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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

桃祭り


Instagramを見ていたら、クラフトビアサーバーランドの投稿に、桃祭りのお知らせを発見。もうそんな季節か!


前々年度の桃祭りは、ビア友シキさんから教えてもらった。「先日クラフトビアサーバーランドの桃祭りに行ってきた。いろいろな桃のビールが飲めるイベントで、各地のブルワリーの桃ビールを飲めた。飲みたかったが売り切れているビールもあった」という話を聞いた。その頃のわたしは今よりもなお初心者。桃は好きだが、桃のビールというのは想像もつかなかった。
シキさんはボトルの桃ビールを買ってきてくれて、テイスティングさせてくれた。「どうですか?」なんて答えていいか分からない。正しい答が見つからない。正しい答なんてないのは分かっていても、シキさんはどう感じていて、どんなふうに好きなのかを量ろうとしてしまう。女子ってそんなものじゃないかな。相手を喜ばせることを言いたいと思ってしまうのだ。
前々年度の桃祭りは、話に聞いただけ。


前年度はみんなで桃祭りに行った。シキさんとタカさんとケイさん、みんな一緒に。
桃祭りは1週間。ビールが品切れにならないように、火曜日に予約。月曜はわたしの都合で火曜にしてもらったのだった。
あのときは楽しかったな。ビアフライトがあったので、飲みたいものを全部飲むことができた。どのビールが一番好きだったか話し合うと、それぞれに違うビールだったりして、面白かった。
またあんなふうに飲める日があるといいな。


今年は、タカさんとケイさんとわたし、3人で行くことになった。しかし、4、5日前になり、ケイさんの都合が悪くなり、タカさんとふたりで行くことに。


赤坂見附の駅に降りると、辺りはもう暗かった。道の両脇のお店が明るく光を放ち、店によっては呼び込みのお兄さんがいた。都心だねぇ〜。
「完全個室ですよ」という呼び込みもあったけど、もうお店は予約しているので、大丈夫です。


昨年度は桃祭りと、伊勢角タップテイクオーバーに来たから、クラフトビアサーバーランド赤坂見附駅は今日で3度目。そういえばこんな通りだったと思い出す。そういえば、こんな階段を下りた。こんな入口、こんなドアだった。
そして、こんな雰囲気のお店だった。


人数が2人になったので、小さなテーブルに案内される。フードを注文すると乗り切らない。



まあ、とにかく飲もう。ビアフライトで、端から飲むことに。「私がこの上から4つですね? さやさんはここから4つでいいですか」はい。


自分の4つを飲み比べて、相手の4つも飲ませてもらって、んーどれもそれぞれに桃だね。


シキさんとのときは、お互いどれも4分の1か3分の1くらいずつ飲んだら、どれが好きだったかと話し合うことが多かった。「自分はこれ」というのがあれば、そのビールの残りはその人のもの。交互に「自分はこれ」をして、公平に分けっこする。つまり、最後にそれぞれが選んだビールの残り2分の1か3分の1程度を、ひとりで飲む。
タカさんはわたしを立ててくれる。年上だからと立ててくれるのは微妙な気持ち。正直、嬉しくはない。若くないということだから。シキさんはわたしが悩んでいれば「私はこれかな」と先に言うこともあったし、「あなたはこれが好きじゃないかな」とか「これは温度が変わったら味が変わりましたよ」と提案してくれることもあった。タカさんは、わたしを尊重してくれる気持ちの方が大きいので、こちらから提案した方がいいかな。
「シキさん流は、お互い味見したところでどれがよかったか話して、よかったのを選びましたよ」
やってみたら、タカさんは遠慮して、わたしもつられて遠慮して、4分の1弱だったかもしれない。それに、タカさんは「先にどうぞ」と言っても、「いえ、どうぞ好きなのを選んでください」と礼儀正しい。
次のビアフライトは、お互い自分の4種を半分ほど飲んだら、交換することにした。
相手によっていいやり方は変わる。タカさんとも、他の人とも、少しずつ関係性やつきあい方を構築していくってことだよな。



テーブルに所狭しと食べ物が並んでいて、「のんびりしていてはいけない、食べないと」という気持ちになる。
タカさんはシキさんと似ているところもあるけれど、食べ物の注文量についてはシキさんより多い。自分の許容量だけでなく、気遣いや飲み会ノリで注文してくれるので、お腹いっぱいになる。
おいしかったー! クラフトビールを飲めるお店はどこもフードにこだわりがあるように思う。


穴子は圧巻。「前に来たときも食べましたね」とタカさん。そうですね、懐かしい。今日もおいしいね。
「ピクルス食べますか」と問われて、「食べますか」と注文したピクルスは、カラフルなつやつやのトマトがいっぱいで、ジュエリーみたいだった。



最後は、桃ビールではないものをテイスティング。ちょうど4種ほどだったので、ビアフライトにして2人で分けっこ。
飲み切ったという気持ちで満足。



ラストは一番好きだった桃ビールと決めていた。
サンクトガーレンの桃ビール。


タカさんはスタウトを選んでいた。
タカさんは、このわたしにとってのSeason3に入る頃からダークエールを好んで飲むようになっていた。スタウトがあると試す。締めはスタウトにすることが多い。
ポーターよりスタウトが好きなのか、ダークエールが好きだがポーターはあまり見かけないのでたいていスタウトになるのか?


はぁ〜、ごちそうさまでした。
帰るのはちょっと面倒。どの経路で帰ればいいのかな? 電車の選択に迷う。
酔って、タカさんと別れた後、ちょっと失敗、電車をウロウロ上下に行き来したっぽい。こういうこと、なんとかしなければ……しかしどうしたら改善できるのか。


無事に家には着いた。
お疲れさま。おやすみなさい。


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