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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

休日ビア巡り②中野:中野ビール工房


江古田駅のある西武線と、JR中央線の間には、バスが走っている。東京の鉄道は、都心から都下や隣接県に向けて放射状に出ており、横をバスがつないでいる。バスを活用すると効率よく移動できる場合も多い。


江古田駅とJR中央線をつなぐバスが到着するのは、中野駅だ。
せっかく中野駅を使うので、『中野ビール工房』に行ってみませんか? ――何度も言っているが、わたしは飲食の経験を人と共有したい人間なのだ。


前回は大毬(おおまり)さんと来た。
「その時は本当に分からなかったんですよ」と話しながら歩いていく。
「あそこに何か見えますね」とタカさん。「そうなんですよ、ところがさっきの通りからは通り抜けられないので、Mapを見ていると、到着しましたと言われてしまうんです」と追加説明しながら歩く。


到着! お疲れさま!
長居するつもりはない。1杯程度のつもり。アルコールに弱いホッシーさんも1杯飲むと言う。じゃ、4つ注文しましょう!
かんぱーい!!


大変小さなお店だけれど、ちゃんと奥に醸造所がある。ここで造っているできたてビール。
コロナ禍を経て、他のビール工房のビールもタップにつながるようになり、他社のビールもつながるようになった。でも中野店は自社ビールが多そう。




大毬さんと来たときは、2人だったのでカウンター席を指定された。入口に近いほうに座ったので、奥にテーブル席や階段があるらしいことは察せられたが、どういう造りになっているのか分からなかった。
テーブル席は階段下みたいなところにあるんですね。……階段て? 見ると階段は、階段というよりはしごだった。前回、後から来た2人客に「こちらのテーブルか、2階ですが、どうされますか?」と聞いていた記憶がある。「階段、急なので、気をつけてください」とも言っていたような。その時点では、わたしたちと次の2人客が1席間隔を空けて座っていて、カウンターに空きがなかったから、2人でもテーブルという提案だったと思う。
階段とその上の空間を背伸びして覗き込んでいたケイさん、「2階というよりロフトですね」と言う。
ロフト? はしご状の階段を少し昇ってみると、確かにロフトといった感じの空間だ。昭和の「ちゃぶ台」みたいな小さなテーブルが置かれている。椅子席とテーブルではなく、座敷席ということみたい。このロフト的2階では、身長1mを超える人は立てないだろう。小さいお店をフル活用した席だな、と感心した。
たくさんの店が入り組むように存在している中野、個性的な人たちが集まる印象の中野、中野という街に合った店だと感じた。


よし、じゃ、次の駅に行きますよ!
Let’s Go!

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