Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

Petit memo:人生のライトモチーフ

連休中用に、去年の秋から冬にかけて学んだことの中で、個人的に好きだったことをメモしていこうと思う。
画像は無関係。



マーク・サビカスは、こんなふうに言ってるのだそうだ。
「解釈や人との関わりのプロセスはキャリアストーリーの中で語られ、そこにライフテーマが見える」だから、個人が職業行動に意味や方向性を与える解釈や人との関わりのプロセスに注目するのだと。


キャリアストーリーとは、個人が直面した課題や職業上の転機を語ったもの。その中で、それぞれの人が何を感じどのような行動をとるのか、意味づけが含まれたもの。


キャリアストーリーの中でこれがキーとなるものかな、というのをつなげていくと、ライフテーマが見えてくる。その人がどんなことを大切にしているのか、それがライフテーマになる。


適当な例を挙げるのは難しそうだけど、テキトーな例で考えてみる。
→あなたのこれまでのお仕事について教えてください
・今の仕事は、そもそもA社で働いて身に着けたものなんです。A社は、社会人になってから学び直しのために通った専門学校の先生から紹介してもらったところです。これこれこういう先生で、私のことも気にかけてくれて、今でもときどき会う大切な人なんです。
・A社での仕事をパートとしてずっと続けていたのですが、あるときA社の事務員さんが、私の雇用形態を心配してくれて、こういう制度が会社にあるから利用したらって教えてくれたんです。それで契約社員になりました。事務員さんは本当によくしてくれて、この方の後押しがなかったら、私はこの会社を辞めていたかもしれません。こういう人と出会えたということは、本当にありがたいです。
・事務員さんは、親しかった上司に私のことを話してくれたんですが、その上司も私を育ててくれまして、おかげで仕事もいろいろ任せてもらうようになりました。あるときその上司が新規事業を自分ですることになり、私を誘ってくださって、私はB社に移りました。
・B社では外部との関わりも多く、いろいろな方と知り合いになりました。中でもある方がよくしてくださって、今その方から自分の会社に移ってこないかという話をいただいてます。それでどうしたらいいかと思って迷っているんです。


この人は、人とのつながりや関係を大切にしているのかな、と浮かんでくる。
課題や転機に向かうとき、いつも人との関係が出てくるから。
それがこの人のライフテーマなんだな、と分かる。


単純な例でうまく伝わってないとは思うけど、簡単にいうとこうしてライフテーマを見つけるということらしい。


これをカウンセリングとかセラピーとかコンサルティングとして、カウンセラーとかセラピストとかコンサルタントがする。
とにかく語ってもらうのがナラティブアプローチ。そこに意味づけをしていく。


わたしの人生にも、こういうものがあると思う。
客観的に俯瞰してみることができれば、自分で自分を考えても、ある程度分かるかもしれない。

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