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静岡ビア巡り旅 ②海鮮丼

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。3/12



前回の静岡ビアドライブは、5人のいつメンで来た。今年はシキさんがおらず、4人。2年か3年のちには、またシキさんが東日本に異動になって、一緒に来られるかもしれない。そう夢見たときもあったが、今の家族の介護状況では難しそう。家族介護とはいえ親ではないので、自分より20年くらい早く去るものでもないし。でも希望は捨てたくないのだけれど。


「沼津に行ったとき、みんなで写真を撮った駐車場あったよね。その向こう側のほうに、海鮮の店があったんじゃないかと思うんだよね」と言っていたシキさん。「今度行ったら、ホッシーさんが好きな海鮮を食べさせたい」と語っていたシキさん。もう一度沼津に来てビールを飲んで、そのとき食べた海鮮丼ランチ。シキさん調べでは「海鮮丼の認識が新たになる」ようなおいしさらしい。実際、素晴らしい海鮮丼だった『いりいち』。「ホッシーさんに食べさせたいね」と繰り返していた。
忘れてないよ。


「ランチは沼津港に行ってみませんか?」わたしは行く前から言っていた。
「みんなで写真を撮った駐車場、覚えてますか? あの向こう側は(と手振りをして)、海鮮のお店がたくさん並んでいたと思う、とシキさんは後からずっと言ってました。ホッシーさんに海鮮食べさせたいって。ランチはそこにしましょう」
そして、「『いりいち』に行きましょう、特別な海鮮が食べられるらしいです」と。
誰も特に反対せず、どういうお店かと問いただしたりしなかった。


沼津港に到着して、運良く駐車場も見つかった。
連休の遊び場として、港は面白いようだ。たくさんの人出だった。家族連れ、友人同士、カップル、夫婦、道もお店もたくさんの人。寿司や海鮮丼のお店、干物のお店、魚のお店、お土産のお店、バーガーやその他の飲食店、スイーツ、いろいろなお店が並んでいて、散策が楽しい。そりゃ、人も集まるわ、三連休だもの。なんとなくぐずついた天気でも、大雨が降っているわけじゃなし、どこか遊びに行きたいよね。


まずはまっすぐ『いりいち』へ。
予約していたけれど、


メニューを見て、ケイさんは「上でいいんじゃないかな」
えー、せっかく来たのにー?
テーブルは並びの2人席が2つだけなので、ホッシーさんとタカさんは別テーブルにいる。わたしはやっぱり一番最高だという「極」にしてみたいかな。前回のときは特上だったから。そんなことを考えていると、ホッシーさんが決断した。
「私は極にします。せっかくだから食べてみたい」わたしも!わたしも!
タカさんが「じゃ、私も極にします」
するとケイさんも「みんな極? それなら私も極にします」


後からカウンター席に3人の若い男性グループが並んで座ったが、そのグループは極、極、ひとりだけ特上だった。自分を貫いてるなぁ。
わたしはやっぱり、人が極を選んだら自分も食べたくなっちゃうかな。体験してみたいと思っちゃう。逆に自分だけが極ならできるだろうと思う。


「このお店はシキさんが調べて見つけてホッシーさんに食べさせたいと言っていたお店です」ということもお伝え済み。



極はたくさんのお魚がのっていた。ごはん量はたぶん変わらないのだと思う。上にのるお魚の数が増えるだけ。だからお腹ぱんぱんになりすぎず、お魚のおいしさを堪能できる。
今日市場でとてもおいしそうだった素晴らしい魚や、珍しい魚が選び抜かれていて、お店の方がひとつひとつのお魚を説明してくれる。でもわたしは、今どの一切れの説明かすぐ見失う。「その下の?」「お隣の?」分かったようにうなずいているけれど、記憶しているかどうかも怪しいし、どの魚かも怪しい。
横からケイさんが「今、これ」と指して教えてくれた。ケイさんは瀬戸内の島の出身で、お魚に詳しいのだ。食べているときも、「これ、なんだろう?」と言うと、「それは**」とか「それは**かな、いやこっちが**か。**だと思う」などと教えてくれる。もともと持っていた魚の知識と記憶力で答えてくれる。こういう丼を食べるときは横にいてくれると有難い人だな。


お腹いっぱいになりすぎず、すべてのお魚をおいしく堪能することができたが、「なりすぎ」でないだけでお腹いっぱいではある。ふう~、ごちそうさま!


小さいお店だと分かっていたので、事前に予約していた。しかし高速道路の事情により、大幅に遅れてしまった。結局、予約した時間より2時間くらい遅く着くことになり、「遅れます」と2度くらい連絡することになった。時間に遅れるわ、忙しいときに2度も電話するわ、お店の女将(だと思う)には、申し訳なかった。快く「席が少ないので、もしかしたら他のお客さんが入っていて少しお待たせしてしまうかもしれません。ですが優先してご案内しますので」と言ってくれたり、「気をつけて来てくださいね」と気遣ってくれたりした。ありがとうございました。

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