人に嫌われたら・・・・・・どうしようもないな
職場で人に嫌われた。
以前はとても仲良くしてもらって、わたしが契約社員的スタッフになるときにはずいぶん応援してくれた人に。
わたしがとった行動のため、とても怒ってしまったらしく、180度転換したメールを受け取った。
「もう耳の痛い話はやめましょう」と結んであったけど、どうやらそれ以来許してはくれないみたい。
連絡も一切ないし、たぶん職場ではわたしがうろつきそうな場所を避けているようだ。
偶然会ったら、まるで何事もなかったかのように表面はにこやかに挨拶くらいはするけど、長い話はしないし、わたしに近寄らない。
海千山千の年齢と経験を重ねた人だから、顔ではくったくない笑顔を見せて、その実、裏では嫌っているっていうことも自然にできる。
嫌われているようにはまったく見えないけれど、長いつきあいなので分かる。
わたしは嫌われている。
まったく許されてない。今後も許されそうにない。
これまでこの人が、他の人に同じように笑顔を向けるのを見てきた。
そして気の置けない仲間で飲みに行ったときや、2人きりで立ち話をしているときに、陰では相当手厳しい批判をするのを見てきた。
だから分かる。
今、わたしはそういう人たちと同じ扱いを受けている。
でも面と向かって言われるわけではないし、陰に日向に「あの人はちょっと・・・・・・」と言われたらわたしにとって不利益だろうけど、でも辞めさせられるわけじゃないし、と思って気にしてない。
というか、気にしてもどうしようもないことが分かっているから。
何かが起こって変わらない限り、変わらないのだ。
そしてそれはたぶん、わたしの態度や行いの変化ではなく、利害の変化なのだ。
これも長いつきあいなので、分かってる。
わたしがあの人にとって、また役に立つ立場になるか、あるいはわたしを使わざるを得ない何かが起こるかするまで、わたしは許されないだろう。
どういう意味での「役」であり「利用」であるかは、未来と、時の女神だけが知ることだ。
まあ、気にしないのだが、ああ嫌われてるんだな、とときどき手に取るように感じるのだ。
この人と出会ったとき、必ず感じる。で、避けられててあまり出会わないので、「ときどき」なのだ。