2024.01.15-01.17|旅行後の日常の週 - ラストは最後のコロナワクチン
ただただゆっくりするための旅行から帰ってきて、また日常の真っただ中へ。
お酒は止まらない。毎日何かしら飲む。
クラフトビールの品揃えがよく、ビール担当のお兄さんがかなり詳しい酒屋には頻繁に行っていた。月に一度の有料試飲会だけでなく、だいたい週末はどんな生がつながっているかちょっと立ち寄る。平日は、新たなビールが入荷していないか、ちょっと立ち寄る。
しかし、それだけ頻繁に行っていたら、新たな入荷ビールに出会う確率は減る。毎日入荷しているわけじゃないんだから。
「このビール、ずっと見てるな。手は出してなかったけど」というビールを2缶買い、飲んでみる。このブルワリーを飲んだことがないと思う。「EX NOVO」ってなんだろう?(検索すると、ラテン語で「はじめから(from the beginning)」「ゼロから(from scratch)」を意味するのだそうだ。
検索したらたまたま出て来たのが意味を説明する文章で、元のサイトを見るとこのブルワリーは社会貢献をミッションとしているのだそうだ。大学論文が出てきたので、それを端的にまとめるのは難しい。社会的ミッションを事業内容に入れることができるベネフィット・コーポレーションという仕組みの会社なのだそうだ。
そんなことはつゆ知らず、ロング缶を2缶飲んでみた。〈DJ Party Horn〉と〈Burned Bridges〉
ある日は『SIERRA NEVADA』の2つ。〈HAZY LITTLE THING〉と〈DANK LITTLE THING〉。
旅行帰りに品川の『Antenna America』を覗き、「あ、これはXでいろいろな人がポストしているのを見たビールだ!」と大喜び。新しいビールで、もちろんわたしの日常行動圏内では見かけない。これは、ビアパートナー シキさんや飲み友タカさんの分も買っておかなければ! と買って帰ったもの。
もちろん「自分の分は2本ね」。
〈HAZY LITTLE THING〉はよく見るので、それを買ってから2つ同じ日に飲んでみようと思った。
この日ひとりで飲んだ〈DANK LITTLE THING〉より、翌月シキさんと一緒に飲んだときのほうがおいしく感じた。本当に、ビールのおいしさは、ビールそのものだけに由来するものではないと実感する。そのときは、ひとりで飲むよりゆっくり時間をかけたと思う。また、HAZY LITTLE THINGを先に飲んではいなかった。他のビールを飲んでいたと思うし、前のビールを飲み終わってから時間が空いていた。
この「時間が空く」というのも、シキさんのような友と話しながら飲むとき特有の事象で、話に夢中になって時間が経って温度が変わったり、次のビールまでに時間が空いたりするのだ。飲み友タカさんのときは、そこまで間が空かない。いろいろ話はしているが、中断できないような熱中する話ではないことが多く、飲み終わったら「次を持ってきますか」と立ち上がるからだ。
職場でのお気に入りは、和紅茶。
味というより、その名前に惹かれていた。「和の紅茶か~、なんか癒される~」と思う。根拠はまったくないのに。癒しや和みというのは、味だけによるものではない。
『Orion』の毎年恒例〈いちばん桜〉が出た。ピンク色の缶で、もう春か…と思わせる。とりあえず手が出てしまうビールだな。
なんとなくずっと続けているピクミンブルームというゲーム。月ごとにひとつのデコが登場し、4つのパートから成るステージが4つ、というお題が出る。1つのパートをクリアするために1~3つのお題が出る。「お題」というのは、出るとやってみたくなるもので、ついつい制覇を目指してしまう。あまりのめりこみすぎないようにするために、常に自分を保っていなければならない。
で、とりあえず1月のお題をクリアしていき、いろいろなタイミングで集まるモノ(月によって違う)が溜まると、何らかのアイテムがゲットできる。
今回は、頭にのせる獅子飾りみたいなのと、頭にのせるかがみもちと、頭にのせる金色の獅子飾りみたいなの。頭が大きく見える。
旅行後の週の最後に、新型コロナウィルスのワクチン接種をした。
8月終わり頃、わたしもついにコロナにかかってしまった。その後、5回目のワクチン接種のお知らせが来たが、半年くらいは抗体があるというので受けていなかった。半年以上経ったし、これが最後の無料で受けられるワクチンだ。
受けておこう、と出かけていく。
もう以前と違い、ワクチン接種をしている会場も少なくなっていた。大きな会場は居住区にはもうなく、個人医院も少ない。
周囲の人たちは、「もういいかなと思ってやってない」とか「具合がすごく悪くなるのが嫌だから、もう行かない」「前ほど重症にならないからね」と言う人が多かった。夫も、「回を追うごとに接種後の体調不良がひどくなるから、迷っている」と言い、結局行かなかった。夫はなぜか、わたしがかかったときもかからなかったし、きっと抗体がちゃんとできているのだろう。
残り少ない接種会場のひとつ、ネット予約ができたのは、行ったことのない病院だった。
流れ作業でワクチン接種がどんどん行われていくので、待ち時間も少なく有難かった。
歩いて駅まで帰る道すがら、神社を見つけてお参り。
夜の神社は、灯りがともっていて、暗い中でもころんだりすることはなかった。
まだイルミネーションされている道を通り、駅へ。電車に乗って家に帰ろう。
この頃のわたしは、悪意を持つ人から自分が呪われているのではないか、と思ってしまうほど、「え?」「なぜ、そんなことが?」ということがあった。まぁ、それは、捉え方によるので、そんなひどいことではなかったかもしれない。しかし気になる。
インド・アジア雑貨のオンラインショップで、ペンダントをだいぶ買い込んだ。
たまたま見ていたインドドラマの中で、「ヤントラ」という護符が出てきたからだ。ヤントラは、そのドラマの中では強力な力を持つものだった。護符のように言われているが、守ってくれるというより力を放って物を壊したり、玉座に置いておくと王家を衰退・滅亡に追いやることができるほど力のあるものなのだ。
ヤントラのペンダントを買ってつけてみた。こういうのは気持ちの問題だから、少しでも気が楽になったり晴れたりすればいいのだ。
そのほかにも、パワーストーンのネックレスや、ヴァジュラの形のネックレスなど、いろいろ買い込んで毎日つけていた。
効果があったかどうかは分からない。でも、心の救いには若干なった。それでいいのだ。ひとつひとつの値段は安かった。(たくさん買ったので、高くなってしまったが。)
5回目のワクチンはまったく問題なかった。具合が悪くなることはほとんどなかった。
これからはもう少し運気が上がるといいな。


