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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2024.06.03-06.06|店飲み:雨に降られて&逆らえなくて


6月3日 月曜
ビール工房跡地に行く。
やはり店としてはビール工房の時の方が良かった。宣伝映像がカウンターの至るところに置かれていて、大変うるさい。聴きたいわけじゃないがイヤホンをして携帯で音楽を聴くほど、耐えがたい。楽しく飲むか、今日一日を振り返りながら静かに飲むかしたいんだよな――油のはねる音とずっと同じことを繰り返すセリフを聞いていたくない。ビールがおいしきゃいいんだよ!という乱暴な気持ちになっていく。というわけで、イヤホンで音楽流してシャットアウトを試みるビール工房跡地。
しかし、ここは自社製品が2種しかないので、他のタップにゲストビールがつながるという良さがあると判明した。「あ、これ、飲んだことない」というものが繋がっていたら、立ち寄るようになった。


この日は飲み過ぎた。久しぶりで、飲んだことのないビールが複数あった。


『いわて蔵ビール』〈パッションフルーツビール〉
パッションフルーツでもある。どこかしら、ウィートも感じる。ウィートは苦手なので、ちょっと微妙な気持ちになる。


『本庄銀座ブルワリー』〈DOOR〉
このブルワリーの準定番ビールだそうだ。「名前は「ビールの世界へようこそ」の意だとか。」という説明が書いてあった。「ニュージーランド産ホップMotuekaの個性を前面にしたヘイジー(濁った)IPA」という文章も書かれていた。
この日のわたし「あれ?これ、おいしいな。このブルワリーさんは、かなりいい線いってる感じ。」という上から目線な感想。
Ratingとしては、めちゃくちゃ幅広い3.75。(わたしは、激うま!以上であれば4.00、大手ビールメーカーも含め普通においしいが3.50。なので、3.75のRatingをするビールがとても多くなる。)


リハビリをしているので、リハビリの日は立ち寄らない。既に遅くなっているからまっすぐ帰ることになる。
明日来るかと言ったら不明だから、飲んでおこう。『秩父麦酒』さんの〈黒熊のスタウト〉。
「今度の秩父麦酒の「黒」は癒し系。しっかりとしたモルトのボディを、乳糖の甘味が優しく包み込みます。カカオハスク(種皮)を使ったチョコレートアロマも心憎し。落ち着きを取り戻す一杯です。」という説明書き。
感想:書いてある通り、ラクトースの甘味。たぶん。最初から甘いので、うまい。……難しい。何口も飲むと、同じ気がする。変化を感じない。それが落ち着きを取り戻す優しさの味ってことかな。
一方で、乳糖の入っていない黒を評価する飲み仲間ケイさんの気持ちが分かる気もする。「間違いなくおいしいが、そうじゃなくて」という気持ちなんだろうな。時間や温度や気分で変わらないおいしさ。その素晴らしさ。同時にその平板さ、というか。飲んべえはわがままだな。


食べ物はたこ焼きと軟骨揚げをいただいて、月曜から結構な豪遊。



6月4日 火曜
リハビリの日。雨が心配な空模様だったが、終わる頃には本格的に降っていた。豪雨だ。
こんな中を駅まで帰るなんて、無理! 50m歩いたかどうかという距離だが既にびしょぬれだったので、このまま駅まで行っても同じではないかと思うが、こんなバケツをひっくり返したような中を歩きたくない。
通りすがりの『日高屋』に入って雨宿り。


少し前から、リハビリに整形外科に行くたびにどんな味かと思っていた〈黒酢しょうゆ麺〉、この機会に食べようかな。
予想通りの冷やし中華みたいな味わい。でも「黒酢しょうゆ」と言われると心がくすぐられる。
餃子も食べちゃえ。いつも『ぎょうざの満州』の餃子を食べ過ぎて、すっかり慣らされてしまったので、不思議な感じ。サクッと小さく食べやすい。
麺で1杯、餃子で1杯飲んでしまった。『キリン』〈一番搾り〉。


雨はまだ止んでいないが、帰ることにした。だいぶ小降りになったことだし。
ごちそうさまでした。


そして、木曜、いつものハッピーアワーでスパークリングとケイジャンポテトとカプレーゼ。
なぜか、この店のハッピーアワースパークリングワインにはまって、だいぶ何度も通ってしまった。
いつも「しばらく来ないかもしれないから」とカプレーゼも頼んでしまう。またすぐ来るくせに。


赤ワインで締めて、終わりにした。
ごちそうさまでした。

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