夏休み最後の日④吉祥寺に移動してよなよな
吉祥寺に移動し、『よなよなビアワークス』に到着。
今回のビア巡り、渋谷の後の候補は他にもあって、たとえば井の頭線に乗るなら下北沢の『ビアバーうしとら』に行くとか、久我山の『Mountain River Brewery』に行くとか、途中有名な神社があるらしいので行ってみるとか、時間があったら行きましょうと話していた。
もちろん時間なんてない。飲み始めたらついついゆっくりしてしまう。渋谷を出たときもう午後だった。
こういうときビア友は、後に計画した予定があるときはさっさと出ていた。もう少しここにいたいのに、と思うこともあった。ビア友は計画したらそのために行動する。無理となったら潔く諦めるが、最初からゆるい行動は取らない。ここでこれとこれも飲もうとか、いい店だから楽しもうなど考えたり、話が盛り上がってしまって、予定より出る時間が遅くなることはある。それは、予定変更。なんとなく長居してしまうのとはちょっと違う。
タカさんやケイさんはゆるゆると時間が経つこともある。渋谷のうしとらも、アイドルが来て混むならその前に出ようと言いながら、なんとなくゆるゆる話しているうちに時間が経った。
性格の違いなんだろうな。ホッシーさんはしっかり計画を立てて、守る。ビア友よりきっちり守りたい人、あまりズレると計画を立て直すし、急な予定変更はあまり好きでない。
わたしはというと、どうかな。ビア友やホッシーさん側かな。計画はこなしたい。だけど、時間配分よりやり残しのないことを優先して、終わりがどんどん遅くなる。予約していたら時間には行くけど、何かを諦めるより、急いで全部クリアしたい。
横道にそれすぎた。
下北沢のうしとらは、そもそもの発祥のお店で、ビアバーうしとらが栃木に醸造所を作ったのが『うしとらブルワリー』なのだと聞いていたから、行ってみたいとずっと思っていた。
しかし、あれもこれも詰め込み過ぎないタカさんとケイさん、とりあえずうしとらスタンドともう1軒くらいですか、ともともと話していた。だとしたら、長野出身のタカさんをよなよなに連れて行かなければならない。新宿のよなよなビアワークスに行ってみましょうとずっと話していたが、よなよなビアワークスはコロナ禍で長いことどこも閉めていた。ようやく訪れたチャンスなのだ。
ヤッホーブルーイングのビールはリーズナブル価格で缶やボトルが豊富に出ているので、「飲んだことない!」は少ない。缶で飲んだことのあるビールをドラフトで飲んでみることができるのが醍醐味かな。
なかなか飲めないハレの日仙人などが飲めるのも貴重。
なすのお料理を頼んだら、とてもおいしかった。
ひとりで全部食べたいと思ったくらい。
軽く焼いた輪切りのなすにしらすなどをのせているのかな? 見た目はシンプルなのだが、いい感じのバランスのよい味で好みだった。
飲みたいものを全部飲んで、そろそろ出ましょうか。
ここは以前に一度、ビア友と来た。あのときは、井の頭公園に来て、ピクミンの苗を得るために動物園付近を歩いたりしたっけ。タコスのお店で辛いけどおいしいソースに出会って、知らなかったビールも飲んだ。
そして、よなよなビアワークスがあるのだから寄って行かないとね、と寄った。たぶん。違うかな。
それとも、バレルフカミダスとハレの日仙人を飲んで帰ったあの日かな。
懐かしいのに、寄る年波で記憶がこんがらがっている。
いずれにしても、懐かしい。
あとで記憶を掘り起こしておこう。
ごちそうさまでした。