2024.04.29|GW第1部:ビアパブで軽く飲もう……というつもり
ゴールデンウィーク第一部の最終日は、ハンバーガーの夕飯にしようと夫と話していた。
ハンバーガーに行く前に、ちょっとビアパブに行こうかな、と早めに出る。
事前に見たソーシャルメディアでは、目的のお店、最近なんだか忙しいらしい。
営業時間やタップリストを見たくてXやInstagramを見ていたのだが、ずっとワンオペで待たせたり断ったりすることがあるとのこと。大変だなぁ。従業員募集中らしい。
駅に降り立ち、お店に向かっててくてく歩いていくと、途中にお地蔵さまが立っていた。お参り。お守りくださいますように。
お店に着き、店内に入ったとき他にお客さんはおらず、店主さんが4人がけテーブルを拭いていた。帰ったばかりなのかな。
1杯目のビールをすぐに決めて注文。店主さんは、ビールを出してくれたらすぐに姿が消えてしまった。
食べ物とか頼めないな。この後、バーガーを食べるので、重いものはかいらないけど、何かしらつまみは欲しかった。まぁ、いいか。休憩か仕込みかその他業務か……と思っていたのだが、実はお店の中にいてくれていた。
次のビールを注文したいが、店主さんにどうやって知らせたらいいだろう?どこかに呼び出しベルとかあるかも……と立ち上がったら、わたしの背後のレジカウンター付近に座ってた。気づかなかった。休憩なんて勝手に思ってすみません。
これまでの自分の飲み方を振り返り、改めたいと思っている2024年度の初め――小さいサイズで頼んだので1杯目は割とすぐに飲み終わった。
タップリストはネットで見たものとは全然違った。更新できていないとソーシャルメディアには書かれていたが、本当だね。店内のタップリストを見て決めた2杯目を注文。
飲んだことのないビールがほとんどなので、全部飲むのか、それとも飲んだことのないブルワリーを攻めるのか迷う。
『PASSIFIC BREWING』〈TUTU〉
うんうん、普通においしく飲めた。
(注文しようとしただけで飲んでいない)
『BRASSERIE KNOT』〈Wind〉
飲んだことない。リストを見たときから、絶対飲もうと思っていた。
UNTAPPDのグローバルレイティングを見たくてビール検索。すると、緑の三角がついている(Excelのエラーオプションみたいなやつ)。
飲んだことあるのか!!(緑の△は既投稿の印)
自分の投稿を開いて見てみると、まさにこの店で前にも飲んでいて、「スッキリ感、おいしい」とコメントまで入れていた。
そうか。おいしかったんだ。また飲んでみたい。今自分はどう感じるのか&今のバッチはどんななのか。
注文してみよう!
しかし、店主さんがタップハンドルを傾けてすぐ、「3番、終わっちゃいました」の声かけ。ホントだ。1cmにもならない泡しかない。
仕方ないので、タップリスト4番と5番からどちらか選ばねば。
「どっちがオススメですか?」という、いつもながらの困る質問をして、一瞬後に「馬鹿な質問した」と後悔する。そりゃ、わたしの好みも分からず何も言えないわ。自分で決めねば。
「そんなの、分かんないですよね。じゃ、えーと……4番。レギュラー(小さいサイズ)で」
『MARCA BREWING』〈大正ゴールド〉
大正ゴールドはグローバル評価の通りかな。やっぱりUNTAPPDはいいな、指標になる。
料理を一品注文してしまったので、一緒に撮るための新たなビールが必要になる。〈大正ゴールド〉は飲みかけてしまって、見栄えが良くない。
1年くらい前からのマイブーム、日本で提供された料理と共にビールを撮って投稿する――UNTAPPD映えも大変。
だが、おかげでタップリスト5番『箕面ビール』〈HOPPY WEIZEN〉をレギュラーで注文できた。
やはりヴァイツェンなので、ひと口飲んだらバナナ感を少し感じ、それが苦手なわたしは「うーん……」。
しかし、まだ前のも飲み終わってないうちに「映え」のために注文したので、飲み終わっていない〈大正ゴールド〉を飲んでいるうちに香りが飛んだ。
〈HOPPY WEIZEN〉、苦手な香りで「うーん……」と思っていたけれど、香りが飛んだら、味、おいしいじゃん。UNTAPPDのRating、上げとこ。
で、結局、最後に残ったタップリスト2番も注文。これはラージ(このお店の大きいサイズ)で飲みたかった。以前の自分なら「大きい方で!」と言っていたろう。でも、大きなケガと手術を経た自分はもっと謙虚にならなければ。飲めると思ってはいけないのだ。
『VATERE』〈MAGNOLIA〉
おいしい。けど、少し薄さを感じる。
前もそうだったのか、分からない。「前のより」とか言える人は、脳がまだ現役で、前のときの味や気持ちを覚えているのだと思う。わたしは、覚えていない。だからこそ、UNTAPPDが有難いのだ。
まぁ、あの時の自分と、今日の自分も違うだろうし、真実は闇の中。
そういう一期一会も、クラフトビールの面白さなんだろう。
ごちそうさま。結局全制覇した。しかし、小さいサイズを多用できたのは、自分偉かった。
さて、帰ろっかな。というか、夫とのバーガーだよ。
To be continued…
