2024.07.25|ついに醸造の初ビールを飲みに 21 Brew Cave
クラフトビール好きの他部署の女性、ようさんを誘おうと思い、『21 Brew
Cave』で、まだ19時までおつまみ2品ついてくるサービスをやっているかネットで見てみた。
「行ってみませんか」と声だけはかけたけど、せっかく行くなら初回は軽く&お得に。その後行くかどうかはその時の印象次第でようさんが決めればいい。ビールラインナップ、料理ラインナップ、味、接客、すべて含めて。そのためにも、「行ってよかった」を演出したい。
まだやってるかな?
Instagramで調べていたら、ついにこの店醸造のビールができたとのこと。(目当てのサービスについてはよく分からなかった。)
「明日から!」ではあったけど、「明日」は通院予定があった。中高年は不調が多いから。
とりあえず、なるべく早く自分だけは行ってみよう。
ということで、1日遅れで来てみた。
外の看板には、「HAPPY HOUR 17:30~19:00 平日限定 祝日除く おつまみ2品サービス」が出ていた。まだやってるんだ――。
中に入って、だいたいいつも座るテーブルに座り、メニューを見てみた。
1番目がこのブリューパブのビールで、2番目以降はさまざまなブルワリーのビールだった。UCHUとか、VERTEREとか、Bairdとか、サンクトガーレンとか、箕面とか、いろいろ揃えてくれていて有難いんだよね。
まずはここのビールを。ペールエールだそうだ。
大きいのでいただいておこう。ご祝儀だから。
『21 Brew Cave』〈Single
Hop Pale Ale〉 ABV:5.5%, IBU:16
飲みやすい。と思う。ゴクゴク飲めるし、ゆっくり飲んでもいい。
個人的にはペールエールは温まると好きじゃなくなるので、ゆっくり、でもゆっくり過ぎずに飲もう。
店主さんは、いつも「どれを飲んだらいいか分からなかったら聞いてください」とか言ってくれる。クラフトビールに詳しくて、好きなのだと思う。そういう人が造るから、味もよくなるのかな。
予想通りUNTAPPDにはなかったので、クリエイト。
うーん? ここはナノ?マイクロ? ブルワリーのサイズで悩んで聞いてみた。スタイルについても聞いてみた。UNTAPPDではペールエールにしてもいくつもあるから。
店主さんはどうやらUNTAPPDを知らないようだった。UNTAPPD、まだまだだなぁ。ビールを造るところでも知られてない。
とりあえずクリエイトできたので、投稿。
2杯目、『UCHU BREWING』の〈宇宙DRAGON〉。度数4.0?!ホントに?
味はおいしく、UCHUだった。アルコール度数は低めなのかもしれないけど、味や濃さは充分UCHUだった。
『Baird Beer』の〈クールブリーズピルス〉。小さく行こう。
なるほど。鼻をつくアルコールの香り。これもまたいい。が、実はそれほど度数は高くない。5.5%だ。
「なるほど」と言うのは、前に「ちょっと最近のベアードの**(ビール名忘れた)はアルコール臭を強く感じた」というある人の感想に左右されている。
今日のピルスは実はそんなことはなく、普通の香りなのかも。しかし影響されてしまう自分。
ペンネグラタンをお願いしたら、20分かかるとのこと。ガパオライスに変更しようかと思ったが、今日のところはまずペンネグラタンにしようと思い直す。
ガパオライスにしたら、食べ終わった後でペンネグラタンも食べようとしかねない。
というわけで、『サンクトガーレン』の〈Brut IPA〉を頼んで、飲みながら待つことにする。残る飲みたいビールはバテレのみ。タイムバランスはどうだろうか。
後から来た常連さんが、この店の初醸造ビールを飲んで「ちょっと苦味強めなんだ」と。いや、全然だよ、と心の声(わたしは苦み大好きなので、この程度では普通普通と思っちゃう)。
店主さんが「そんなに苦味は強くないんですけどね」と。うんうん、と思わず首を縦に振ってしまう自分。
しまった、揚げ物が始まった。この前に帰るべきだった。
わたしが座るのは、奥のテーブルではなく、注文しやすい通路に配置されたテーブル。すぐそこのカウンターの内側で調理しているので、揚げ物を注文すると服もかばんも油の匂いになってしまう――というのを前に経験している。
なんて思ってる最中に、ブリュットIPA到着。小さいサイズ。
飲んでみる。ブリュットだわ。
お客さんと店主さんが話している。
店主さん:
うまく発酵してるか分からない。
今回のホップはドライホップといって、それが液体に馴染むかどうか分からない。
で、その後……(何を話していたのか忘れた)
何段階もの心配があり、言えなかった(ということを話していた)。
お客さん:
アキレス腱切って、ギプス嫌で手術したんですよ。
ギプスになりますよって言われたから、絶対嫌です、手術してくださいって言って。(お客さんはあれこれつぶさに語り――)
だから来られなかったんですよ。初醸造ビールができたって聞いたけど、手術してたから。
店主さん:
初醸造ビールお披露目について、誰々さんが来てくれたとか、誰々さんがこえだったとか――
聞こえてくる会話を聞いて実感したのは、「自分はドリンカー」。なにしろ、とにかく、徹頭徹尾ただのドリンカー。
造る人でもなく、語る人でもなく、業界人でも実力者でもインフルエンサーでもなく、ただの飲兵衛。
だな。
さて。飲み終わり、食べ終わったら帰ろう。
『Inkhorn』のビールがショーケースにあったので、買ってこう。今度ビアパートナーと一緒に飲むために。
ごちそうさまでした。

