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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

友達とたまには ②ようさんとクラフトビール


職場で知り合った女性、ようさんは、クラフトビール好き。同じく最近職場で知り合った女性、大鈴(おおすず)さんも「クラフトビールも好き」とのことなのだが、ようさんのほうが本格的な「好き」だと思う。


一度、『ハイアットリージェンシー東京』のクラフトビールフェアに一緒に行ったが、コロナ禍が激しくなっていき、翌年は開催中止でそれきり行くことができなかった。
ここ半年くらい「今度また一緒に飲みに行きましょう」と話したりしていたが、ようさんは1年近くの間、ジム通いをしていて体型維持のためビール断ちをしていた。「健康診断まで」と言っていた期限は、「もう少し」と伸び、10月を迎えてようやく実現することになった。
2022年10月は、夏の感染者数激増が落ち着いてきて、「久しぶりに会いましょう」が多かった。コロコロさんに続いて、「何年ぶり?」なお食事会だ。


ようさんのお宅からは少し離れてしまうが、わたしが今回提案したのは『グリ』。タカさんとケイさんと行った「こんなところにクラフトビールをこんなに出しているお店が?」なお店。お料理もおいしかったし、クラフトビール好きの女子会には最高。



飲み始めて、いろいろな話をし始める。四方山話や飲んでいるビールの味、出された料理の味の話、最近あった何らかの出来事だったり、仕事はどうですか?だったり。
時には、誰かに話したかったちょっと重い話や相談事を話すこともある。この日はその「時には」の日だった。ようさんが抱えている重苦しい悩みを漏らしてくれたのだった。


わたしの仕事には対人援助が含まれるし、対人援助や相談については勉強もしたし資格も2つ取得した。そういう方面の副業もしている。ただ、相談専門に仕事をしてはいないので、プロと言えるかどうか――。
でも相談があると言われたら、「分かりました。聞きましょう」とスイッチは入る。飲むスピードは遅くなるか、ほとんど飲まなくなる。そのときの相談内容や相手の状態に合わせて、その辺は変わる。
この日は、話を聞き始めてからはビールを飲まなかった。ひとしきり話し終わって、ようさんが落ち着くと、スローダウンしながら軽い会話にシフトした。その間に最後の2杯を飲んだ。


このお店はお料理もおいしくて好き。ただちょっと駅から遠い。



この日の会話で、「さやさんは、男性のお友達とかいっぱいいらっしゃるじゃないですか」というようさんの発言が思い出として残っている。
そうかな? ――そうかな。そうかも。そうか、わたしには友達がたくさんいたんだ、「つきあってくれてる人たち」じゃなく、周囲から見て「友達」に見える人がいっぱいいるんだ。なんかちょっと嬉しいな。
(男性の友達しかいないわけではない、女性についてはあえて言及しなかっただけだと思う。ただ、男性のほうが面倒くさくないと思うときはある。一方で、悩み相談とか長々と自分の話をすることなどは女性のほうがつきあってくれる。)


信頼して話してくれて、ありがとう。
わたしなら否定しない、ジャッジしないと思ってくれて、ありがとう。


カウンセリングだったら、普通は週1回か、2週間に1回、月に1回のようなサイクルだ。2、3週間経った頃、「どうですか」と聞いてみた。いい方向にいっていると聞いて少し安心した。
悩み事というのは、行きつ戻りつすることが多い。だからまた悩む日も来るかもしれない。でも「行きつ戻りつ」しているのはいいことと言える。「戻りつ戻りつ」どんどん気持ちが落ちていくのではなく、あとで少し戻ったとしてもちゃんと「行きつ」しているのだから。


また飲みに行きましょう。
おやすみなさい。

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