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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023.07.12|恒例 夫が遅い日のひとり飲み


夫が遅くなる日が週に1回くらいある。だいたい水曜か木曜で、その日のわたしはひとりご飯。
お弁当やお惣菜などを買ってきてひとり飲みすることもある。だいたいはお店に寄っておいしいものを食べる。


寄るお店は自分の普段の行動範囲内で探す。夫が遅くなると言っても夜中近くになるのではなく、だいたいは21時から22時の間に帰ってくる。時折、22時を超えることもあるが、23時を回ることはほぼない。なので、わたしもあまり遠出する気にはなれず、近場で寄ろうとする。
どうしても行きたいところがあるとか、人と約束しているというときは遠出をしたり遅くなったりするが、それは夫が遅くなる日でなくてもあり得ることだ。
でも、近場で探すのは単に気持ちの問題なので、ゆっくり飲んだり食べたりして帰ると夫が既に帰っていることもよくある。


大毬(おおまり)さんからメッセージを受け取っていて、返信を考えながら朝や昼休みを過ごした。大毬さんとのやり取りは、お互いの仕事のことを語る内容が多い。そこで感じたこと、思ったこと、考えたこと――。ひと言で言うと重い会話になりがち。返信もいろいろ考えて丁寧に返す。たぶん、大毬さんもそうしている。だからわたしと大毬さんのLINEはゆっくり進む。
ほぼ書き終えて、帰りの駅のホームと電車の中で見直し、送信した。


その後、乗り換え駅で花屋を通った。「真珠色の花」というポスターが掲げられていた。「夏といえば海! 今週は海の宝石「真珠」にちなんで花の中でも美しい艶感のある真珠色のお花をご紹介します。」と書いてあった。
大毬さんは前回のメッセージで心の内を吐露してくれた。心も体も疲れている様子が伝わってきた。そういえば大毬さん、この花屋さんで定期的に花を買っていると言っていたなぁ、と思い出した。花を買ってプレゼントすることはできないが、真珠色の花という言葉を送ろうと思い、写真を添えた。


それからわたしは、そのまま改札を出て、いつものハッピーアワーに向かう。
今日は家で飲みたいお酒がある。ハッピーアワーを楽しんだら、家に帰って飲もう。


ハッピーアワーがあって時々寄っていたこのお店、ここの生〈Heartland〉で「同じビールを100杯飲んだら」のUNTAPPDバッジを集めようと通い詰めていた時期もあった。
集まってしまい、少し足は遠のいた。それに、違うお酒を飲むようになった。
この日も、スパークリングワイン、カプレーゼと生ビール、ケイジャンポテトと生ビール、ローストビーフと赤ワイン、とビール以外を飲んでいる。
ハッピーアワーが終わると家に帰った。


イタリア料理店のピクミンがようやくまた一匹、デコを身につけた。青ピクミンだ。残るはピンク(羽)ピクミンだけなのだが……。この店もイタリアンだと思うのだが、一度もここで苗を拾ったことがないなぁ。



さあ、家飲みだ。
酒屋で目立つビールを見て、買っていた。
白地に行書体の文字でビール名が書いてあるシンプルなデザインのビール。上部に「NOZAWA ONSEN」と書いてある。


飲み友タカさんが長野県の出身なので、「野沢温泉て、長野じゃないかな?」と気になって買ったのだ。
多くの人に郷土愛があり、タカさんにもある。長野県は広いので、タカさんの“郷土愛”はまず自分の地元にあるのだが、長野と聞くと興味を持つ。
〈野沢グリーン〉と〈野沢ホワイト〉。ホワイトはWHEAT BEER、グリーンIPAと書いてある。
わたしはウィートビールやヴァイツェンと分類されているビールが総じて苦手なので迷ったが、やはりどちらも試してみなければと思い直した。


〈野沢ホワイト〉をUNTAPPDに投稿すると、ヴァイツェンバッジが出た。レベルは16。大好きなIPAは2年以上前にあっという間にレベル100になってしまい、それ以降カウントなしになっているが。
注いだ写真を見比べると、グリーンのほうが少し濃い色をしている。


やはりホワイトから飲んで、次がIPAだよね。と、先にホワイトを開けた。
おいしい! 自分の苦手なbanana感をほとんど感じなかった。wheat感は、だいたいいつもどのフレーバーがwheatかよく分からないのだが、これも感じなかった。
ああ、おいしいなぁ。


その後、IPAを飲んだところ、この2つだったらわたしはホワイトの方がより好みだと思った。驚いた。
やはりこれはタカさんに送ろう。できれば一緒に飲みたいものだ。オンライン飲みとかできるかな。できなくても感想を聞きたい。


今、このビールを造っている会社はどこなのだろう? と改めて気づいて調べてみた。
『Anglo Japanese Brewing Company (AJB Co.)』というそうだ。創業者はトーマス・リブシーさん。ホームページの中にアングロ系の男性と日本人らしい女性が写っていたので、おふたりで営業しているのかな。
ブリューパブの形式で始めたようで、『里武士』というタップルームとその裏の300Lのパイロットブルワリーのオープンで始まったそうだ。
野沢温泉村の中心らしい『大湯』というところの前にあると書かれている。(今はブルワリーは移ったとのこと。)
野沢温泉に行くことがあったら、ぜひ行ってみたいなぁ。というか、野沢温泉に行ってみたいなぁ。行ったことがない。


今、これを書いていて、読んでいるときは気づかなかったことに気づいた(頭の回転にぶいから)。
「さとぶし?」と思っていた『里武士』は、リブシーさんの名前を取って「りぶし」か!!


野沢温泉に一泊ではなく、二泊や三泊して、朝や昼に温泉に浸かり、夕方は温泉に浸かったあと里武士で飲んで寝る。そういうの、いいなぁ。
検討してみよう。

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