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Status Message:主に周回遅れのビール日記(順不同)+ 日々の日記的なこと

Phase06 End|Time to Say Goodbye:夢に別れを

すいちゃん


【自分のしたい仕事という夢】
4月末、“いつメン”グループで行った奥多摩リベンジドライブで、前回行けなかった武蔵御嶽神社に詣でることができた。そこで引いたおみくじが凶だった。祖先の祟りかと思うほどのうまくいかない状況、次々に嫌なことが起こる状況に見舞われるという。
実際、そのようなことがあり、そこからどんどん最悪なことが立て続けにわたしを見舞う(ように感じた)。
おみくじでは「環境を変える努力をするとよい」と書いてあったので、転職を考えた。おみくじを引いてからの一番の最悪なことは職場で起こったし、プライベートでの前年から続く悪いことは職場に絡んでいる。
以前にも転職は考えたことがある。「良いと思う仕事があったら応募してみよう」くらいの気持ちで、求人情報は定期的にチェックしてきた。しかし、今回は違う。凶のおみくじは、真剣に考えてみようと思うきっかけになった。
おみくじを引いた後、いいなと思う仕事内容の求人があり、応募してみたら面接にも行くことができ、内定にも至った。そのことがあったから、最悪のことが起こったとき、これは天の声なのかもしれないと思った。


おみくじを引いてから8ヶ月ほど。12月も半分を過ぎた。
ハローワークの求人はインターネットサービスで毎日見た。しかし、なかなか望む職種の求人がなかった。やがて転職サイトにも登録して、毎日確認するようになった。11月からはもっと大手の転職サイトに登録し、毎日届く10通20通の仕事紹介メールに目を通した。


それで知ったこと。わたしが望んでいた職種は、わたしが望む業務内容ではないということ。
ずっと以前に、資格を取得した後でその資格関係の研修やセミナーをよく受けていた。その頃行ったフォーラムで、わたしはその資格が活かせる新たな領域があるのだと思った。そのときはあったと思うが、時代が変わり、新たな領域も変わったのだと悟った。新たな領域は、わたしが「こういう方向に広がっていくんだ~」と考えたようには広がらなかった。「あ、そっちに特化していったのね」ということを、求人情報をいくつも見て悟ることになったのだ。
もともとその分野の求人をハローワークで探すのは大変だった。なかなか出ない。だから悟るまでに時間がかかってしまった。


わたしが夢見た仕事は、いつのまにかなくなっていたのだと知る。そうか。そういうことになっていたのか……



【自分の価値という夢】
わたしが転職しようとしても、これまでの経歴を考えれば、今よりも高いところは望めないだろう。そう思っていたけれど、「こういうところで長く働いていることを売りにすれば、それなりにいい転職先があると思うけど」と言ってくれる人もいるし、「あなたは資格を持ってるから」と言ってくれる人もいるので、いつのまにか自分もそういう気持ちになっていたのだと思う。
確かに、転職するとなってわたしが武器にできるのは、その2つだと考えた。今の職場で長くひとつの分野に携わったということと、3つほどの資格だ。特に資格1を一番に考えようと思った。


最初に登録した転職サイトでは、4社か5社応募した。
もちろん、今より上を目指す。とはいえ、自分の「今」より何かが少し下がってもいい、新しい領域で新たなチャレンジができるなら。
自分の「今」より少し上――たとえば業務内容が今以上にやりがいがあるとか、今以上を求められるとか(しかし年収が今より低い)。または、年収が今より高い(しかし休暇日数などその他は低い事柄が多い)とか。そういう自分の「今」より少し上を目指す仕事はお断りメールが届いた。
自分の「今」より少し下だが、夢見た新たな領域に行けるという仕事も応募したが、それもまたお断りメールが届いた。


次に登録した転職サイトでは、確かに評判通りたくさんの求人があった。
たくさんありすぎて、検討は毎日大変だった。毎日多くの求人に目を通しているうちに、自分の気持ちに変化があった。


「こういう領域で仕事をしてみたい」と思っていたが、そういう領域の業務は想像していたものとは全然違った。わたしの仕事に対する夢は消えた。
しかし、転職サイトのAIがマッチしていると考えて機械的に送ってくる求人を見ているうちに、こういう領域もいいかも、ああいう領域もいいかも、と思う分野が2つ増えた。まったく経験がないわけではないとか、そういう業務自体はしたことがなくてもそこで扱う物事についての経験や知識があるといったことで「応募できるかも?」と夢を見た。
想像と違ったと思う領域だけでなく、そういうところに応募してみよう。


「これをしてみたい」と思う仕事に14社応募依頼をしたが、すべて不採用の通知が来た。
5社くらいの不採用メールで薄々思い始めていたが、10社ほどの不採用メールを受け取る頃には悲しい結論に達していた。登録したとき、「まずはご自分の市場価値を試算してみませんか?」というページがあった。それを思い出し、「ああ、わたしの市場価値はかなり低かったんだな」という結論に至ったわけだ。


年齢が高い求職者には、管理職経験やリーダー経験、ピンポイントにその業務の深い経験があることや業務実績などが求められる。わたしには、そういうものはない。
年齢を無視したとしても、わたしの経験は大したものではない。どこにいたかだけでなく、そこで何をしたかが問われるとすると、わたしの職業人生では成し遂げたことが少なすぎるようだ。


人に話したら、優しい人は「アピールがうまくいかなかったんじゃない?」「職歴書とかを見直してみたら?」と言ってくれるだろう。それもある。けど、決定的にわたしの市場価値は低かったのだ。もしくは、今の職場がわたしの市場価値以上の待遇をくれているのだ(だから「今と同等」「できればそれ以上」を求めると全滅する)。


知りたくなかった。
この先嫌なことがあっても「辞めてやる」「転職先を探そう」と考えてストレスを逃がすのはできなくなった。いられるだけこの職にしがみつかなきゃいけないんだ、どこもわたしをこれ以上の待遇で雇ってくれることはないんだから、と自分を戒め続けなければならないんだ。
でも、知らなかったら、おばあさんになっても夢みたいなことを言う人になっていたのだから、遅まきながらだけど今知ってよかったんだ。


でもこのまま今の職場に居続けるとしたら、最悪だろうな。
今度は「幻想」がない。「辞めよう」という幻想。「自分にもできる仕事がある」と思う幻想。「自分がもっと活躍できるフィールドがどこかにある」という幻想。


自分の価値を思い知らされるという、ちょっとつらいTime to Say Goodbye。
自分の夢(妄想? 幻想?)との、ちょっと悲しいTime to Say Goodbye。
2023年の12月。



【後日談】
これを書いている今、悩んでいる。
Stage04の終わりに、職場で自分の「処遇」というやつを変えられるかもしれない制度ができた。チャレンジしてみようと思った。正社員を目指してみよう。採用されるかどうか分からないけれど。


採用試験を受ける前に、取得しておかなければならない資格がある。この資格が、今までは簡単に受験できなかったのだ。資格がないから採用募集に応募できず、取得しようと思っても取得の道が限定されていて取りようがなかった。
まず資格、次に採用試験と面接。
できるだろうか。でも、やるだけやってみよう。
まずは夏の研修に応募し、受けられることになった。この研修を受けてから、半年後くらいに資格試験となるのだ。


一方で、転職応募していた求人先から内定をもらった。大変ゆっくりの進み方で、応募から合否の連絡まで半年以上かかった。
このままでは決まらないと焦って、多少遠くても、休日が少なくても、とにかく応募しようと思った求人だ。同時期に応募した求人はとっくに最終面接まで終わって不採用となっている。


え、今?
しかも、提示された年収が高かった。
(職場の若者の給与がそれよりも少し高いと分かり、正社員というのはそういうものなのかとつくづく思ったが。)


就業条件、業務内容(やりがい)、通勤時間、その他のすべてが今の職場の方が良いように思う。しかし、新たな会社は自分を買ってくれた。わたしにこの額を提示するほどの価値を見てくれた。
転職においては、相手が求めるものと自分が提供できるもののマッチング。たまたまこの会社だけが、わたしが提供できるわずかな価値でもいいから欲しいという状況だったのだろう。


自分はどちらに進むべきだろう。
どちらに進んでも、人生はTo be continued… まだEndはもう少し先。
逆に、もし明日予期せぬEndが訪れるなら、どちらに進んでもEnd.
どちらがいいか決めきることはできないのだろうな。


2023年度をほぼまとめ終える頃の出来事。2024年5月末。


Stage04 End.

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