とんかつがおいしい店があるらしいとネット記事で見て、とんかつ好きの夫に知らせておいた。
夫は自由の利く仕事スタイルを取っているのだから、ひとりで行ってみることもできる。コロナ禍真っ最中の記事で、とんかつ弁当がテイクアウトできると書いてあった。テイクアウトもできると、いろいろ便利そう。しかし、今もテイクアウト対応をしているかは分からない。

ある週末、夫とふたりで行ってみた。
とんかつ屋さんではなく、居酒屋さんだ。店内はレトロ風でもあり、おばんざい風に見えたりもし、若さを感じるお店。何十年もこの場所でお店を営んでいる老舗というより、青年・壮年世代が造り上げたお店という印象。

とんかつは、ヒレとロースがあり、ハーフアンドハーフもできるという。
夫は、「どうせ2人なのだから、1つずつ頼んで分ければいい」と言うので、ヒレとロースを1皿ずつ注文した。
確かに、とんかつはおいしかった。
「お酒ととんかつ」と言っている通り、お酒ととんかつを楽しむのだな。定食ではない。お弁当をやっていたのは、やむを得ずだったのかもしれない。本当はこうしてお酒を飲みながら食べてほしいのかも。

夫との乾杯写真を撮るのは初だった。ビール記録としてBeer Journalを書くようになってから、手元乾杯写真を撮る習慣がついたが、隣同士に座っているので、あまりうまく写っていない。

夫もビールを飲んだので、もつ煮を食べる。
わたしは普通のビールでとんかつをいただき、その後で、クラフトビールを飲んでみることにした。飾られていた空きボトルを見て、そういうものがあると気づいたのだ。居酒屋さんのために造られているのかなぁ。

なすの揚げびたしだったかな。ちょっとした料理がおいしかった。なすは上手に調理するとおいしい。油ともよく合う。

グリーンのサワーを飲んでいるけど、抹茶だったかな？ わたしが青汁を選ぶことはまずないので、抹茶だろうと思う。
家飲みをしていた後なので、ちょっとインターバルが欲しかった。わたしは酔いが回ると言動が荒れる時がある。夫にもとげとげしい口調や言葉になることがあり、不評なので気をつけないと。この日は、その後の買い物の間も一生懸命がまんすることができた。このサワーで少し休憩をしたおかげかな。

夫は最後に「かつ丼も試してみたい」と言い、かつ丼もいただいた。夫は痩せているのに外食などでは大食漢。かつ丼もおいしかった。
とんかつにしてもかつ丼にしても、味つけが濃すぎず、お酒と合わせるのに適していると思った。

ごちそうさまでした。