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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

夫とワイン


夫とワインの外食。
かつてはよくしたものだ。夫は肉料理にワインを合わせるとおいしいと気づいてから、あまり高すぎないお店での外食もたまにはいいと思うようになった。コロナ禍前まではそういうお店にときどき行くのが楽しかった。


新型コロナウィルスも変遷し、世の中も落ち着いてきたから、そろそろどこかに食べに行きたいな。そう思っても、もうグラスワインが安いお店なんてない。
夫はもともとあまり出歩かない生活になって久しく、相当昔の経済感覚で「高い」と言うので、店の選択も難しい。


ワインがリーズナブルに飲めて、料理も少しずついろいろなものが試せてワンコイン程度の店を発見して、久しぶりの外食に誘い出す。江古田店と小竹向原店、どちらに行こうか迷ったが、まずは広々したほうからと思った。江古田店に最初に行ったら、「椅子に背もたれがなくて腰が痛い」とか「長居できない」とか言い出すに決まってる。



出てきた料理を見て、「小さいね。これで500円以上するなら、牛丼屋のほうがいいんじゃない?」と言う。だって、料理が違うじゃん! 牛丼はおいしいよ、好きだよ、でもそれと今日ワインと共に求めてる料理は違うんだよ。
それを丁寧に説明する。「そりゃそうかもしれないけど、でも牛丼じゃないものだって食べたいでしょ」「ワインと一緒にちょっとフレンチっぽいものとか、食べたいと思うときがあるじゃない?」「そういうときは500円くらいで1品頼めるのって、有難いよね」「だって、今、物価が上がってるっていって、この値段では食べられないもの」「スーパーのいなり寿司3個入りだって、300円では買えないもんね」
「まあ、そうだね」と納得するまで、短気を起こさず、柔らかい口調で、ゆっくりひとつひとつ理由を挙げていくのがコツ。と、わたしは思っている。たぶん、夫のほうも、「しつこくいつまでも言うから、機嫌が悪くならないうちに納得しておくほうが無難」みたいなことを思っていると思う。
お互いさまなのだ。



ここで食べたり飲んだりした3回で、とてもありがたいところは、ワインを注文するとボトルを置いてくれること。
今は何を飲んだか、それほど詳しく記録していないけれど、ただただ白ワインがグラスに入っている写真がいくつもあっても、それが同じワインか違うワインか分からない。


夫とこういうお店に来てありがたいのは、好きなだけ食べられること。夫はあまりお金を出したがらないが、「せっかく来たんだから」という気持ちは強い。だから多少金額が高くなっても許容する。
それに食べる量も許容する。「まだ食べるの?!」と言うことなく、好きなだけ注文させてくれる。夫は夫で好きなものを注文する。



肉のパテはとても気に入ったようで、最後にもう1度同じものを注文していた。バゲットと食べるとおいしかったと言って、パンも注文。
わたしは、ひとりちょい飲みや、あいさんとの食事では頼まなかったものをいろいろ食べてみる。



ワインも好きなだけ飲み、満足。やはりこの値段でこれだけいろいろ飲めるのは、嬉しい。


スイーツも試してみることができた。


ボトルを置いてくれるサービスはさすがに小さい店舗では難しい。このお店はいいな。
また、モーニングがあるというのも興味深く、できれば一度来てみたい。
大毬さんと来るときのために「ランチのときもワインは注文できますか?」と聞いてみた。「うちはモーニングからやっているので」という答えだった。モーニングからワインが飲めるってことかな。やってみたいな。



満足!
ごちそうさまでした!

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