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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

試験終わったので、通信教育についてだらっと

以下は途中まで何日か前に書いた。
でも試験の日が近づいてきて、どうにもならなくなり、放棄してた。
放棄できるなんて、わたしもおとなになったというか…
試験が今日終わったので、続きを書こうと思う。



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通信教育について、あまりまとめようと思わず、思い出すまま語りたい。


勉強するっていうことについて、かなりよく考えられている大学で、効率よくやっていけるけどそれほど手が抜けない。資格試験を受けたい人が主に受けるし、そうなると合格率が高いことが大学も重要だから、楽に単位が取れるようにはできてない。


と、やってみて分かった。


でもそんな膨大な勉強はできないし… ってとこをうまくバランスとって課題が出されてる。


科目は次の3つの分類になっている。
・スクーリング + レポート + 試験
・レポート + 試験
・スクーリングのみ


多い順に挙げた。
6割か7割がスクーリング + レポート + 試験の科目、残りがレポート + 試験で、スクーリングのみはわたしが取らなければならないものの中にはひとつしかない。


スクーリングは主に土日2日間。ときどき平日のもあるけど、8割9割は土日。1日当たり9時間半程度の拘束時間で、その中で途中に休憩や昼休みがある。2日出るとハード。
講師にもよるけど、ほとんどの講師は、通信生に対しては、レポート内容と試験課題内容をやってくれる。


スクーリングでは、講義を聞くというより、いろいろやるって感じ。
グループで議論したり、演習科目は他の人と組んでロールプレイをしたり、講師によってビデオを見せる人もいるし、国家試験過去問題などをやらせる人もいるし、班を作ってフィールドワークに行くこともあったし、班ごとに発表をすることもあった。
スクーリングはこういうグループでやるということが重視されていて、講師もそれを必ず入れないといけないようだ。苦しまぎれというか、科目によってはそれほど討論することもないような…ってのもあるし、そんなことしてたらこの膨大な範囲終わらないよ、この科目端から端まで大切なんだよ?という科目もある。なので、「テキストのこの部分を読みます。では段落ごとに順番にAさんから」と、テキストを音読させることをグループ作業にしているものもある。


こういうことをしつつも、レポート課題について、そして試験課題についての内容はなるべく抑えてくれる。


レポートと試験は対になっている。
レポートを提出する イコール 試験の申込
レポートを提出すると、もれなく翌月の試験に申し込んだことになり、会場や試験番号を書いた紙が郵送されてくる。
試験だけということはなく、レポートだけということもなく、レポート科目はもれなく試験がある仕組み。


だから本当は、こうなる。
・スクーリング + レポート&試験
・レポート&試験
・スクーリングのみ


試験課題はあらかじめ教えてもらっている。
一年間の「この科目の試験課題はこれ」というのが書かれたシラバスが送られてくるのだ。


試験課題は1科目につき6つ設題がある。
当日、どれが出るかわからない。


たとえばである。
医学概論だったとする。
1.消化器系について、主な機能と疾患を述べなさい。
2.脳について、主な機能と疾患を述べなさい。
3.骨について、主な機能と疾患を述べなさい。
4.呼吸器系について、主な機能と疾患を述べなさい。
5.認知症について、症状と治療法を述べなさい。
6.健康に関する施策を述べなさい。


問題はわかっているので、当日までにこの6つの内容について覚えておけばいいのである。
テキストを読んでも覚えられないわたしは、メモを作る。
で、下書きをしてみる。小論文形式なのだ。だから規定の1000~1200文字で作成してみる。
これを丸暗記するという人もいるのだが、わたしの頭は老化も始まっているので、そんなの無理。
メモと小論文下書きを読んで勉強しておいて、その場になったら記憶から出てきた事柄を書く。


問題がわかっているからありがたいと最初は思ったが、6つものことについてまとめるって、かなり手間がかかる。


これ以外にレポートを書くわけである。
たとえばそれが、「人体の構造について、全般的に述べなさい」だったとする。


レポート+6題の勉強をしたら、本1冊分くらいになってしまうではないか。


最初は「勉強するぞ!」と意気込んでいたとしても、挫折しないように「完璧に勉強できなくても、とにかく試験を受ける」「試験を受けるためにとにかくレポートを提出する」「とにかくその月に出せる最大数(4つ)のレポートを出し、翌月その4つの試験を受ける」と自分に枷を作る。
「テキトーでもいい! とにかく提出するんだ!!」と、なにしろとにかく単位を取ることだけを目指すようになる。


ところが、適当とはいえ、6つもの内容をそれなりに見るとなると、気づいたらそこそこ勉強しているわけだ。
だって小論文なんだもの。選択肢から選ぶわけでもないんだもの。何も知らなかったらどうしようもない。メモにまとめられなくても、せめてテキストの必要箇所を読むくらいする。ところが6課題分となると、必要箇所はかなり多いことになる。


気づいたらけっこう勉強しているのである。



ちなみに、わたしはいくつめかのスクーリングの講師に言われたことを実践している。
「似たような科目を同時に受けるとよい」である。


たとえば。
ソーシャルワークIIに「グループワークを活用する援助技術について、効果や留意点を述べよ」という課題があったとする。
ソーシャルワーク演習Vに「グループワーク援助の過程や効果を述べよ。また留意点についても明らかにすること」という課題があったりする。
この2つを同時に受けるとしたら、めちゃくちゃやりやすいではないか。


逆に、心理学概論と社会保障論などを同時に受けるなんて、愚の骨頂ということになる。
心理学
1.心理学における発達過程
2.臨床心理学とは
3.認知療法、行動療法について
4.心理学テストについて
5.精神分析とは
6.心理学の代表的理論について
社会保障論
1.国民皆保険制度について
2.年金制度について
3.雇用に関する保障
4.現代社会の社会保障における課題
5.少子高齢社会の問題点
6.世界の医療保険制度の概要


まったく重なるところがない。


でもこれは、わたしなりにルールを変更している。
・スクーリング優先主義
 スクーリングを受けた科目は、最短のレポート締切日にレポートを提出し、最短で試験を受ける
 ※似たような科目でなくてもスクーリングに合わせることを優先する
  (ポイントを教えてもらったあとすぐレポート→試験にすると効率がいいから)


・似たような科目を同時に学習(レポート&試験)する



わたしは編入が認められて、3年次からやっている。今年から始めて、今年3年生。
1年生からやってきて、今年3年生という人とスクーリングが一緒になることがよくあって、いつもすごいと思ってる。
だってもう挫折しそうなのを、「あとこれだけだから!」と一気に終わらせようと頑張ることで保っている。
コンスタントにやり続けている人は尊敬する。自分は絶対できないだろうと分かっているから。


申込時期が1期~3期まであったが、わたしは最後の3期にギリギリ入学申し込みをしたので、学習開始が遅かった。早く申し込んだ人は、早い時期の説明会に行き、早い時期からテキストが配本され、早い時期からスクーリングの申込やレポート提出ができる。
わたしが受けたもっとも早いスクーリングは、5月申込締切の7月のスクーリングだった。
初めての試験は8月に1科目だけ受けた。(スクーリングを受けたのが1科目だけだったし、レポートのみ科目は結局うまく学習できなかった。)


そこから加速して、「とにかく1ヶ月に提出できる最大数のレポートを提出」「ということは、すなわち翌月、1ヶ月に受けられる最大数の科目試験を受験」で進めてきた。4科目ずつということになる。
レポートは、2単位の科目は1つ、4単位の科目は2つ課題がある。似たような内容だからと4単位の科目のレポートを3つ提出したときは、とても疲れた。最後の1つが2単位だったので、7本のレポートを書いた。自分でも信じられないと思った。
レポート締切と試験日は割と近くて、いつも重なってひぃひぃ言うことになる。終わると疲れて何もしなくて、1週間10日とだらだらすると、もう次のレポートが!試験が!!と、ひぃひぃ言うことになる。


それでも着々と4つずつ、リストが消えていくのはいい。
それも先が見えるからだ。3年もこんなこと続けている人たちは、すごい。


わたしは編入生だから、年間取得単位数の制限がないらしい。
しかし1年からの人たちは、年間50単位までと決まっているので、本当にコンスタントにやらなくてはならない。
まあ、年の半分グァーッとやって、あとの半分は仕事なりその他なりの生活に集中することもできるけど。


たとえリストが減っていっても、コンスタントに何年もなんて無理だ。
わたしの予定では、9割以上を7月から7月で終わらせられる。今かなり気持ち的には失速しているので、これが限界だと思う。


7月には試験も終わることになり、では何をするかって?
実習なのだ。


実習をしないと国家試験の受験資格が得られない(わたしは実務経験がないから)。
実習をするには5月までに必須科目をすべて終わらせておく必要がある。
必須でなくてもスクーリングのある科目はとれるときにとっているし、スクーリングのない時期にレポート&試験科目を進めて、とにかくひと月に最大数の4科目ずつ進めている。必須以外の科目もかなり終わることになる。
7月の試験のあとは、実習と実習前・後の指導以外は、残るの科目は2つだけとなるはず。


終わったら、国家試験の勉強をしながら、実習先をなんとか見つけて、できれば実習に行きたい。
国家試験の勉強をするのなら、7月に終わっているのは大変都合がいい。


あとは――実習なのだ。


実習は、仕事をしながらのわたしには厳しい。
まるまる6週間7週間も休めない。絶対無理。
12日と16日に分けることができるかもしれない → でもそれって、まるまる2週間と、まるまる3週間だ。かなり無理。
曜日で実習ができるところも頑張れば見つかるかも → でもそうすると実習期間が長くなる。週に3日も4日も休むのを2ヶ月3ヶ月と続けるのは……かなり無理。


実習、できるかどうか――


でも仕事は辞めたくないのだ。好きだから。
この仕事に役立てたいのだ。


そうすると、「それなら職場も理解してくれるんじゃない?」と言われるのだが――理解されないことは分かってる。
非正規雇用のわたしは「勉強しなくていい」のだそうだ。すべては「知識や経験を得ることや、判断や援助を考えることなどは正規雇用がするから、あなたたちは安心して任せて、ただ指示通りに忠実に仕事をすればいいんです」ということなのだ。
指示通りしないというわけじゃないんだけど、ただ、対象者に対して失敗する確率を減らすために知識がほしいのだ。……でも要らないし、そんなことをしようと思う人は、困った人なのだ。立場をわきまえていないから。そのために仕事を休むなんて、もってのほかなのだ。
だから言わずに資格だけ取りたいんだよなー。


でもここまで頑張ったので、形がほしい。
最初は「知識だけでもいい」「勉強するだけでもいい」と思ったけど、やっぱり形がほしい。


誰か、わたしの事情でも行ける実習先を知らないかなぁ。
でも非正規雇用のわたしには外との人脈はない。


今はとにかく、実習のことを心配するのはやめて、単位を取り続けていくことだ。
なんとかなることを期待して。



さて、そろそろ、終わりにしよう。

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