エビスバーは、プレミアムフライデーにビール半額のイベントをしていた。
プレミアムフライデー？？　そんなもの、あったね、そういえば！

始まったときは、人によっては「会社が強制的にプレミアムフライデーは２時間早く帰させる（お給料はもちろん減る）」とか言ってたけど、今もあるの？？って感じ。

ここでプレミアムフライデーの話を聞いて、久しぶりにそういうものがあったことを思い出したよ。

でもプレミアムフライデーの半額は、ハッピーアワーとして18時まで。
えっ！ ここに来るのが最高早くて17時40分なのに、難しいな！
それにこの店、17時を回るとどんどん混む。
半額だったら人が待っていて、待ってる間にハッピーアワーは終わってしまうな。

どうしたかというと、1時間早退した。
正直、そのくらいしないと、心がもたなかった。
疲れちゃって。

来られるなら、くらいに声をかけてみた人が2人。
でもさすがに「ちょっと難しいですね」と1人は言った。そうだね。来たとしてもあっという間に終わっちゃうしね。そしてこの人は通勤でここを通らない。わざわざ来ることになるからね。
もう1人は、通勤で通るので、間に合えば行くと。

だから上の写真の2杯は、わたしが早く着いて待ってる間に飲んだもの。

へー、牡蠣の季節かー、と眺めながらぼんやり待つ。（まだ11月くらいの話）

待ち人が来て、1杯目。
待ち人は「牡蠣が好きだから」と言って、牡蠣を食べる。
じゃ、わたしも。

なるほど、牡蠣は3種類の調理法か。

10分でなんとか2杯目までたどり着く。

あとはもう半額でないので、この1杯をゆっくり飲んだら、今日は終わり。
こうしてつきあってくれる人がいて、飲めるって、いいなぁ。

人の好意が嬉しい季節――
考えてみたら、このときも『冬の時代』だったな。既に。
ずっと『冬』なんだな。きっとわたし。

おいしく飲んで、楽しく話して、気分よく帰ることができた。
ありがたい。