2024.02.03-02.06|再会の旅⑤ WCB、そして黒いビール


今日のテーマは、『West Coast Brewing』のビール。そこからの黒いビール。ラストはまた『Bottle Logic』、昨日はスタウトだったので今日はバーレイワイン。
【Opener】
本格的すぎて前座というビールではないが、WCBに行く前にその他のビール
DIERRA NEVADA:DANK LITTLE THING IPA
Y.Market Brewing:ν LUPULIN NECTAR
HERETIC:Evil Cousin
BURNT MILL:GET THE JADE
【West Coast Brewing】
FULL HOP ALCHEMIST v.31
FULL HOP ALCHEMIST v.32
FULL HOP ALCHEMIST v.33
TDHSSR 2024 First Sunrise Edition(辰)
UCHU BREWING:DARK MATTER IPA
【黒いビール】
Oude Northwest:Gristle(Bourbon Barrel Aged Imperial Stout Aged 18 Months)
Oude Northwest:Starcleaners(Imperial Double Stout)
Heletic:CHOCOLATE HAZELNUTS PORTER
West Coast Brewing:gateway
【Bottle Logic】
Resonant Frequency(Barley Wine)
今回も、飲み切れないものは潔く流した。
シキさんは簡単にそれができるようだった。意思が強い人だからだ。
わたしは意思が弱い。その上、自分で買っている。どういうシチュエーションで、いくらで買ったか覚えているので、仕方ないことだと分かっていて納得もしているが、少しは辛い。
〈DANK LITTLE THING IPA〉は、品川で見つけて家まで持って帰った。それをまたここまで持ってきた。ただただゆっくりする旅に出て、帰りに夫に「ここまで来たらちょっとアンテナアメリカに寄りたい」と言って寄った。そして、「あ! ソーシャルメディアで見ていたダンクリトルシングがある!!」と自分とビアパートナー分とタカさん分を買い込んだ。持ってあげるよという夫に、夫と共有しないビールを持たせるのは悪いと思って自分で持った。
〈ルプリンネクター〉と〈ニュー ルプリンネクター〉は近所の酒屋で買ったけど、2種類をシキさん分とタカさん分、ストックし続けたので冷蔵庫を圧迫した。
〈Evil Cousin〉はシキさんとの思い出のビール。「IBU100というのを見つけました!」とビール研究会で共有した。IBUは国際苦み単位、だからかなり苦いってことだ。でも飲んだら、え、100ってこんなもの?と思うくらい、バランスよく調整されていて、おいしくて大好きなビール。
IBU100を飲んだのはあれが初めてだったよね、お互い。わたしは、BrewdogのIBU200、Jackhammer IPAも飲み、やはり好みでおいしくて、自分は苦味が好きなのだと自覚した。そしてそれも、シキさんと共有したよね。
WCBのFull Hop Alchemistは、わたしは結局、31が一番好きなの。(Ratingは31が5.00、32が4.25、33が3.75)
私は33がよかったね。とシキさん。(シキさんのRatingは、31が4.50、32が4.25、33が4.75)
楽しいけど、反面ちょっと悲しいのは、ファーストインプレッションを共有できなかったこと。そういう関係性になっているのだということ。
クラフトビールの味は、(素人のわたしには)状況や体調など、いろいろなものに左右される。同じ状況で飲めなかったことが、Ratingの差にもつながっていると気づいて寂しさを感じた。〈ビール研究会〉をしていた頃だったら、どれが一番好きかというのは同じだったと思う。ただ、点がちょっと違うだけ。
同じ時空間に生きていないということを実感した。少し寂しかった。また、以前は一緒に飲まなかったとしても、片方だけが飲んでいるビールはほとんどなかった。でも今は、わたしとシキさんとの間に、未共有の数多くのビールがある。それが、わたしとシキさんの評価の違いに反映されていくのだということ。「あの時のあのビールと比べたらなぁ」という判断基準が入ってしまうが、そのビールをシキさんは知らない。
もうひとつ、変わってしまったところ。
シキさんは、飲む順番を決める時、スタイルを重視するが、わたしは最近そうでもなくなってきた。
特にダークエールやバーレイワインなどは、同じスタイルでも驚くほど幅がある。そのため、スタイルとブルワリーを考慮して決めることが多くなった。それが今回は表れた。
わたしだったら、『Heletic』のスタウトは後に残さない。
このことは反省している。ビアパートナーとしてのシキさんを崇敬するあまり、意見をさしはさまなかった。でもはさむべきだった。『Oude Northwest』のうち1つは飲んでいたのだから。
自分の感性を信じて、Heleticは先にしようと進言すべきだった。
楽しかった。でも、これがクラフトビールとの別れかとも思った。盟友シキさんがいなくては、何のクラフトビールだろう。
最後はResonant Frequency、シキさんが「ブルーベリーみたいな味がする?」と言ってくれて、わたしは初めて気づいた。そうかも。これ、あるうちに行こうと思って、3回くらいは高田馬場ビール食堂で飲んだのに、今まで気づかなかった。
やっぱりシキさんがいないとダメだ。と、ちょっと嬉しい気持ちで思う。
一方で、ちょっと微妙な思いもあった。干しレーズンは嫌いなシキさん、バーレイワインのような熟成されたビールに香るブルーベリーはあまり好きではなかったかも。うーん、ごめんなさい。とも思う。自分は全然気にならなかったし、たぶんそこが好きくらいの感じだったと思う。
こういうことも、最初の1杯を共有できる環境だったらスムーズだったのにね。
もう出なくちゃ。楽しい時間はあっという間。
またね。「また」が現実になりますように。
To be continued…