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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

日曜のビアテイスティング

クラフトビール有料試飲会から帰り、夜は家飲み。だって、夫が「今日はワインを飲もうかな」と言ったから。
夫はここしばらく、『ヨドバシ・ドット・コム』がお気に入りで、よく買っている。Amazonでしか買えないものもあるが、ヨドバシのほうが利点があるケースも多く、使い分けているらしい。
「ヨドバシ・ドット・コムで桜肉ユッケ風を買ったから、今日はワインを飲もうと思う」
「白ワイン?」
「白ワイン。西友で買った」


じゃ、わたしもビール、飲もうかな。
そういうおつまみなら、ワインもいい。しかし、わたしは白ワインをそれほどたくさん飲まない。赤ワインを自分のために開けると、夫は赤ワインを1杯弱しか飲まないから、ほぼ1本ひとりで空けなければならない。
クラフトビールにしておこう。


そうだ、テイスティングしようと思いながらそのままになっている『京都醸造』〈春の気まぐれ〉もあった。
それと、試飲会に行って買って来た志賀高原ビールを飲もう。



そうだ、テイスティングしようと思いながらそのままになっている『京都醸造』〈春の気まぐれ〉もあった。
それと、試飲会に行って買って来た志賀高原ビールを飲もう。


京都醸造の〈春の気まぐれ〉を飲みながら、季節が変わるんだなとしみじみした。
例年必ず同じ名前のビールを醸造する、でもその年によって何かが違うかもしれない――それって、とても季節感がある。


このままの変わらない日が続くと思っていたら、「また春が来たんだな」って思うだろう。
一年前を思い出して、思うところがあれば、少し違う感想になるだろう。



そして、有料テイスティング会で飲んで、おいしかった『志賀高原ビール(玉村本店)』〈India Miyama Lager〉と、同じく『志賀高原ビール(玉村本店)』〈TAKE ME SKIING IPA〉を飲む。
〈TAKE ME SKIING IPA〉は、お店のお兄さんによれば、「コロナ禍で観光地がダメージを受けている」という状況の中、地元の助けになればと作られたビールだそう。
地元のホテル、旅館、酒屋に無料配布し、売れたらすべて販売場所の利益となるように考えられていたとか。
今回の醸造はその時とまったく同じではないと思われるけれど、思いは同じ。


たとえばそれを「どーでもいいや、おいしく飲めれば!」と思ったとしても、おいしく飲めた。いいビールだ。
酒屋のクラフトビール担当お兄さんが「これ、好きなんですよね」と言っていたのを聞いて、買ってみようかと思った。正解だった。これ、おいしいわー! つまり自分の好みってことなんだと思う。


ここまでのこの1年の自分のクラフトビール遍歴を考えたとき、年度末に差し掛かり思うことがあった。わたしは苦味が好きなのではないだろうかということ。
人が「苦い」と感じるビールを、「苦みがあるけど、バランスが取れているから苦みをそれほど感じない、最高おいしい」と感じる。
気に入った買って帰った1本は、お兄さんがお店で慎重に説明してくれた。「苦味はあるんですけど、これこれこうで――」
ぜんっぜん感じない、苦味なんて。
つまり、わたしはひとつひとつのテイストやフレーバー(あるいはマウスフィール?)をあまり意識しておらず、全体として「おいしー!」「うまー!」と捉えているのかもしれない。


素晴らしく気に入ってはいるのだが、BBFFシキさんに持参するほどではない。4時間以上かけて持参するということ、もしかしたら飲み切れないかもしれないことを考えると、リストには入れられない。
ああ、シキさんが近くにいて、気軽に一緒に飲めたら! もしくは、気に入ったビールを要冷蔵で送ることができ、シキさんが飲んで「こうだったよ」と感想を話し合うことができれば!


……無理なことを考え続けても仕方ないので、仕方ない(笑)


ああ、このビールおいしかったよ。シキさんと飲みたかったよ。



夫の買ったおつまみ缶は夫と話しながら食べることができたし、卵をのせるとおいしかった。
ごちそうさまでした。


酒屋のお兄さんも、ありがとう。
年齢層高めの人たちが試飲会や、試飲会のある日のお買い物に来ているのを見て、ちょっと安心した。若くなくてもクラフトビールを楽しんでよい。


おやすみなさい。
明日もまた、めんどくさい仕事が待っている……

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