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術後で抜糸前(ほんの小さなまぶたの手術)


いつもよく患う霰粒腫(さんりゅうしゅ)。まぶたの中にできる小さな腫瘤(しゅりゅう)。涙の成分である脂を分泌する「マイボーム腺」の出口が詰まってしまい、そこに分泌物がたまってできる。「固い腫瘤」と書かれていたが、もうこれを何年も断続的に繰り返しているので、柔らかいうちに分かるようになってきた。できかけのとき、なんとなくまぶたが痛くなり、あれ?と気づく。そのうち感じなくなるのだが、感じなくなる頃には固まっている。固まってしまうと痛くなくなるので、人に言われないと気づかないこともある。
眼科で目薬をもらって治まるのを待つことが多かったが、2年ほど前に大きめの霰粒腫が固まってしまい、かかりつけの眼科医から「うちは手術はやっていないから」と隣駅の眼科を教えてもらった。
このときは年末近くて、行ったときには「年内の手術は埋まってしまっているので、年明けに」ということになった。医師は「もう固くなっているから、目薬はつけてもつけなくても変わりないだろう」と言うので、目薬をつけずにいたら、結構大きくなった。慌ててまたつけ始めたが、もう遅かった。年が明けて1月4日に切開して取り除いてもらったが、まぶたの裏から傷が目立たないように切るはずが、「大きくなりすぎて裏からは無理」と横になってから言われて、表から切ることになった。出血がひどくて、2週間くらい青あざみたいになっていた。


その後も何度も霰粒腫になったが、そのつど眼科に行き目薬でなんとかなってきた。できる場所は、右の上まぶた、下まぶた、左の上まぶた、下まぶた、とさまざまだった。


今回はそれほど遅く病院に行ったわけではなく、目薬でだいぶ小さくなったのだが、残ったところが目の表側で、目薬がそれ以上効かないようだ。さしてもさしても小さくならない。皮膚が破れそうになっていて、赤くなった皮膚に指が触れると痛い。外側から軟膏を塗って頑張ったが、もうこれ以上無理だと自分でも判断がついた。
前回青あざみたいになったのを繰り返したくないが、仕方ない。


切ってもらったら、それほどのことはなく落ち着いたので、ホッとした。


水曜が手術。木曜の朝は自分でガーゼなどをはずして、普通に仕事に行く。金曜に受診して、予後を診てもらう。
ちょうど1週間後となる翌週水曜が抜糸予定だった。それまではアルコールは控えよう。今回特に言われなかったが、前回のときは「抜糸まではお酒などは飲まないこと」と言われたし、何年も前に顔にできてしまったイボを皮膚科で取ってもらったときも「抜糸まではアルコールなし」と言われた。


金曜の術後の診察のとき、眼科最寄り駅のスーパーに寄った。ここのところ、行くといつも寄るようにしている。ふだんの行動圏に売っていないビールを見つけることがあったからだ。穴場なのだ。
「あ、パーフェクトサントリービールのゼロが出てる!」 ノンアルってどうしても違和感があってあまり飲みたくはないが、買うだけ買って帰ることにした。UNTAPPDに登録しなくてはならないものね。


どうしようかな。ゼロだし、今日飲んでしまおうかな。


〈PSB パーフェクトサントリービール〉の「0」、夕飯と一緒に飲む。飲みながらふと缶を見る。「5.5%」という文字が目に入った。
あれ? なんで5.5%という文字が書いてあるの?


……よく見たら、「糖質0」と大きく書いてあった。アルコール0ではなく、糖質0だった。アルコールはあるんだ。
わー、飲んじゃったよ……


そこまで飲んでしまったので、1缶最後まで飲んだ。


抜糸3日前。『サッポロ』〈Premium Alcohol Free〉を買って飲んだ。今度は本当にアルコールフリー。
そうか、ノンアルの場合は、「アルコール0」ではなく「アルコールフリー」と書くか――


特に目に問題はなく、無事に回復している。
よかった。


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