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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

大学卒業資格がほしい

取得したかった資格の受験資格は、サイトに図式化されていた。


一般の四年制大学を卒業している → 1年以上の養成コース → 受験


11通りの道があったけれど、普通の人だったらこれが一番いい。
わたしの場合は四年制大学卒業ではないので、ベストは――


相談援助実務4年 → 1年以上の養成コース → 受験


でもそういう施設であっても、従事していた業務が「相談援助実務」かどうかが問題で、違うのだ。
相談援助を当然少しはすることになるとしても、それを主たる業務として行う部署だったかとか、厳しい規定があった。
ただこれは、その施設の長たる人が「この人はそういう業務に携わってきた」という印鑑を押してくれればいいので、長たる人にもよるのかもしれない。でも普通に考えて、長たる人は危ない橋は渡らないよね。


念のため、1年以上の養成コースを運営している専門学校などを調べて、説明会にも行ってみた。
でもやはりダメっぽい。


そこで、結論としては、これを採択するしかないと思った。


福祉系大学4年(指定科目履修) → 受験


福祉系大学を出ていても、受験に必要な科目をすべて履修していない場合は、短い養成コースを経ることになる。


福祉系大学4年(基礎科目履修) → 6ヶ月以上の養成コース → 受験






この決断に至るまでには、やはり葛藤はあった。
今さら大学卒業資格を取得してまで資格を取るべきか――
この年で3年も4年もかけて勉強するのか――


だけど思えば、これまでにやりたいと思ったことの多くが、大学卒業資格がないためにできなかった。福祉系ではほぼすべてといっていい。


何年も前に、ジョブコーチの仕事に興味を持ったことがあった。
その当時の仕事を辞めたいわけではなかった。ただ、仕事をする上でもそういう知識が役立つと思うし、いつかクビを切られたときにはジョブコーチという選択肢があるのはいいと思った。


ジョブコーチというのは、障害者が働く際に、企業と働く当の障害者、また関係者などの調整役をする仕事。
企業の上司や同僚が障害について専門的知識を持てというのは無理だし、家族でも障害についての知識や理解が充分にあるとは限らない。お互いの要望や、できるできないを専門的知識を持って双方と話し合って調整していく。


これは研修をしているところが複数あって、「資格」という感じではなかった。
都道府県や行政法人などがやっている研修では、学歴が問われていないものがあったけど、その仕事に就業することが前提だったので無理だった。
受けられそうな研修は、大卒の学歴が必要だった。


これはどうだろう?と思うものの多くは、大卒資格が必要だ。


何をするのでも、大卒資格はやはりあったほうがいいんだよな。
――とこんな年になって思っても、今さら取得しても役に立つかどうか。


それでも「資格を取るなら、ついでに大卒資格が取れるというのもいいか」と考えることはできた。
ついでにって、試験に合格しなければ資格は取れない。ついでというか、それしか得られない可能性もある。


後になればなるほど「意味はあるのか?」は大きくなってくるし、今ですら意味がなさそうな年なので、一念発起は大切だ。いい機会じゃないか。


だからまず大卒資格を取るところから始めることにした。


これが若いときだったら、将来的に心理系に進むときにこのほうがいいから、とか、認定心理士の資格が取れるから、とかで、心理学部を選んだと思うけど、わたしはもう若くない。
少し考えたけど、心理学部で資格取得を目指したら、「資格のために必要な特別な科目」が増えてしまって、その分お金がかかる。(資格取得のために特別に必要な科目は、1科目につきいくらの履修料金がかかる。福祉学部にしておくと、「特別に」必要なものはぐっと減るっぽい。)


若くないので、手堅く福祉学部を選択。


若いときだったら、いろいろな学習をするのが楽しかったろうけど、わたしはもう若くない。
とにかく目的の資格を取ることを最優先にするために、福祉学部の中でもさらに、そのものずばりのコースを選んだ。


受験に必要な項目の中に、実習がある。
仕事を長く休まなければならないので、もしかしたら受験資格を取れないかもしれない。
でもそれでも、大卒の資格は得られるので、悪くない。


大~~~~~昔に挫折した通信教育って、1つは大学だった。
中退してしまったので、卒業したかったけれど、通信てやっぱり大変だった。


今度も大きな決断ではあるけれど、専門学校の説明会に行ったのがよかった。
その専門学校に通うことはなかったけれど、最新の通信教育事情というのが分かったからだ。
社会にゆとりがあって、趣味の一環として通信制の大学でまた学ぼうという人たちが多くいた頃とは違うようだ。システマチックになっている。
なるほど、途中で挫折させないやり方って、こういうふうなものかと感心した。


それを自分に適用していこうと思った。
それは来週かな。もう長くなってしまったから・・・・・・


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