2024.07.27|氷川の杜ブリュワリー、やっと初訪問
以前から一度行ってみたいと思っていたが、機会を作ることができなかった埼玉県大宮市のブルワリー&タップルーム。『氷川ブリュワリー』のタップルーム『氷川の杜』。
夫が新幹線で1週間ほど出かけ、帰ってくる日、大宮で待ち合わせることにした。
東日本の新幹線は、東京→上野→大宮→仙台→盛岡の順に停車していく(はやぶさの場合)。県名で言うと、東京→東京→埼玉→宮城→岩手。
大宮から仙台まで約1時間と早いのだが、上野-大宮間は時間がかかる。距離は短いが、線路が曲がっているのと騒音問題があるのとで、通常の快速列車みたいなスピードしか出せないらしい。
新宿や池袋や渋谷に向かうなら、無理に上野や東京まで出ずに、大宮で鎌倉方面に行く湘南新宿ラインに乗った方がいい。上野に行くにしても、大宮で高崎線に乗り換えてもいい。
そういう事情があるため、夫も大宮で降りると言うので、大宮まで出向いてみることにした。「大宮でごはん食べようよ」となればいいが、荷物が多いので無理だと言う。新幹線乗り場近くの駅中エリアでお弁当買って夕飯にしようか。いつもの行動範囲内のお弁当はよく利用するのでちょっと飽きている。
夫との約束は15時半。
酔いすぎないようゆっくり飲むつもりで、12時ちょうどに氷川ブリュワリーに着こうと計画した。
当日になって予約をしていなかったことに気づいた。大宮まで行って、お店に入れないのではがっかりだ。
電話で予約をして、当初の予定より出るのを遅くした。
ところが、なぜか湘南新宿ラインへの乗り換え時に乗り間違えて、逆方向に行っちゃった。どうして? 馬鹿じゃないの?
慌てて降りて、再びお店に電話。乗り間違えて逆方向に来てしまったので、到着が遅れます――と。お店の方は優しく「気をつけて来てくださいね」と言ってくれたけど、これではお店で過ごす時間が短くなってしまう。
暑い季節で、強い日射しの下を大宮駅からてくてく歩いた。お店に着く頃には汗だく。涼しい店内に入って、席に座らせてもらっても、しばらく汗だく。
ちなみに、席はテーブルもカウンターも空いていたが、カウンターにさせてもらった。何杯か飲むならカウンターの方が注文しやすい。
着いて、汗をふきふきメニュー見て、注文。ビールは10種くらいあり、迷った。お店の方が言うには、1と2が定番とのこと。
まず、①の〈ペールエール〉に。スッキリ。飲みやすかった。
次に②、1つでは弱々しいホップを複数使用することで華やかに仕上げた一押しのIPAだという〈宵蛍IPA〉。
あ、なるほど、いい香り!!と飲み始めた。独特の味を感じる。しばらくしたら、気にならなくなった。グラスの中でビールが落ち着いたのかな。
それにしても、店内は非常に賑やか。女性2人のグループと女性3人のグループ、大変賑やかに楽しくお話ししている。自分もああなのかな。ひとり飲みじゃない時は。
女子会的にクラフトビールの店を使ったことがないので、いつも思う。女性グループは本当に賑やか。大毬さんと何度か使ったお店も、店内の席に座った時、他の女子グループがいるとお互いの話は聞こえない。グループになると女性は本当にかしましい。かしましいって「姦しい」って書くのが分かる。
料理は、揚げなすと、ホップの天ぷらを注文した。
料理が来てしまったので、UNTAPPDの写真のために次のビールに移りたいが、まだ②が半分も減ってない。
⑥〈紫陽花IPA〉
⑦〈朝顔IPA〉
UNTAPPD のため、連続でもらって、料理と撮る。ゆっくり飲もう。
ホップ、初めて食べた。
苦味を少し感じる。けど、普通の山菜の天ぷらみたい。タラの芽とか。
「ふきのとうみたいですよね」とお店の方。まさに!! なるほど!!
揚げナス、ヒット。うま。
料理がおいしいのはいい。
野菜やホップは、『氷川ブリュワリー』の土地で育てているのだそうだ。すごいなぁ。
こんなにおいしいなすができるなんて、すごいと思う。
他のビールは全部あったのに、朝顔IPAがUNTAPPDになかった。
クリエイトしようとして気づいたんだけど、UNTAPPDのIPAって
West Coast IPA無いんだ……今日の発見。
メニューでは「IPA」としか書いていなかったが、自分的に絶対ウエストコーストIPAだと思った。お店の方に聞いてみたらウエストコーストIPAだという答え。ですよねぇ!! 普段、味オンチ・香りオンチなだけに、当たるとすごく嬉しい。
⑧〈夏浅しIPA〉
苦いの好きなんで、これはパイントで。
しかし、時間制限がヤバくなってきたので、パイント失敗かも。
それでも最後の黒ビール、⑩〈Grazioso Stout~グラッツィオーソ~〉にたどり着いた。これは小さいサイズにしておこう。黒だから大きく飲みたかったけれど、無理だ。時間がない。
紫のおいもと合わせてみた。いいねぇ、合う。
予想より飲みたいものがたくさんあって、いいお店だった。おいしかったし。
季節や時期でいろいろ変わるのかもしれない。すぐ行けるところにあったら、通いたいお店だろうな。
ごちそうさまでした。
大急ぎで駅に戻り、夫を待たせずに出会うことができた。ホッ。ビール飲んでて待たせたとなったら、きっと怒ったろうから間に合ってよかった。
お弁当を買って、家に帰る――お弁当を選んでいる間、自分が酔っているのを意識していた。ちょっと飲み過ぎた。
でもなかなか来ない場所だと思ったら、やっぱりいろいろ飲んでおきたいものね。
ふぅ。おかえり。

