おそるべき敵が(3週間目の日記)(シリーズ:仕事)
1週間、2週間、3週間。
わかった。
わたしの居場所となるチームには、おそるべき人がいる。
扱いが超厄介な人。
その人はパート的スタッフ。
立場的には契約社員的スタッフのわたしのほうが上。
その人は悪い人ではない。
でも超厄介なので、悪い人と同じくらい困る。
ここまでの間、二転三転するその人の揺れ動く気持ちに翻弄され、右往左往。
どーすりゃいいの?
周りは親切にアドバイスしてくれる。
周りの、とにかく契約社員的スタッフとパート的スタッフのすべてが。
「あの人は白か黒かでグレーがなくて、自分の仕事を絶対に死守しようとするから、彼女の仕事に手を出さないほうがいいわよ」「××の業務には手を出さないことよ」
でも、正社員的スタッフの人が言うには、
「これまで彼女にとって働きやすいやり方が定着していたけれど、××業務についても△△業務についても、彼女だけでなく誰でもできるようにしていきたいんですよ」「人が代わったいい機会だから、できればこれは誰、あれは誰と決めるのじゃなく、誰でもできるようにしていきたいんですよね」
少しずつ分かってもらいたいという正社員的スタッフ。
無理。
あの人はたぶん、少しずつ受け入れるなんてことできない。
いっぺんに受け入れることもできないけど。
とにかく受け入れるには、彼女自身相当傷ついて、苦しんで、嫌な思いをして、ようやく無理やり受け入れることになるだろう。
だってそういう人なんだもの。誰かと共有なんてできない人なんだもの。
どーすりゃいいの?
だけど、この人のおかげで、周囲と仲良くはなれた。
ちょっと悪口を言ったり、厄介な人の愚痴をこぼしたりすると、人ってすぐに打ち解けられるからね。
その点は感謝だ。