Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

再び会う日まで



2日目は『UCHU BREWING』祭りから。
〈SIRIUS〉〈FLOW〉〈LIMIT BREAK〉〈宇宙MASTER〉、どれも宇宙らしい。その中で最初に選んだSIRIUSは最もスッキリ感がある。
BBFFシキさんは、LIMIT BREAKと宇宙MASTERは同時に開けて飲み比べてみたいと言い、そうしてみる。どちらもしっかりしたヘイジーでおいしいが、少しずつ時間が経っていくと宇宙MASTERは重たく感じるようになり、LIMIT BREAKの方が飲みやすさを保っているようだ。へぇ、こうして飲み比べると面白い。


『BREWDOG』の〈DOUBLE HAZY〉〈TRIPLE HAZY〉は、シキさんが「最近こういうクラフトビールを飲んでいないので、ダブルとかトリプルとか言われると飲みたくなる」と希望。わたしは「UCHUの方が濃さを感じるよ」と思っていた。
改めてUCHUの後に飲んでみて、シキさんはアッサリスッキリ感じたようだ。しかしそれを「クリアというのかな。雑味がない」と表現していた。なるほど! さすが!! そうだね!まさにそんな感じ。
わたしが「スッキリした感じがある」としか表現できないところを、的確に言葉が出てくるからすごい。


『Y.MARKET BREWING』の〈MEITEI KING〉は「甘い」と一言。そうなの、それが好きなんだよねー。でもシキさんには甘すぎたかも。
それを予想して、(それに度数が高いので)、1缶しか持参していない。
わたしはこの黒糖みたいな甘さがいいのだ。


最近のわたしのお気に入り『BURNT MILL』〈FIVE ACRE〉は、改めて飲んだわたしもおいしいと思ったし、シキさんも悪くないと思ってくれたようだった。


シキさんの希望は、最後に『Y.MARKET BREWING』の〈LUPLIN NECTER〉2種を比べてみること。


わたしはその前に、『STONE』の〈RUINATION IPA〉と〈26th Anniversary Imperial IPA〉も開けてみる。
〈RUINATION IPA〉を改めて飲んでみると、苦い。わたしの今年の発見「わたしは苦みが好きらしい」の証明だなと思う。池袋の『Two Fingers』でおいしい!と感動し、オンラインショップ『goodbeer』で「缶がある!」と発見して買ったルイネーション……高かった。もっと何缶も買いたかったが、350mlでこれだけのお値段を出すと思うとできなかった。こうして飲むと、苦い。あの感動をもう一度味わいたくてまた買ったくらいの一品が、こんなに苦みがある。つまり、わたしはやはり苦みが好きなのだ。


26周年のImperial IPAはアルコール!!だ。
この1缶を飲みながら、わたしはシキさんに説明する。「『West Coast Brewing』の〈VOID〉というのを飲んだとき、アルコール感を強く感じたの。おいしかったんだけど、一口飲んだ感想はアルコール!だった。それと同じくらいアルコール感があると思う」と興奮して早口にしゃべる。
興奮しているのは、もうそろそろ終わりの時間が近づいているから。


LUPLINを2種おいしく飲んで、終了。
(シキさんは「缶のデザインが違うだけで、中身は同じなんでしょう?」と言う。わたしは「違うの、違うの!」と言う。後日、「LUPLIN NECTARにさらに3種のホップを入れたのが綾織」と説明のメッセージを送った。


ゆっくりしたような、あわただしかったような。
ただの夢なのかもしれないけど、またいつか、のんびりゆったり気兼ねなく飲める日が来るといいね。


ありがとう。楽しい時間も、気遣いも、温かい気持ちも。
また会う日まで。また会える日まで。

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