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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

忘年会その3はクラフトビール忘年会


わたしの部署は直接サービスを提供する部署なので、サービス利用者がいないときは暇と言える。準備したいことや、整備したいことはあり、そういうことはサービス停止期間の方がやりやすいので、出勤することもある。
しかし、有給休暇を取得してもらわないといけないので、役職者はこの機会にたくさん消化してもらいたい。逆に言えば、サービス提供期間よりこういうときに取って欲しいということで、それはそれでブラックなのではないかと思う人もいる。「好きな時に有休を取れないなんて」
とはいえ、周囲に気を遣わずに休めるので、この機会にまとめて取る人も多い。


2022年12月は、23日金曜日でサービス提供は終わりだ。土日から年始までずっとお休みという人が多い。


『いつものメンバー」で、最後にクラフトビールで締めましょうか。
よく会場として提供してくれる社宅のタカさんの部屋は、来年度は使えなくなるかもしれない。もう少ししたら、タカさんは部屋探しを始めると言っている。今のうちだしね。


しかし、心身ともに忙しさについていけない年になっていた(あるいは、年は関係なくやる気や元気の低下で)、毎週毎週やりたいことややるべきことが思ったように進まなかったわたしは、23日の終業後から24日にかけて、年末や休暇の準備をしたいと考えていた。
なので、本当は皆さん「飲み会は休みの前の日がいい」のだが、わたしのわがままで「休みの前の前の日」にしてもらった。


22日は歳忘れクラフトビール会!


相変わらずのやり方。結構前からわたしがオンラインショップなどでビールを買い、それをえっちらおっちら職場に少しずつ運び込み、タカさんが家に持って帰る。


まずは干支ビールで乾杯! このビールは通勤の途中でよく寄る百貨店に売っていたのを発見して買った。
「干支ということを重視していて、味は二の次なんでしょう?」くらいに軽く考えていたが、2本をタカさん・ケイさんと分け合って飲んだら、おいしかった。あれ?
缶をしげしげ眺めて、ペールエールだということに気づいた。なかなかおいしいペールエールじゃない? (天下の黄桜に失礼な言い方だが、いい意味で驚いたのだ。だって、話題性だけで売る商品もよくあるでしょ?)
ホッシーさんには、わたしがわざわざ自宅近くのスーパーで買って持ってきた<BEERY>アンバーエール風味。なんと、ホッシーさんは、これまで飲んだIPAスタイルなどより、こちらのほうがいいと言っていた。「苦くない」ーーなるほど。ケイさんは「アンバーってことはモルトだからね」みたいなことを言い、わたしは「わたしにはIPAの苦さって、よく分からないんだよな」と心でつぶやく。単においしいとしか思わないのだ。苦味があるのはわかるけど、どのビールも多かれ少なかれあるじゃん、て思っちゃう。IPAの苦さというのは、目立たない苦味なのだ、わたしにとっては。



タカさんと食料の買い出しに行き、デパ地下で見つけてしまった『COEDO」<SAUDE>(サウージと読むらしい)。ラベルの絵に惹かれた。


タカさんが予約しておいてくれて、引き取ってきたケンタッキーのフライドチキンとフライドポテトのセット。タカさんは「私はビスケットが好きなんです。あれはおいしいと思うんですよねぇ。なので、ビスケットを人数分、追加しておきました」分かる! わたしもあれは好き。あれだけ買うことも昔はあったもの!ーーそういえばしばらくケンタッキーを食べていないな。


『offtrail』<Mended with Spice>
これ、数日前に自宅で飲んで感動したもの。開けて少し飲んだが、既に酔っていて飲みきれず、やむを得ず時間をおいて飲んだら味が変化していたという逸品。しかし、これを1人1本持ってきてしまうと、酒量が多すぎる懸念がある。また、グラスが多くはないので、1人ずつグラスに注いでしまうと、「時間を置いて飲みましょう」をしたら終電を逃してしまいそう。
そこで、1つのグラスに注ぎ、全員でまずひと口味見。そして、他のビールを飲んでいる合間に、味の変化をテイスティングすることにした。「本当だ、味が違う」と言われて嬉しかった。でしょ〜?



味が変わるのを待って時間を置いている間に、IPAをいただく。
『West Coast Brewing』<STARWATCHER>と『UCHU Brewing』の<CHAOS>。
どちらも大御所となったブルワリー。そりゃ、どちらもおいしいに決まってる。UCHUのビールは、このCHAOSを買ってすぐに別の2種類を見つけた。しかしオンラインショップは送料がかかる。買いたいものをまとめ買いした後だったので、UCHUのためだけにまた送料をかけて送ってもらうのはどうかなと思った。それに、UCHUのビールは、このおいしさだし、お値段が張るのだ。原材料費なども高いのだろう。わたしのお財布も打撃だし、タカさんケイさんに請求するときも高くなるから「こんなに大量に買い込まなくても」と思われてしまうかもしれない。そんなわけで<CHAOS>しかない。



爽やかなIPAの後は、タカさんお手製の梅酒をいただくことになっていた。どちらもしっかりどっしりした濃厚なビールだったので、果たして「爽やか」だったかどうかーー


タカさんはそういえば何ヶ月か前、職場の正社員交友会で梅酒セットを購入する話をしていた。ブランデーで漬ける梅酒にしようと考えていると語っていて、「できあがったらぜひいつメンで」と言ってくれていた。ついにそれができたらしい。


わたしは、ブランデーの梅酒ってもっとクセがあるようにイメージしていた。しかしそんなことはなかった。飲んでみると、甘く、芳醇で、すごくおいしかった。梅酒のイメージが変わった。ブランデー梅酒、好み!!
梅酒を飲んだ後のしわしわの味のしみた梅って大好きなんだけど、タカさんはすかさずブランデーを注ぎ足し、第二弾を作っていた。「この梅でどんなふうになるか試してみます」また飲ませてもらえる日が来るかな?


甘い梅酒を飲むので、ビスケットを食べようということになり、ビスケットに付属のシロップをたっぷりかけて食べる。



ラストスパートに入った。
ケイさんも前の日の飲み会で体調不良を訴えていたし、無理はしないようにしましょう。
『Baird Beer』の<Smoke & Fire Habanero Stout>をお試し。2本ほど持ってきていたものを3人で分ける。
「辛い!」とケイさん。辛いものが苦手というのではなく、ビールが辛いということへの違和感を表現しているのだと思った。
『STONE』<wootstout>は「ペカンナッツっていうのが入っているんだよ!」と宣言して開けた。ケイさんは「ペカン? ピーカンナッツのことですか?」「ペカンナッツ!」そしてケイさんはスマホを見て「同じものですね」と言った。そのナッツがとても濃厚なのか、濃厚なスタウトだ。ポーターみたいに感じる。


そして2022年の『サンクトガーレン』<天使(Un angel)>と<悪魔(el Diablo)>。2021年と2020年を飲み比べたとき、タカさんもわたしと同じ「新しいもののほうが甘くておいしく感じる」という感想だった。なので、今回は「飲み比べますか?」という問いに「新しい年度のほうが甘くておいしいと思ったので、1年分でいいんじゃないですか」と言われていた。2022年のだけ。
実は自分自身は、以前に買った2020年と2021年の天使と悪魔をストックしていて、2022年と飲み比べるつもりでいる。冬休みだな。


いつも飲みすぎて、どうやって帰ったのか分からなくなる。前回はケイさんが駅まで回ってくれた。でも今回は、ケイさんは腰が痛いというので、そのまま帰宅してもらわなければならない。ホッシーさんも飲んでいるから、車で駅まで送ってもらうわけにもいかない。
でも大丈夫。今日はそこまで意識不明じゃない。


お疲れさまでした! ありがとうございます!
と、電車のわたしは一足お先に帰った。なんか、出ようと思った門は閉まっていて、どこから出たらいいか分からず、結局、どちらかというとちょっと遠い駅まで歩くことになってしまった。そのため、冷たい冬の夜の空気で頭がはっきりした。
途中、ただのいつもの団地がクリスマスのイルミネーションのように見えた。綺麗・・・・・・


まだあと1日仕事があるけど、今年もお世話になりました。ありがとう。
また来年も仲良くしてください。よいお年を。

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