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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023.05.19|コヤマさんが行きたい日本酒BAR② 日本酒豪遊




コヤマさんが到着した。ケイさんはまだだが、飲み始めることになった。
サービスで甘酒を出してくださった。ひと口サイズで、ふわっと甘く、気分が華やぐ。春の日本酒飲み開始にぴったり。


利き酒セットは、「二酒 880円 三酒990円」だそうだ。
それはやっぱり、三酒にするよね。


グラスが3つ置ける板のコースター。クラフトビールのビアフライトや飲み比べセットでもよく使われているね。


まずはどの3種にするか選ぶ。
選ぶと、それぞれのお酒に合うおちょこをセットしてくれる。これがすばらしい。
お酒が注がれると、カウンターの上に自分の選んだ3種の日本酒瓶を並べてくれる。これもすばらしい。ちゃんとおちょこの日本酒の並びと同じように置いてくれる。分かりやすいし、写真に撮っておけば何を飲んだか分かる。注がれた後はどれがどれだか分からない。


選んで飲み始めた頃、ケイさんも来て、利き酒セット三酒を選ぶ。


わたし:神心 神渡 流輝
コヤマさん:99 よこやま 会津中将
ケイさん:原田 流輝 (読めないマーク)


お酒のアテをいくつか注文。
本気で日本酒を味わうときは、あまり大量の料理ではなく、口直しのようなひと口ひと口を楽しむアテになることが多い。軽い締めで終われば問題ないけど、後から締めのごはんをたくさん食べてしまうと激しく太る。でも、たいてい食べてしまう。



常連さんと店主さんが話している。どうやら素晴らしくおいしいお酒があるようだ。まるでワインのような日本酒だそうだ。
ちょっとお高いけど――飲んでみたい!


ボトルの写真を見ると、『寒菊銘醸』〈Silver Lining〉と書いてある。
裏側のラベルの写真には「Silver Lining 2023」と書かれている。
丸いボトルに巻かれたラベルのすべての文章を写真では読み切れないが、「寒菊の最高スペックの酒質でお送りいたします」と結ばれている。
これは、ワイングラスのようなグラスで注いでいただいた。まさしく最高のお酒だった。


白ワインのように注がれたグラス日本酒。だが、白ワインのような黄色みはなく、美しく透き通る白い色味だった。まさにシルバーの輝き。
飲んでみると、飲みやすく、おいしく、あっという間になくなりそう。でも、おいしすぎてもったいないから、なるべく少しずつ味わう。
いいお酒だなぁ。


感動の日本酒は、結局3人とも注文し、1杯ずついただいた。
これが一番好き。


この地が久しぶりのコヤマさんは、満足したようだ。1年経つ頃にはすっかりわたしなど誘われなくなった。懐かしい思い出だなぁ。


たまにはこういう日本酒もいい。
量さえ気をつければ、翌日にも残らない。ただ、おいしいとどうしても飲み過ぎてしまう。飲み過ぎたとき、なぜかわたしにとっては、日本酒はほかのお酒より翌日効く。
また、食べ物は少しで満足できないとお会計が跳ね上がる。日本酒を飲むときは、食べるというのではなく味覚のリセットだと思えないといけないなぁ。思えても、お腹が要求してきちゃうんだよなぁ。


自分ひとりではなかなか立ち寄らないので、久しぶりに本当においしい日本酒を飲んで心地よかった。


コヤマさん、おかえりなさい。


To be continued…

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