Bittersweet Maybe

ただの日記を予定しています。金曜更新のつもりでいます。それ以外の曜日に小さな日記を書くこともあります。

心がまえ(シリーズ:仕事)

職場のことをつらつら考えながら、朝のホームで電車を待っていた。

ぼんやりあれやこれやを想起しているときって、連想ゲームみたいなもの。
筋道たててここに再現することはできない。

ふらふら連想が展開していき、「カトレアさんはあのときも、ワタクシはあんなときはこのようにしているんです、と力説してたな」と浮かんだ。
別にわたしにとってはどうでもいい話。
カトレアさんもやり方をわたしに教えてくれようというのではなく、「ワタクシはこういうポリシーを持ってこんなやり方をしているから、あの人みたいなあんなトラブルは起こり得ない」と、自分の素晴らしさをアピールしていただけだ。

カトレアさんはいつも自分が素晴らしいときに満足し、自分のやり方に誇りを持ち、人が自分より劣っているのを見て悦に入る。
残念なのは、周囲もカトレアさんの優越性を認めてくれるわけではないことだ。

それは仕方ない。
人は多かれ少なかれ、自分に誇りや自信を持ち、持てない人も幻想の自信にしがみつき、自分は誰それより優れたところがあると思っている。
普通の人間が、普通に生活していて(仕事含む)、周囲のすべての人から100%優越性を認められることなんて、ない。

カトレアさんと絶縁状態にあるラナンさんも、やっぱり自分のやり方に自信を持っている。ポリシーも持っているから、上からの断固とした命令でもない限り、変えようとは思わないだろう。

老師は「それがホントだよ。この仕事ではそのくらいの信念がなきゃ」という。

でもそれって不幸なことだよな。

認められることがどうせないなら。

老師はいう。「なんとかさんとかさ、優しすぎる。コデマリさんは難しいこと、やる気ないしね」

でも結局、契約社員的スタッフになっているのは、なんとかさんとコデマリさんだよな。
カトレアさんもラナンさんもパート的スタッフのまま。他の確固たる信念をお持ちかもしれないパート的スタッフさんたちも。
パート的スタッフの中で、誰とも仲良く、誰とも長時間話しているのは、そういうのがないミツマタさんだけ。

コデマリさんは難しいことをやろうとしないっていうけど、そもそもやる機会ないじゃん?
なんとかさんはやるけど、老師の授業を受けてる人が、老師のいない日に質問してきたら答える、とそんなとこで受け持つわけではない。
委員会の仕事をしてたけど、今年はアッサリ外されたし。

信念があったら不幸だ。
やる気があっても不幸だ。

やる気なんてないほうがいい。
そこそこに働いて、クビにならなければそれでいい程度に働いて、やっていけたほうがいい。

ただね――そう割り切れなくて、つい頑張っちゃったりして、頑張った分認められたくなったりして、人ってめんどくさいわけだ。
つまり、わたしもそうだってこと。




これは、電車で下書きしたものだけれど、そのまま放置して2日ほど経ったら、悪い知らせが入った。
まだ最悪ではないけど、ちょっと・・・・・・かなり嬉しくない知らせ。

万一の何かがあったとき、これまでのフリーランスだと休みもとりにくいし ――と思ったんだったな。
まだ最悪ではないし、最悪はまだまだ先だと思いたいけど、確かにこの悪い知らせをフリーの立場で受けていたら、余計な心配がひとつ増えたろうな。


不満がどれほどあろうとも、まあ、仕方ないのか。選んだ道だし・・・・・・




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