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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023.09.19|お休みを取った日、高田馬場へ① ビール食堂


この日、高田馬場にやって来たのは、Monkishを飲むため。


またしても『高田馬場ビール食堂』に幻のビールが入ったというXへのポストを見た。


「本日は幻再来! Monkishモンキッシュ開栓」というのを見て、それほどすごいブルワリーなのか。幻なんだ。と我慢できない気持ちになっていた。
そんな折、わたしは大事に残しておいた夏季休暇を1日取ることになった。銀行ATMでカードの暗証番号を3回間違えてしまい、カードが停止されてしまったからだ。よく使うカードなので、早急になんとかする必要がある。手続きは銀行に行かなければならない。即、お休みを取った。
銀行に行った後に高田馬場まで行くかどうか――


うーん。しかし、ここはやはり、行こう!!


そこで、銀行にはビール食堂の開店時間にちょうどよく着けそうな時間にすることにした。
予想よりも時間がかかってしまい、開店時間には遅れてしまったけれど、15時という午後の真っ最中なので、あまり混んでいなかった。


「Monkish、飲みに来ました!」


この『Monkish』というブルワリーも、そこのビールの人気度も、ソーシャルメディアで知った。
特にXだ。写真主体のInstagramは飲んだ後に投稿する人が多いだろう。Xは言葉主体なので「幻のビールが**酒屋に入るというので朝から行くつもり」とか「あのMonkishが手に入るというので、**に並んでいる」というような情報がある。
そんなにすごいビールなんだ――


高田馬場ビール食堂は、近い位置にあったらよかったとつくづく思う。
10個も飲みたくなるビールを揃えられちゃうと困る。毎日仕事帰りに1杯か2杯、今日飲めなかったビールは明日飲める、そんなふうに使えたら最高なのに。


Georgetown:West of Plzen


Boon;Boon Lambiek
ストレートランビック(2-Year Unblended Oude Lambiek


Kankiku:SAKEKASU SMOOTHIE 五百万石-Mixed Berries-


West Coast Brewing:Full Hop Alchemist Ver.31


Monkish:Myself
Monkish:Long Groovin'


「これが最初のビールによいですよ」と勧められた『Georgetown』〈ウェスト オブ プラーゼン〉。「ホップの効いたWest Coast Style Pilsner」だそうだ。
まさに1杯目によかった。


試してみずにはおれなかった『Boon』〈ブーンランビック〉。
ランビックは、空気中に浮遊している野生酵母や微生物を利用して自然発酵させるベルギービールで、強い酸味と香りを持つ。


今回つながっているビールはストレートランビックだそうだ。
UNTAPPDに投稿しようとしたら、候補がたくさん出てきたのでマスターに聞いてみると、「これですね」と即座に回答が返ってきた。2-Year、2年ものだそうだ。
ランビックは癖があるから、複数の年度のものをブレンドするそうだ。しかし、今回のランビックはストレート。ブレンドしていない。2年もののランビックのストレートということだと判明。
なるほど!!


『寒菊銘醸』のスムージーはとてもおいしかった。
なんと言われたのだったか、たぶんマスターに言われた言葉で、飲んでみたいと思い、手が出てしまった。
ごくごく飲めちゃうおいしさ。酒かすスムージーだそうだけど、気にならなかったな。


『West Coast Brewing』の〈Full Hop Alchemist Ver.31〉は大好きなタイプのビールだった。
説明にも「青草やグレープフルーツのような青い香りに、ガツンと強いホップのフレーバー。なめらかな口当たりに、グラッシーさと柑橘、トロピカルフルーツの余韻が続く。」とある。
わたしの好きな要素がてんこ盛りだ。青草・グレープフルーツ・青い香り・強いホップ・グラッシー・柑橘・トロピカルフルーツ、全部好きなやつじゃないか。
そりゃ、わたしはこのバージョンが好きなわけだ。
しばらく後に、わたしはビアパートナーとv31、32、33を飲んだ。わたしは31が一番好きだった。ビアパートナー シキさんは33に一番高い点数をつけていたと記憶している。このテイスティングばかりは意見が分かれても仕方ない。わたしの好きな要素が詰まったビールだったら、わたしはどうしたって点が高くなるもの。


そして『Monkish』は素晴らしかった。〈Myself〉(ダブルドライホップIPA)には5.00を、〈Long Groovin'〉(コールドIPA)には4.50のRatingをしている。
来てよかった。


缶が入っているということだったので、Monkish缶を持ち帰る。缶があるというからこそ来たのだ。ビア仲間たちと共有したい。
かなりの量を持ち帰った。4種類を3人分(自分、ビアパートナーシキさん、飲み友タカさん)。腕が折れそう。


でもこれを飲んでふたりがどう言うか知りたい。タカさんは言ってくれない気がするけど――。聞けば「こうでした」「私はこれが好きでした」と答えてくれるけど、わたしが聞くのを忘れてしまうと聞けない。タカさんからは言ってくれたことがない。全然悪気ではなくて、その刹那においしいということが大事なのだろう。


ロング缶12本を持っているので、どこにも寄れない。コンビニさえも。無事に帰り着いて冷蔵庫にしまうことだけを考えていた。


いい日だったな。
とてもおいしいビールを飲めた。そしてそれを友人たちに共有することができそう。


そう思いながら歩き始めて、すぐにわたしの「どこにも寄れない、とにかく帰ろう」の決意はくずれてしまった。
『Baird Beer』のタップルームの看板を見てしまったからだ。
そういえば久しく寄っていない。ひとりになってしまってなかなか来なくなったし、1杯だけ飲んで行こうかな。


To be continued…

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