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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

江古田再び②vivo daily stand


夏休みももう7日目。
心身ともに、そして公私ともに疲れていたので、もう7日かという気持ち。充分に休んだ気もしないし、かといってリフレッシュした気もしない。それはちょこちょこと出かけたりしていたからかなぁ。しっかり休まないと回復しない、そして出かけるなら思い切って遊ばないとリフレッシュしない、ということかなぁ。


しかしこの日はどうしても買いたいものがあった。だから出かけるのは仕方なかった。買わないより買ったほうが、少なくとも心のためにはいい。
ただ、思ったより時間がかかってしまった。買い物したかった店が開いてなかったから。


さて、欲しいものを買って、帰ろうかどうしようか。
買い物に来る時点で「江古田 クラフトビール」と検索していて、『vivo daily stand』がヒットしていた。しかしワインのお店のようだから、クラフトビールはあったとしても少ないだろうと思っていた。開店時間が17:00だったので、寄るつもりはなかった。
けれど、開店を待って買い物をしたら17時になってしまった。せっかくだから寄ってみよう。


こんにちは~


こじんまりとしたお店で、まだ誰もいなかった。店長だというお姉さんがひとりで準備をしていた。カウンターに座る。というか、カウンターしかなかった。人がいっぱいになったら壁のほうでスタンドで飲んだり、外の小さいテーブルでスタンドで飲んだりするらしい。店名も「STAND」と言っているしね。


クラフトビールは何があるかな。
――〈豊潤496〉でした。じゃ、それを。



メニューを眺めると、魅力的な料理名が並んでいる。お値段からして、どれも小さいと思う。ちょっとずついろいろなものをおつまみにできるということか。いいな。
ワインはリーズナブル価格。グラスでいろいろなワインを飲めるのは最高。お酒より食べるほうに傾いていた時代もあり、イタリアンやフレンチのお店でワインを飲むのは好きだった。ボトルは安くはないし、1本くらいしか飲まないから、どのワインにするか選択するのが難しく、いつも時間ばかりかかってた。バル風にいろいろな料理と白赤それぞれ5種くらいのグラスワインがあるお店だったら、すごくいい!と思っていた。
そんな感じ。懐かしいなぁ。
コロナ禍は飲食業界に打撃を与えた。今はなくなったお店もある。ワインの種類も1杯当たりの値段も変わった。このお値段は安いと思う。



わー、ポルトガルのワインまであるよ! 「泡のポジティーボ、お願いします!」 「あと、牛ひき肉とマッシュポテトのオーブン焼き。量多くないですよね?」「そうですね、そんなに多くないです」
店長さんは親知らずを抜いて2日目だとかで、まだ痛いとか。


ブルガリアのワインがあるよ! これも飲みたいなぁ。「じゃあ、ホワイトコーンの冷製ポタージュ、お願いします。それとプティ エニーラ」


間にジョージアの白ワインを注文したが、店長のお姉さん、「これ、大丈夫かなぁ。開けたの何日か前なので」と少しグラスに注いで口に含む。「あ、ダメだ」
「すみません、これはダメになってました、出せません」と言われる。良心的なお店だと思った。


料理はどちらもおいしかった。シェリーで締めようかなぁ。〈マンサニージャ〉かな? 名前に惹かれる。
店長はシェリーには「ダナブルー」という青カビのチーズが合うと教えてくれた。では、それも。
これは合った! おいしかった。


わたしが飲んでいる間に、男性客がひとりやってきて、ビールを静かに飲んでいた。ときどき店長のお姉さんと話す。
外を通りかかった近所の人、自転車押してる女性とも店長は軽いおしゃべり。接客業の合う人なんだなぁ。



店長が「お客さんからもらった」というバヌアツのお酒というものを見せてくれた。そしてちょっと飲ませてくれた。わー、ありがとう!!
また来たーい! ごちそうさまでしたー!!

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