それで終わり? 対策を知りたい
なんとなく何かを見てしまうってこと、ネットではよくある。
理不尽な要求を繰り返したり、やたらと自分中心・自分が一番すごいという振る舞いをする人についての解説記事みたいなのを読んでしまった。
ああ、まあね、なるほどね、わかる、そうかもね、とほぼ納得して読み進めた。
特にものすごく目新しい発見や理論や意見があったわけではないけど、「えー、違うんじゃ?」ということもなく、納得だった。
最近「自分大好き」人間が蔓延しているように思わないか?
→一因として、戦後の民主社会の平等幻想の崩壊が挙げられる。
SNSの普及で他人の生活をのぞき見ることが、さらに羨望をかきたてている
→「自分大好き人間」の5つのタイプを紹介して、分析
・自己顕示型:セレブ気取りの虚構
・自己陶酔型:あら探しという復讐
・特権意識型:特別扱いが当然
・過大評価型:自慢は過去の栄光
・無価値化型:弱者への八つ当たり
最後の結論が、「ですから、「おべっか使い」である自己愛のせいで暴走していないか、わが身を振り返るまなざしを常に持っておきたいですね。」
えっ!? それで終わり!?
自分を振り返れるような人なら、モンスターにまではならないのでは?
逆に言えば、モンスターになってしまった人は、振り返っても自分の行いに疑問なんて持たないのでは?
どちらかっていうと、自分を反省するのじゃなく、そういう人に出会ってしまったら――もっとひどいことには仕事などでどうしても一緒になる場合は、どうしたらいいかという対策を知りたかったな。
自分を振り返って反省したって、生きて行く助けにはならないもの。
「よりよく生きて行く」助けにはなるだろうけどさー。
なんとかやりすごして、トラブルなく生きて行くのが、わたしにとってはまず先決だから。
いや、まあ、多くの人にこういう気持ち(多かれ少なかれ)あるし、わたしだっていっぱい持ってる。
だから省みることは大切なんだけどさ。そういう意味での分析は、なんとか苦しい気持ちから逃れようとしてある程度してるから、新しい発見ではなかったし。
自分を振り返ってみたい方は、こちら(いつまであるか分かりませんが)
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160428-OYT8T50030.html?from=ytop_os1_txt