Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

アニバーサリーという単語(「クリミナル・マインド」Season7を見ていて)

BAUチームのガルシアが主宰する被害者の会。
みんながつらい体験を話したり、今でもやりきれない気持ちを話したりする。
 
そこに参加しているある女性は、7年前に12歳の娘を誘拐されたのだった。
ところが今度はその女性が行方不明になってしまう。
 
捜査が進む中、「この日付に何か意味があったのか」というような話になり(きっちり覚えていないけれども、たしかそんなことで)、「7年前のこの日に彼女の娘が誘拐されたのよ」とガルシアが言う。
 
このとき何気なく聞いていたら、ガルシアの本来の発言は「彼女の娘が誘拐されたアニバーサリー」という言い方をしていた。
 
 
「アニバーサリー」って、日本では記念日と捉えられていて、で、「アニバーサリー」と言う場合、あまり悪いことには使わないと思った。
結婚して2年目のアニバーサリー、とは言う。でも離婚して3回目のアニバーサリーとは言わない。
 
「アニバーサリー」というと、素敵な旅やらプレゼントやらの映像と共に、「アニバーサリーにこういうものを贈りましょうよ」と勧めるCMなどのイメージが浮かんでくる。
こういった商業戦略のためか、贈り物を贈りあって祝うような記念日にしか使わない単語のように、すりこまれてしまった。
 
でも本当は違うんだな、とにかく「その日である」という刻印みたいなものなんだな、と初めて知った。




×

非ログインユーザーとして返信する