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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

「看護のための精神医学」

看護のための精神医学 第2版
看護のための精神医学 第2版
医学書院



これも分かりやすい本だった。

「看護のための」とあるためか、本の中でも専門用語が多すぎるものは参照しなかったとあった。
平易な言葉で書かれているので、分かりやすかった。

まんなかは分裂病系と躁うつ系の病気についての説明で、そこは精神病や精神障害の人と関わりを持つことがない場合は流し読みでいいかも。
分裂病とは統合失調症ということだと思う。この部分は、「統合失調症を語る」「こんなとき私はどうしてきたか?」で述べられていることと、それほど違わない。
他の系統の病気については、この分かりやすい文章で読めるのはありがたかった。

最初の前置きみたいな部分と、後ろの付録のところに、一般の生活でも肝に銘じておくとよさそうなことがあった。
それも整理され、分かりやすく書かれていて、とてもよかった。

買うのは大変なので、専門職や関わりのある人でなければ、図書館にあれば借りるのがいいかもしれない。


わたしが利用する図書館では、この本と「こんなとき私はどうしてきたか?」はあった。
一番一般の人に分かりやすい「統合失調症をたどる」はなかったのが、残念だ。



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