Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023.11.13-11.14|遠征① Antenna America Tokyoで仕入れ


しばらく一緒に飲む機会を持てなかったビアパートナーと、久しぶりに会う日。
オンラインで同じものを飲んでもいいのだが、ビアパートナーの事情でそれができない。


次はこのくらいに、と約束した時はビアパートナーの都合が悪くなり中止。では翌月はというと、いつのまにか仕事や用事が立て込み無理。それならさらに翌月はというと、結局無理。前回から5ヶ月近く空いた再会。
「再会」のためには、わたし側がかなりの時間と労力を使う必要があり、少しばかり不公平感を感じてしまう。しかし男性側は「無理しないで。大変ならやめていいんだよ」と飄々(ひょうひょう)とするもので、それにまた少しばかりの不満や愚痴。無理をしなかったらそういう時間を持てないでしょう? 一緒に飲みたければわたしが努力するしかないんでしょ? あなたは今以上のことはできないから仕方ないとあっさり諦めるんでしょ? と、こうして女性は不満や愚痴を募らせていく。
それはどんな男友達にも言える。ケイさんと約束をする時も、なぜかわたしは譲歩したり遠慮したりお願いしたりしている気分で、ビール仲間ケイさんはわたしにつきあっているという感覚。飲み友タカさんとLINEしたり、通話しながら飲んだりするのも、わたしがお願いしないと開催されないし、自分の用があるときはそれが小さい用であっても「所用がある」と断られる。わたしはタカさんと話すために予定を変えたりするのに――!と言ったら、そんなに無理をしなくていいんですよ、できなければ仕方ないんだから、と慰めてくれるだろう。
そういう反応が欲しいのじゃない。そういう「理解」が欲しいのじゃない。わたしがあなたとの時間のためにする努力を、あなたからもしてほしいの。だけど、そう言っちゃうと、「あなたが努力するのはあなたの自由。同じことを他人に強要することはできないんですよ。私は私がしようと思う範囲で・あるいは私ができる範囲で、あなたとの時間のために犠牲や譲歩をしています」ということになっちゃうんだ。絶対そうだ。
むうぅぅ~~~。


……益にならない考えは、ちょっと横に置いておこう。


せっかく出かけるのだから、何か楽しいことを自分なりに付け加えよう。
アンテナアメリカでバーガー食べたいな。そしてビールを飲みたい。


でも行けるかな。前回みんなで来たときは、酔いが回って『Antenna America Tokyo』までの道を覚えていない。そこから改札への道も覚えていない。
しかも、前回って、1年半も前だ。
アンテナアメリカの店内でみんなとバーガーを食べた光景や、テーブルの位置、背後の壮観なショーケースなどは記憶に残っているが、行き方はさっぱりだ。


アンテナアメリカでの時間を1時間半くらいたっぷり取っておこう。バーガーを食べて、ビールも1、2杯飲んで、それから電車に乗る。迷って場所を探すのに時間がかかることを前提に、その分も含めて早く家を出ることにした。


本当に迷った! 永遠にたどり着けないのではないかと思った。
諦めようとも思ったのだが、早めに出たのでどこかで時間を潰さなければならない。ギリギリまで探してみようと思い、うろうろした。
だいたいいつも店を探すときはGoogleマップに従って歩いて行く。商業ビルがたくさんある地域で居酒屋を探すときは、ビルの裏手に着いてしまったり、ちょっとずれたところに案内されてしまったりするが、クラフトビールのお店はそういうビルではないことが多いのでだいたい大丈夫。
しかし、アンテナアメリカTOKYOは、地下街にあった。東京駅の広大な地下空間にあるので、Googleマップが使えない。一応使ってみたけど、「目的地に到着しました」と言われても全然見当たらなかった。
少なくとも、この広大な地下迷路の中では、比較的お店に近いところにいるはず。そこからは、携帯で東京駅地下案内図や八重洲グランスタ案内図、アンテナアメリカの公式ページの案内文などを見ながら、うろうろ、うろうろ。行きつ戻りつ、戻りつ行きつ。


キャリーケースも持っているので、移動が面倒。
コインロッカーに入れたかったが、開いていなかった。その場には、駅地下にあるコインロッカーの電子地図のようなものがあり、他のコインロッカーもすべて網羅されていた。空いていないロッカーは赤い印がついていて、「あ、このコインロッカーなら空いてるんだ」というのがすぐ分かる。しかし、東京駅なので、「このコインロッカーが空いてる」と向かい、着く頃には埋まっているのではないかとも思う。さらに、今既に迷っているのに、コインロッカーにたどり着くまでに二重遭難になったら乗り遅れてしまう。たどり着いて入れても、そこからアンテナアメリカへ。そして、飲み終わった後で、また遠いコインロッカーに戻って荷物を出し、そして改札に行こうとして迷ったら乗り遅れてしまう。
二重遭難、三重遭難を避けるためにも、持ち歩いた方がいいと思った。まぁ、今の時点で空きはどこにもないし、たぶん空いてもわたしが着く前にすぐに埋まる。


なんとかたどり着き、ここだったのか!と思う。
少し手前で、大きなヤエチカ区画図があり、現在地とアンテナアメリカの位置を必死で見比べ、あっちへ行けばいいのか? 向こうか? と思案した。この写真を撮っておこう。次にアンテナアメリカに行きたくなったときのために。
(結論を言うと、次にまた行ったときは、微妙に違う位置のドアを下りたので、ここを通らなかった。結局またかなり迷った。東京駅付近の地下は巨大なラビリンス……)


お店に着いて、テーブルに座り、メニューを見る。着いてよかった。ほっ。


あ、今日は「フルーティー」がキーワードみたい。
『ストーン』〈ブエナベーザ ラガー〉は「ライムと塩」
『マウイ』〈サンシャインガール〉は「花やフルーティーな香り」
『21st Amendment Brewery』〈ブリュー フリー オア ダイ〉は「パイナップル果汁を投入し、苦みよりもジューシー感を引き出した」
『アルマナック』〈バニーホップ〉「しっかりとしたトロピカルやピーチ感」
『リヴィジョン』〈ホットタブ ジャンボリー〉「柑橘やピーチ、イチゴ、パッションフルーツ」
『ハーランド』〈トロピカルホエール〉「トロピカルフルーツの様な風味」
『エースサイダー』〈エースハイ パイナップル〉「パイナップルのサイダー」


飲みたいものがいっぱいで、困る。
長く電車に乗るし、東海道新幹線は歴史ある新幹線で、線路は昔に造られたところもある。揺れたりするから飲み過ぎると気持ちが悪くなると気づいていた。2杯くらいにしておきたいけど――


ハートマークのオススメ!があった、『Almanac』〈Bunny Hop〉を選んだ。
淡い金色で、向こう側が綺麗に透けて見える。
UNTAPPDのRatingを4.00にしているので、おいしいと感動したようだ。


バーガーをいただく。メニューを見ていろいろ迷ったけれど、やはり〈Super “Oishii” Burger〉にした。やっぱりこれだよね。何度も来られるお店なら、ブルドポークのサンドイッチとかタコスとかも食べてみたいけど。


飲んでいる様子をセルフィーで撮ってみようとしたが、うまくいかなかった。美人だったりキャラが立っていたりしないから、顔があまり入るとイマイチ。しかし、顔がまったく見えないようにグラスを持ちながら撮るというのは難しい。
断念した。


それから『21st Amendment Brewery』〈Brew Free! Or Die〉(Juicy IPA)を。
これは珍しく長いコメントをUNTAPPDに入れている。酔ってたようだ。
「うん、ジューシーなるほどね。ジューシーで表されてるのは、パイナップルとか、柑橘な感じとか、飲みやすさとか。オレンジ色で綺麗で、最初のひと口からジューシーだから飲みやすく、たぶんあったまってきたら、また違う。
しかし、新幹線の時間がある上、まだオールドラスプーチン飲みたいし、温まるまで待てないかも。その上このバーガー。歯科医に昨日「この歯は使わない方がいい」と言われ、片側しか使えないので、バーガー食べにくく…」


そうか、そういえばこのときは、直前に以前治療した歯の治療部分が取れてしまい、慌てて歯医者に行ったのだった。
診てもらったら中が虫歯になっていることが発覚したとのことで、治療をしてもらい、詰める部分の型を取った。出来上がりは旅行後で、このときはとりあえず穴がないようにカバーしてもらう仮の状態だった。
2023年度は、この後の旅でもけがをしたりしたなぁ。ついてない。やはり凶の運勢なのか。


〈Brew Free! Or Die〉にも4.00をつけ、『North Coast』〈Old Rasputin〉も飲んだ。
オールドラスプーチンを飲みながら、ショーケース前を徘徊し、吟味。いくつかビールを買い込んで


すっかり酔って新幹線へ。でも満足。


To be continued…




しばらく一緒に飲む機会を持てなかったビアパートナーと、久しぶりに会う日。
オンラインで同じものを飲んでもいいのだが、ビアパートナーの事情でそれができない。


次はこのくらいに、と約束した時はビアパートナーの都合が悪くなり中止。では翌月はというと、いつのまにか仕事や用事が立て込み無理。それならさらに翌月はというと、結局無理。前回から5ヶ月近く空いた再会。
「再会」のためには、わたし側がかなりの時間と労力を使う必要があり、少しばかり不公平感を感じてしまう。しかし男性側は「無理しないで。大変ならやめていいんだよ」と飄々とするもので、それにまた少しばかりの不満や愚痴。一緒に飲みたければわたしが努力するしかないんでしょ? あなたは今以上のことはできないから仕方ないとさっさり諦めるんでしょ? と、こうして女性は不満や愚痴を募らせていく。


せっかく出かけるのだから、何か楽しいことを自分なりに付け加えよう。
アンテナアメリカでバーガー食べたいな。そしてビールを飲みたい。
でも行けるかな。前回は酔いが回って、

×

非ログインユーザーとして返信する