2023.0816-0817|水木金のひとりビール工房
水・木・金と毎日『ビール工房』に寄って軽くひとり飲み。
ここで軽く1杯2杯飲んで帰り、家では缶やボトルのビールをひとり飲みするという日々だった。
離れていた時期もあったけど、最近は頻繁にちょい飲みをしていた。通りすがりに1杯というのがパターンだった。たいては好きなビールを大きいサイズで1杯飲む。一番大きいサイズの上に、メガサイズというのができていたけど、さすがにメガサイズはめったに飲まなかった。メガサイズを飲むのは、プラス300円でメガサイズにランクアップとか、そういうときだけ。プラスいくらでランクアップするセールだったか、もう忘れてしまっている。
なくなってしまうと思うと寂しい気分になってしまい、8月は何度も訪れた。
A店長や名物スタッフKさんの顔を見るのも、もうすぐ最後だなんて。
Kさんは常勤スタッフだったため、わたしが立ち寄るときにはいるけど、帰るときにはいなくなることも多かった。わたしの滞在時間はひとり飲みなら最大30分くらいだったから、ちょうど入れ替わる時間帯だったのだろう。夕方以降は学生さんのアルバイトみたいな方も多かったようだ。Kさんはときどき夜までいた。誰もいなければ遅くまで働いていたのだろうと思う。
Kさんは正社員だったのだろうと思う。会社との話し合いをしているようで、「え、そんな遠くに行くんですか?!」という場所に異動するらしかった。
結局、もう少し近いところに変わったようだったが、「それでも通うのはきついと思うから、引っ越しも考えないといけないですね」と言っていた。
店長は醸造専門になって、都心の店舗に行くらしかった。
愛していた店がなくなるので寂しい、と言えるほど常連だったかというと、そうでもない。つかず離れずで利用していた。
だけど、2022年~2023年度はそれまで以上にちょっと立ち寄るのにいい店として何度も利用した。ビール工房はちょい飲みに利用することが多く、夕飯は家で食べるのでビールだけの時が多かった。たまにおつまみ1品くらい食べる。ガパオライスとかカレーとか、試しに食べてみたらおいしかったが、やはり家で夕飯を食べると思うとあまり食べなかった。ビール工房は、「今日は外で飲んで(&食べて)来るね!」という使い方はしなかったからなぁ。
ビアパートナー シキさんが時間が取れたとき、オンラインで話した後で、ここで1杯飲んで気持ちを落ち着けて帰ることもよくあったなぁ。
話した内容とか、それについての自分の気持ちとかを風に吹かれて整理する――そんな感じだった。外飲みではないから風は吹いていないのだけど、そういう気持ちになれる場所だった。通りすがる人やお客さんがたくさんいても、自分の世界に入れるような感じ。
タイミングもあったのだと思う。
この年は何かにつけて「Time To Say Goodbyeなのかな」と思った。ビールについても、こういう趣味ももう終わりなのかと考えた。人との関係も、お別れの時なのかなと思えた。
そういうときに、何年も立ち寄ってきたお店と別れる時が来た。またお別れだ。やはりクラフトビールを飲むのももう終わりの時なのかもしれない、なんていう気分になる。
8月末までラストスパートになってきた。終わりに近づくにつれ、繋がる樽の数も減るだろう。(名物スタッフKさんもそう言っていた。)
もうこのビール工房で飲めなくなると思ったら、毎日のように何かと立ち寄った週だった。あと2週間くらいですね……。
今日もごちそうさま。
ここに来るのは、あと何回かな。

