薬を嫌う人もいるけれど、薬はやはり効果がある。

不眠のときは、有名な市販薬では『ドリエル』などがある。
その他の市販薬もある。
病院で処方してもらえる薬のような効果はないが、それは安心だということでもある。
風邪やアレルギーなどの薬にも入っている眠くなる成分を使用。
即効性や絶対の効果は期待できないかもしれないけれど、体への影響が少なく安心できる。
入眠剤というより、眠りの質を高める薬と捉えたらいいのかも。

抗不安薬・精神安定剤は、市販で買うことは難しい。
通販の広告はネット上に出てきたりして見るけれど、それがどういった経緯で手に入れられるのか、やってみたことがないので分からない。本当に買えるのかな。
強い薬ではあるので、そういった手段で買ってみようと思ったことはない。
でも、そういう薬は役に立つと思う。身内が病気のことで大きな不安を抱えていたとき、医師は不安薬を処方してくれた。それはやはり、飲むと効くと言っていた。
もう長くないかも、死んでしまうかも、という病気から来る不安は、どうしようもない。だってそうなんだもの。体は正直に痛みや苦しみを伝えてくるし、悪化していることが分かってしまう。どうにもしようのない不安で夜眠れないほうが体に障る。だから「不安がひどいときに飲むように」と薬を処方してくれる。
友人は、身内の方の病気を心配して不安になるあまり、眠れなかったり、いろいろあった。メンタルクリニックで不安に効く薬を処方してもらったら、やはり飲むと効くと言っていたことがあった。
病院に相談して、処方してもらえるなら、そういう薬を使うこともいいと思う。
医師から薬を使わない方法で対処しようと言われれば、自分の状態はまだコントロールできる範囲なのだな、と気づくこともできる。

そこまでではないけれど、やっぱり気持ちがコントロールできない、というときは漢方薬なら市販薬がある。
時間はかかるだろうし、劇的な効果を得るのは難しいだろうけど。
イライラとか、不安とか、症状別の薬がある。
セントジョンズワートなどのハーブを使った薬もよくある。

わたしは頭痛のときはすぐに薬を飲んでしまう。
そういうのって、気持ちの問題のときもあってもいいと思う。