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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2024.01.22|WCBテイスティングデー


『West Coast Brewing』の缶を2つ買ったので、今日はWCBデーとする。
月曜から贅沢な家飲み。


〈Full Hop Alchemist Ver.33〉のコースターにしているのは、『高田馬場ビール食堂』の周年祭でいただいたビア食(馬場食)さんのカウンター席と同じ緑のタイル。
飲〈The Portal: 1〉のコースターにしているのは、インド雑貨通販サイト『TIRAKITA』で購入したもの。
ビア食さんのタイルコースターを使って、紙のコースターのように水滴で消耗しないのがいいと思った。汚れてもしみこむことがなく、拭けば綺麗になるのもいいと思った。
ビア食さんのタイルコースターは貴重品なので特別なビールに使うようにして、スーパーやコンビニで買って来た手に入りやすい日常ビールには紙コースターを使うようにしていた。ビア食さんのコースターには傷をつけたくないし、ドキドキする。
でも、少しずつ集めた紙のコースターはコレクションみたいになってしまっていて、「うーん、どれだったら汚れたら捨てるってことができるかな」といつも迷う。コースターなんだから消耗品として使えばいいのに、「これはかっこいい絵柄だから」「これはあの素晴らしいホテルのコースターだったから特別なときに使いたい」と決めかねる。今やビアパートナーだと思っているシキさんとビア友としてよく飲んでいたあの頃なら、毎日一緒にいるわけじゃないから「今週のビール研究会はこのコースターにしよう」と特別感にも納得があったろうが、今は日々のひとり家飲みだからなぁ。
そんなときに、ティラキタでふとインドタイルを見つけたので、買ってみることにした。わたしは「タイル」と思ってしまったが、サイトでは「ポッタリー」という名前だった。ジャイプルブルーポッタリーというもので、90%が水晶でできており、透き通った美しさがあるのが特徴だとのこと。確かに、模様が描かれているが透明感がある。ジャイプールはインドの都市。「組み合わせは自由 絵画のように飾るも良し コースター代わりに使うも良し」という説明。それを読む前から、画像を見てコースターに使おうとわたしも思っていた。


説明が上手で「インドらしい可愛いハンドペイントのデザイン」という表現されていた。インド映画好きのわたしは、最初に利用したのはもう15年以上前になる。説明を読んで、「インド品質」ということね、と分かる。ハンドペイントだからか、そういう材質なのか、ペイントにはちょっとにじんでいるところもあった。
実際に「インド品質です」と注意書きが書かれていることもある。インド雑貨やインド映画などが好きな人なら、それをけなし言葉とは思わない(たぶん)。ちょっと雑であったり、柄が揃っていなかったりしても、だから何? 全部きっちり同じでなければいけない理由はない。機械のように正確に作り上げることが良いこと・正しいことという法律や条約はない。温かみがあっていいと思う人もいる、これで充分正確に揃っていると感じる人もいる、安いからいいと思う人もいる。インドの文化やインドの人たちは、こんな年齢になるまで日本から出ずに暮らしているわたしとは違う文化や価値観のもとに生きている。仕事で直接接することなどがないから、憧れや興味を持ってインド映画を見たりしていた。仕事などで直接接する人たちのいろいろな意見をソーシャルメディアで見たとしても、今のところも将来も直接関係することがなさそうなわたしは面白いと思って読める。
つまり、何が言いたいかというと、気軽に使えるということ。どのくらいの大きさがいいかなぁ? 7.5cm四方か5cm四方か。5cmが280円くらいで、7.5cmが500円くらいだった。どちらも買ってみたところ、さすがに5cmは小さかった。7.5cmなら使えるけど、もう少し大きい方がよかったかな。


ブルーポッタリーのデコレーションタイルをコースターに初めて使ったのが、この日。
1缶ずつ試してみた。もうちょっと大きいと映えると思うけど、まあいいか。普段使いのときはこれを常用しよう。
ハンドペイントはちょっと色がはみだしていたりするところも多いけど、コースターに使うつもりなので気にならない。


〈The Portal: 1〉
缶のデザインが暗い青系の色で、ダークなビールなのかと思ってしまったが、サワーIPAだ。
サワー……ちょっと躊躇したが、思い切って買ってみた。UNTAPPD4.00のおいしさ!
色合いは、粒まで入っていそうな重そうなみかん色。
やっぱりサワーはサワーなんだけど、おいしいと感じる。


〈Full Hop Alchemist Ver.33〉
気合を入れて飲んでみる。


Ver.31を飲んだときのUNTAPPDコメント。「香り、味、苦み、全体をまとめるバランス。んー、やはりこれは…4点台では表現できないかな。あー、ヘイジーでトロピカルで濃厚で、素敵なヘイジーIAのカテゴリーと思うけど、やはりバランスの良さが素晴らしい。5にしておこう。」――すごく好みだったということだ。
一緒に飲んだとき、ビアパートナー シキさんも4.50をつけていた。シキさんにしたら最高点。4.75や5.00を見たことがないもの。


Ver.32は4.25の点をつけている。
シキさんも4.25にしている。


このVer.33は、3.75にしている。なんと4点を下回ってしまった。31や32に比べると「軽い」と感じたらしい。そういうコメントをしている。
シキさんは4.75にしているので、わたしの点や感想は好みの問題だったのかな。


UNTAPPDで記録を見ると、FHAはVer.13と19も飲んでいるようだ。どちらも5.00をつけている。やはりどのバージョンもWCBのフラッグシップビールらしい高い完成度なんだなぁ。


この頃、わたしは疲弊していたし、呪縛にかけられているような状態だと感じていた。
しばらく使っていなかったティラキタを見たのは、たまたまインドドラマを見たからだ。人気になったインド映画『バーブバリ』の監督がかつて製作した『戦神デブセナ』というドラマだ。ドラヴィダ人の国とアーリア人の国の戦いを背景に、運命で結ばれたようなふたりが最後には結ばれる。
ドラマの中で「ヤントラ」という大きなパワーを持つものが出てきた。「これをドラヴィダ人たちの玉座に設置しろ。そうすれば、やがてドラヴィダ王朝は衰退する」と、アーリア人司祭が若者にミッションを託す。置いておくだけで王朝が衰退するほどのパワーがあるものなの? ドラマの中では、偶然ヤントラを見つけて髪飾りにしていた王女が振り返ったりすると、ヤントラから光線が出て花瓶や鏡を破壊したりしていた。
ヤントラ、すごいな。欲しいな……。
で、久しぶりにティラキタを開き、検索してみたらお安いお値段でペンダントトップとして使える「ヤントラ」を売っていた。ドラマで見たものとは全然違うものだったがとりあえず買った。アニバーサリーマンスだし贅沢してもいいと思い、蓮の花モチーフやヴァジュラ(金剛杵)モチーフ、生命の樹モチーフ、生命の花モチーフのペンダントなど買い込んでしまった。いくら安くても合計すると高くなる――ダメだな、自分。
効くか効かないかといったら効かないだろうが、気の持ちようということもある。気分や心の状態に効果があるならよし。効果ありますように。


購入したのはここ(Amazon、楽天、Yahooなどでも出品している)
TIRAKITA: インドとアジアの雑貨 食品 衣料 コスメ


West Coastのビールを買ったのは、いつもの酒屋。本当に有難い。重宝している。

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