移り変わり――おいしいお店
自分がおいしいと思って好きだったお店、なくなって悲しい思いをすることはこれまでもあったけど。
最近悟ったのは、お店はあっても味が変わってしまうことも、あるという事実。
好きだったイタリアン&フレンチみたいなお店、かなり久しぶりに行ったら、味が濃くなってた。
しょっぱくてちょっと食べるの苦痛。
お肉料理はむしろおいしくなっていたけど、わたしが好んで注文するクリーム系がすべて同じベース(ペーストが同じっていうかね)。それがしょっぱくなってる。
濃いというだけならまだしも、塩加減が強くなると食べるのがね・・・・・・
ご飯を食べるわけでもないので、最後はかなり苦しくなった。
ここのクリーム系、グラタンもニョッキも好きだったので、悲しい。
メニューも少なくなってたし。
それから、あるカフェ。
スパイシーなチャイと、チーズトーストとピタパンピザが好きだった。
でもある日行ったら、ピタパンピザの具が変わってた。
何より悲しいことに、チャイのスパイシーさがかなり薄まってた。
ここほどスパイシーで濃いチャイはなかったので、かなり悲しい。
店のコストダウンなどの転換で、メニューが変わったり、味が変わったりすることがある。
店は同じでも、シェフが辞めて違う人になったとか、人が変わって味が変わることもある。
わたしには分からない理由で、お店はあっても好きだった料理はなくなることがある。
行けるうちに行っておかないといけないし、お店にそれほどの愛着を持ってはいけないってことかな。