2024.01.25-01.26|週末に向かう木金
木曜日。いつもの休憩スペースで、いつものコーヒー。朝早く出て、途中の駅で『タリーズコーヒー』のテイクアウト。
いつも〈本日のコーヒー〉グランデサイズ。気に入った豆を選ぶより、本日のコーヒーを頼むほうが好み。理由1つめは、いろいろ試してみたいから、その日その日で違うコーヒーが飲めるのがいい。理由2つ目は、自分で好きに選ぶのではなくその日その日でお店が選んだコーヒーを飲む、それがおみくじと似ている。ほんのちょっとの期待やドキドキ感。「あ、今日はこれか、好きなやつ」とほんの少~~し嬉しかったり、「今日はこれか」とちょっとばかり末吉を引いた気分になったり。おみくじと違って、どれが当たってもがっかりしない。けど、「ほんの少し嬉しい」はある。まぁ、嫌いと思うほどのコーヒーはないので、どれでもよい。だから嬉しさも「ほんの少~~~~~し」だけどね。
休憩スペースに行って飲む。携帯で話したりすることもあるから、お店ではなく休憩スペースを使う。
この日はすぐに職場に向かう気にならず、店内に戻りワンモアコーヒーサービスを使用。その日のレシートを見せると、コーヒーを100円くらいで飲めるやつ。今飲んだばかりだから、ショートサイズのコーヒーでいい。店内で飲み終え、会社へ。
電車の中で携帯を見ると、ピクミンブルームというゲームでは、白ピクミンが末吉を身につけた。神社仏閣は大吉・中吉・末吉ごとに各色を揃えなければならず、なかなか集まらない。あまり熱心に探さなくなっている。
仕事が終わって帰る途中、ついつい酒屋に寄ってしまう。『志賀高原ビール』(株式会社玉村本店)の〈Hopdelic IPA〉というビールを見つけて買った。
新たなホップに挑戦したビールだそうだ。「NZの2品種をメインに、自家栽培のカスケードを組み合わせたWest Coast StyleのIPAです。柑橘、トロピカル爆発の黄色い香りで、くらくらと気持ち良くなって欲しいかと。」とボトルに書かれていた。
名前もHopdelicだもんね。
グラスに次ぐと綺麗な金色。透明で、まさにウエストコーストIPAだ。
久しぶりに出た気がするバッジ〈NEW BREW THURSDAY〉。2021~2022年当時、ビア友としてシキさんと一緒に飲んでいた頃はよく出ていた気がするのだけれど、今は意外とレベルが上がらない。考えてみればそれも当然で、あの頃は飲むビール飲むビール、ほとんど初めてだった。週日の〈ビール研究会〉は水曜開催だった時期と木曜開催だった時期がある。木曜開催だった時期は、毎木曜ごとに何かしらクラフトビールを飲んでいて、当然それは初めてのビールであることが9割以上。「20日間の間の3回の木曜に、これまでに飲んだことのないビールを3種飲んだら」というバッジだもの、出るはずだ。
クラフトビールの品揃えが豊富で、入れ替わりも比較的早い酒屋を見つけ、また〈NEW BREW THURSDAY〉が出るようになったか――。
わたしが飲む日は増えているものね。あの頃は、楽しい〈ビール研究会〉と称するただのふたり飲みを定期的にしていたから、それ以外の日は肝臓を休める日にすることもあった。飲んでも1缶2缶で終わったり。
シキさんがいなくなってから、わたしの飲む日は連日になり、量も増えた。2023年度は人との争いごとや絆の喪失、2023年度は転職必須という思いにより、それぞれストレスが大きかった。飲まずにいられる日はなくなり、少しの量で済ませられる日もなくなった。
でも、ときどきこうして、「今日はこのひとつでやめておこう」と思える日がある。
素晴らしいビールや期待の大きいビールを選ぶとよいと自分では思っている。せっかくこれを飲むのだから、と思うと、「前哨戦でまずは一般的なビールで景気をつけて」という行為がなくなる。また、「飲み足りないから家にある適当なビールを開けよう」という行為も頑張って控える。
翌日の金曜日は、特別ビールを用意しておらず、家に残っていた特別ビールは特別過ぎてもったいなくて飲めず、シリーズものを開けることにした。
『SUNTORY』〈PREMIUM MALT’S 香るエール〉〈PREMIUM MALT’S 香るエール 初仕込み〉〈PREMIUM MALT’S 初仕込み〉
それぞれちょっと違う味わいを感じる。違うビールなのだから当然だけど。
シキさんは〈香るエール〉が大好きだったな。
そういえば、飲み友タカさんは、サントリーの〈金麦〉を100本飲んだ伝説があった。100本で応募できる食器(だったかな)に応募するため、晩酌のビールは毎日金麦だった。聞いたとき、みんな驚いた。今でも語り草。
いつものことだけど、今日も疲れた。今週も疲れた。
週末もなんとなく終わるのだろうな。
お疲れ。
