻って、こんなんじゃいけない、と日曜にひとり飲み。Welder’s Dinerに行こうかな。



着いてみると、5つのタップの4番には「!COMING SOON!」の文字があるのみ。今日は4種しかないのか。
と思ったら、スタッフさんが「今3番が終わっちゃって、1と2と5でお願いします」と声をかけてくれる。終わっちゃったのか。3種しかないのか。


NOW ON TAP
1 KASUMI – IPA for SENNIN(SIGA KOGEN BEER)IPA
2 NEW ONIGIRI IPA(ONIDENSETSU)HAZY IPA
5 KINKAN(HIDEJI BEER)FRUIT ALE


3種なので、全部飲むことにした。
5番の金柑から。そして2番の鬼霧IPA、最後にKASUMI。


〈KASUMI〉は以前も飲んでいて、UNTAPPDのLatingでは高い点をつけていた。今日もおいしい。
『鬼伝説』はいいなぁ、おいしい。


フードは、トマトに惹かれた。前回迷って食べていないポテトサラダも食べてみることにした。
前に来たとき、焼き野菜をいただいたら、とっても「野菜!」だった。トマトも同じ感じで、太陽の下で育ちましたという味だった。
ポテトサラダ、おつまみにいい感じの味わいだった。



これですごく元気が出たかというと、「まぁまぁ」といった感じだが、「何かした」「家でぐるぐるしてるだけじゃなかった」という気持ちにはなれる。
夫はもちろんつきあわない。でも快く送り出してはくれる。飲んだくれの相手をするよりひとりで行かせるほうが楽だから、という捨てがたい説もある。


夫との夕飯用にポークリブとジャークチキンをテイクアウトすることにした。


ごちそうさま。
今日はできるだけ何も考えずゆっくり寝て、明日に備えよう。


きついとき・家飲みDAYS


4月の終わりに騒動が起こった。
5月前半は生きた心地もしなかった時期。
5月後半はビアソウルメイトと連絡が取れて、状況も分かってきたし、すべきことも見え、厄介ごとは多かったけれど気持ちは少し落ち着いた。やはり、何も見えない状態なのが一番怖い。
6月はそのまま、日に10分の連絡を取り続け、それが生活の張りにもなり、気持ちの上下動や堂々巡りの原因ともなっていた。しかし予定がつぶれることも多く、それはストレスだった。
なんとかうまく自分をコントロールして、気持ちがかき乱されないようにできないか模索した。それは相手にとって負担になることもあったかもしれない。



7月に入り、わたしは自分がしたいと思うことを計画し始めた。それはビアソウルメイトには負担だった。
7/12 ビアソウルメイトが計画のキャンセルを強制。翌朝はメンタルケア介護の都合で連絡が取れないことが分かっていたので、ケンカのようになって終わるのが嫌だから違う話をして笑顔で終わるよう努力した。
7/13 ――
7/14 相手の仕事の都合でキャンセルされた
7/15 いつもの10分会話開始すぐに、家族のメンタル介護に向き合うためにわたしとの連絡その他すべて終わりにしようと思う、と宣言。この日は金曜だった。「ちゃんとした事情の説明もなしで、今日のこの10分で来週からいきなりすべてなしになるのか」と聞くわたしに、そうだと答え、それ以後は口を堅く結んで何も言わなかった。驚いて抵抗を示すわたしに対し、ただ黙ることで時間が過ぎるのを待っているみたいに見えた。そうしているうちに10分が終わってしまうと焦り、わたしは半分脅迫まがいのことを言う。すると、「土日祝明けの火曜にまた話そう」という返事を得ることができた。


こうして振り返ると、まるで恋人かというような顛末。でも孤独に苛まれるわたしにとってソウルメイトだし、取り乱すのも自然なこと。世の中に家族・親族がほぼ1人きりのわたしには、心を許せる人は大切すぎるくらい大切なのだと改めて思う。



7/16の土曜は職場の友人たちと幕張ブルワリーに行く話をしていたので、連休明けまで考えないようにして楽しもう、と心に決める。


7/19 連休明け。しかし相手の仕事の都合で、10分会話なし。
7/20 何日も経って冷静になっていたので、動揺したことを説明し、また終わりにするならその前に4月5月のことを話し合いたいと言う。わたしにとってしこりとなっている部分も多く、そのままでは終われない。「では、明日そのときのことを説明する」と言われるが、後から思う。10分で説明しきるつもりなのかな、この人は?
7/21 相手の仕事の都合で、10分会話なし。
7/22 相手の介護の都合で、10分会話なし。


ある意味よかったのだ、と後から何度か考えた。
やむを得ず日が経つことで、わたしは冷静になれたし、たぶん相手も同じだったと思う。いつまでもテンションマックスではいられない。


しかしこの1日10分システムでは、全然話が進まない。