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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

ビア巡り②幕張


さあ、海浜幕張駅へ!
来たときより近く感じながら、駅に着く。すると、駅の『SCHMATZ』が目に留まった。SCHMATZってあちこちで見かけるけれど、実は入ったことがない。
近くにないからだと思う。こうして遠出してはしごするとなったら、最初からある程度予定しているので、見かけたお店にふらっと入る余裕があまりない。時間の余裕がない時もあれば、アルコール分解の余裕がない時もある。クラフトビールはおいしくて、行きたいところはたくさんあるし、どのビールも飲みたくなってしまうから、どちらにも余裕があるときは、めったにない。



3人もいるし、シェアして飲むなら量も少ない。SCHMATZ寄ってみませんか?


3人で飲んだもの、各自1種を注文。ちょっとだけカップに分けてもらって3人とも全種味見。
German Lager (Bottle)
I.P.A.
Weizen


プレッツェルも食べてみた。『幕張ブルワリー』でも食べているので、1つを分け合ってもまだ多いくらい。


ケイさんは駅のホームで水を一気飲み。
銀座までは電車にまだまだ乗らなきゃならないし、醒めますよ! たぶん。


初SCHMATZ! クリアできて満足! ごちそうさま!!
では、デリリウムカフェのベルギービール達のもとに、Let’s Go!


ビア巡り①幕張


Instagramを見ていて、クラフトビールが飲めるお店として、「千葉市初のクラフトビール醸造所」である『幕張ブルワリー』が紹介されていた。
へぇ~、千葉県初なんだ~ 他になかったのかなぁ? と思ったが、すぐに気づいた。千葉市初だった。


幕張は、ちょっと行ってみたいんだよね。かなり以前に一度、幕張メッセでのイベントに行ったことがある。しかし、それだけ。木更津のアウトレットに好きなお店があった頃は、何度か通り過ぎたことがある。しかし、通り過ぎただけ。幕張のアウトレットに寄ろうと降りたことなどは、なかった。
わたしの職歴にちょっとゆかりのある場所があるが、見たことも行ったこともないので、ビールを飲むついでに行ってみたい。


ひとり旅かなぁ?


ひとりで行くことも覚悟したが、話してみたところ、クラフトビール仲間のタカさんもケイさんも「行ってもいい」と言ってくれた。
ひとりで電車に乗り続けて行くには遠いから、よかったー!
でもそうなると、ここだけに行くのはもったいない。他にもどこかに寄りましょう! どこがいいかなぁ?
寄るお店について一任してくれたので、どちらにしても東京駅付近を通ると考え、2店候補を決めた。ケイさんがベルギービールに凝っているそうなので、銀座でベルギービール。タカさんには一度IBREWに行ってほしいので、IBREW秋葉原。



少し雨模様の日。でも降っても小雨程度で、折りたたみ傘で充分だった。濡れた緑の公園を抜けて、職歴ゆかりの場所を見学。
そこからはタカさんがGoogle Mapsを起動して「こっちですね」と先導してくれた。
着いたときはまだ開店前で、外で少し待つ。予約済なのであちこちうろうろしてみた。いよいよオープン時間になり、店内へ。開店と同時に何組も入って行き、満席になっていた。



・Makuhari Blonde Ale 幕張ブロンドエール
・Makuhari Pale Ale 幕張ペールエール
・Marines Pale Ale マリーンズペールエール
・Makuhari IPA #2 幕張インディアンペールエール
・Bay Side Double IPA ベイサイドダブルインディアンペールエール
・Coffee stout feat. Ple & Coffee mamenakano コーヒースタウト
・Makuhari White Ale 幕張ホワイトエール


全部飲みたい!!
ビアフライトもあった。よく見ると、食事をするとランチビールとして注文できるものもあった。では、ランチビール、そしてビアフライト×2で全制覇できるかな。
そういうことなら、「どのくらい食べる?」と迷っていたフードも見当がつく。ランチビールを3人分注文できる量の食べ物が必要だ。


新しくできるたくさんのクラフトビール醸造所、どこもすごいなぁ。食べ物もおいしかった。確かに近所に住んでいたら、ちょっと休日ランチに、と通うだろうなぁ。
ビールはどれもおいしく飲んだが、特に気に入ったのは〈Coffee stout feat. Ple & Coffee mamenakano〉。
「nakanomameさんとのコラボビール ペルーというコーヒー豆のフルーティーな酸味で軽くさわやかな仕上がりに」と説明が書かれていた。このビールは、最後にもう1杯飲んでいきたい。幕張まで来ることはなかなかないから。


しかしこんなに1店目から飲んでしまって、大丈夫だろうか。2店目にはベルギービールが控えているのに。
そう思いつつ、全種類飲んでしまい、気に入ったスタウトは改めて注文した。普段来ることのない土地の景色、話しながら歩いてきた高揚感、賑わっているお店の雰囲気、そういったものが楽しい気分とおいしさを高めたのだろうな。


ごちそうさまでした! ちょっとふらふら。さあ、駅に向かおう!!

忘れてた

今日、ブログ投稿するの忘れてた。


あわわわ。



ここのところ、ビール日記をまとめようとしている。昨年度の。


今年の分は夏休みとその前後に頑張って、かなり追いついてきた。
そのつど書いておいたほうがいい――分かっていても、今年はできなかった。


昨年度は、昨年度のうちにまとめたいと思っていた。
ビア友がいなくなってしまうとほぼ分かっていたから、2020年度分と2021年度分をまとめてKindle出版しようと思っていた。離れてしまうから思い出にという気持ちもあった。
しかし「離れ離れになってしまうから今のうちに!」とビール仲間みんなで出かけたり、それ以外にもビア友とこまめに飲んだりして、時間もないし体力もない――正直、疲れていた。でも今行っておかないと、お別れの時が来てしまう、と思っていた。
なんとか出版できたのは2020年度分だけ。3分の1はひとり飲み時代、3分の1は昔語り、たった3分の1しかビール仲間たちは出てこない。


今年こそは2021年度を早々にまとめようと思っていたが、思い出したくない状況になってしまっていて、手をつけられなかった。
今、状況は小康状態。また嵐が来ないうちにまとめてしまわないと、できなくなりかねない。
思い出したくない気持ちになったとしても、あれだけ駆け抜けてビールを飲んだのは貴重な体験。大事な思い出。なんとかまとめあげたい。目標:年内。なのだが、そうとうきついスケジュール。無理そう。ま、一応、目標は年内にしておこう。


で、先週末、そして今日、引きこもって写真整理作業をしている。
4月から始まって、9月まで来た。1月分も終わっている。
残るは、10月、11月、12月、2月、3月。明日までで終わるかな…。無理かも。


写真加工作業を終えたら、日記記事を書いていく。1年分て、かなり膨大。


頑張ろう。
――何になるわけでもないけど、自分の満足のために。


そんなわけで、ふと見るまで今日の記事がないことに気づいていなかった。
なので、とりあえず書いてる。


今年の8月分も追いついておかなきゃ。なのだが、これはもう少し後だなぁ。
こうして遅れ始めていくんだよなぁ。。

久しぶりの野球場にはクラフトビールがあった

コヤマさんはヤクルトファンだった。
日本に野球ファンの人は結構いる。大波さんは巨人ファンだったし、実家が広島のハマさんはカープファン。大波さんは退職してしまったし、ハマさんは転職して広島に帰ってしまったけど。
かつて、コヤマさんは会社の野球担当で、年に1回は野球観戦会を催していた。まぁ、偉い人たちの意向を汲んで催すので、半分社内接待だが。
コヤマさんは西日本に異動となってしまい、その後コロナ禍になり野球観戦自体難しくなった。


コヤマさんは戻って来たが、野球好きな偉い人たちも減っていて、そして偉い人というのは年配が多い会社なので、観戦リスクも高く、国や都道府県からの要請がなくても行きたくない方々だ。
もう接待的野球観戦会はない。


でも、野球は楽しい!
わたしはルールもよく分からないが、野球場でビール飲んで、屋台巡って食べて、みんなが応援してるのを見てるのは好き。野球場が好きなのかも。


コヤマさんがある日、わたしに言った。
「野球の券があるんですよ。顧客からもらったんですけど、3人まで行けるんです。株主優待なんで、チケットと交換に行かなきゃいけないんですけどね」
「えー、連れて行ってくれるんですか?」
「私はすいさんと行こうと思ってました。あと1人は誰にします?」
「コヤマさんが決めたら?」
「私はすいさんに任せようと思ってました。タカせんせーですか?」


そんな話をしたまま日が流れ、ある日久しぶりにコヤマさんがメッセージを寄越した。
「野球22日にしますか。その日だとビールが半額なんで」
え!その日、タカさんとケイさんと保谷巡りに行く約束しちゃった。中止にすることはできるけど、どっちか1人野球に誘うのは…
「そっすかー ソルトさんに聞いてみます。ソルトさんの券があるかもしれないんで」ソルトさんと旦那さんのナリーさんはファンクラブ会員なのだ。


「ソルトさん、券あるそうです。1枚でいいんすよね?」
「他に行きそうな人も今はいないし、いいと思います」
本当に飲み仲間やイベント仲間というのがいなくなっている。たまたま異動でいなくなり、その上コロナ禍だからだ。


タカさんは「久しぶりの野球、楽しみですね」と言っていたが、野球が好きなのではなく、わたしと同じでワイワイした雰囲気の中、生ビールを飲んだりするのが好きなのだ。普段野球見たりするのか聞いたら、見ないと言っていたもの。




野球場に着くと、「クラフトビール」の文字が目に入った。今は野球場にもクラフトビールがあるのか!
タップマルシェのようだけど、種類は多い。これは飲まなきゃ!


並んで買うのは面倒ではないかとケイさんが言う。デリバリーもしてくれるようだ、と。しかし1注文いくらで料金が加算されるので、とりあえず各自持ち帰ろうということになる。
クラフトビールは提供方法が普通のビールと違い、席まで持って行くのは意外に大変だったので、デリバリーもよかったかな。


食べ物も食べ、ビールもいっぱい飲み、満足した。相変わらず野球は少ししか見てないが、マスコットのバク転も見た。
飲み過ぎて、翌日、自分が撮ったらしい写真を見てびっくり。こんな写真撮ったのか。


楽しかったな。また野球場で飲みたいな。
ごちそうさまでした。そして、コヤマさん、ありがとう!!

それからふたり飲み


夫とは長いつきあい。わたしの年齢を考えれば、そりゃそうだ。
長い年月の間には、関係性は変化した。たぶん、どこの夫婦も多かれ少なかれそうだと思う。若い頃は夫優先というか、夫の性格や嗜好に合わせることが多かった(と自分では思っている)。たとえば夕飯のおかずなど、嫌いなものを出しても食べないので、夫が好むものが多くなる。夕飯のおかずなどは分かりやすい例だが、何事につけ言えることだと思う。こういうことをすると怒る、機嫌が悪くなると分かっていることがあれば、面倒を避けてしなくなる。しかしわたしにも性格や癖があり、どうしても出てしまうから、やがて夫もそれを受け入れるようになる。お互いにすり合わせていくというか、着地点を見出していく。
時間が経つにつれ、考え方や性格や価値観にも変化があったりする。生きていれば当然のこと。自分、または相手が変わると、関係性もそれに合わせて変化する。
夫婦に限らず、どんな関係性も、そんなふうに変わっていくものだと思う。よい方に変わることもあれば、残念な方向に変わることもあるだろう。短い関係は変化しないまま終わるかもしれないが、ある程度長い関係性では当たり前のことだと思う。



長い年月を共に過ごして、お互いの役割も変わったりして、今に至る。これから先、また変わることもあるのだろうと思うが、今は夫はわたしを甘やかしてくれる。いいことなのかどうか分からない。コロナ禍の間、仕事柄外に出るわたしとほとんど出ない夫では、意識に差が生じてきて、理解し合えない時期があった。だから「理解のある夫」なのではなく、わたしについて諦めただけなのかもしれない。実際にそういう発言もあった。
お酒を飲むことについても、飲みすぎじゃないかとか言われていたが、最近は言わなくなった。それも、諦めたのかもしれない。そういうことを、わたしは「甘やかしてくれるありがたい人」と捉えて、甘えている。


わたしと同じくらい高年齢になった人が「へぇ、いいね、そんなことしてくれないよ」と言うこともある。たとえば休日、わたしにコーヒーを淹れてくれるとか。でもそれは、「夕飯担当が夫に変わったら料理法にあれこれ凝るようになった」というのの延長で、淹れ方やコーヒーとお湯量の調節などして、「今日のコーヒーはおいしかった」という感想になるべく工夫するのが楽しいだけかもしれない。
そういう、人がたまに「優しいね」と言うようなこととして、わたしの気が晴れないような時、「何か食べにいくか」と聞いたりする。しかし、わたしが行きたい飲むためのお店には、誘っても行かない。わたしも夫と一緒だと、退屈しているのではないかと気になって、早めに切り上げようと考えたりするので、飲み友と行くほうがいい。



この日は、「何かおいしいもの食べに行く?」という気遣いに応えて、じゃあわたしの好きなクリーム系の料理がおいしい店に、となった日。心身が疲れていて、日々の寝ている時間が長かった時期だ。
夫からしたら遠出になる。ありがとね。


わたしはパスタなどはクリーム系が好き。ここのクリームリゾットは絶品だと思っている。好みなのだ。ラザニアもぎゅっと詰まった濃い味わいが好き。好み。コロナ禍で外食がほとんどできなかった頃、よくテイクアウトしていて、夫も味を知っている。夫はクリーム系をあまり好まないので、ローストビーフなども一緒にテイクアウトしていた。



まずはお得な乾杯セットを2人とも注文。ドリンク2杯+前菜3品盛り合わせで1100円というもの。よくよく見たら、19時までは3杯目以降も「お代わりドリンク」として380円というお安さで飲めるという。とはいえ、何を頼むにせよお通し代はかかるので、これだけで帰っても1100円では済まない。


乾杯セットの前菜3品とお通し以外には、わたしはクリームリゾットとラザニアが食べられればいい。夫が鶏肉料理を頼んでいた。その日の料理の中から根しょうがの揚げ物を注文したら、丸のまましょうがだった。予想よりおいしく食べられた。


せっかく来たからクラフトビールも飲もう。このお店はボトルビールが豊富。生は〈カールスバーグ〉と〈プレミアムモルツ香るエール〉とタップ・マルシェらしき3種ほどのクラフトビール。この日は、〈ブルックリンディフェンダーIPA〉〈MURAKAMI SEVEN IPA〉〈常陸野ネストホワイトエール〉と小さな黒板に書かれていた。





ラザニアとクリームリゾットをシェアしたので、それなりにお腹にたまったが、まだ満腹とまではいっていない。実は帰りに締めのラーメンを食べていこうという話をしていたので、ちょうどよいからここで終わりにしよう。
締めのラーメンは、ケイさんと一緒に食べてなかなかおいしいなと思った一品。そういう男性って老若問わず多いと思うが、夫はラーメン好き。せっかく近くを通るなら食べてもらいたい。


じゃ、このお店は今日はここまで。ラーメン食べて帰ろう。
ごちそうさまでした。また来まーす。



そしてこれが、なかなかおいしいと思ったつけ麺。
さすがに満腹。ごちそうさまでした。