Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

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タルトと共にビールをいただく


夏休み1日目。


クラフトビールの店を検索していたら、「お菓子と麦酒」という店が出てきた。場所などを見ると、以前行ってみたことがあるところのようだった。
そのときは雨の日で、Google マップで探してようやくたどり着いてみたが、お店の中でスタッフの方なのかなと思う男性の方2人とお客さんなのかなと思う若い女性の方2人が仲良く話していて、なんとなくその空気の中に割って入ることができず寄らずに帰ってきてしまった。
でも今回行ったとき女性店主ひとりでやっていて男性はいなかったし、お店の感じも違うので、あの時とは違うお店なのかもしれない。場所は同じでも、そして中のカウンターが同じように見えても、違う経営者が違う店を経営していると言う事はあり得る。あまりに昔なので、いつのことか覚えていない。でもその時もクラフトビールを飲ませてくれるお店だと言うふうに書いてあったから行ったので、クラフトビールが飲める小さな飲食店だった事は確かなのかもしれない。


甘くないタルトだからビールに合うとネットには情報があり、タルトを食べてみたいと思った。
ビールは、行ってみないと品揃えが分からない。小さいお店のようなので、いつものタップマルシェかもしれない。飲みたいビールがなければタルトをテイクアウトして帰ろう。


この日は夏休み初日で、雨模様だった。わたしの夏休み期間は1週間ほどあり長い。この間に有給休暇も消化しなければならない圧がかかるというのも理由のひとつ。週も決まっている。どうやらこの1週間は雨がちらしい。
のんびりするのもいいが、メンタルヘルスは微妙な状態で何もしないでいるとぐるぐると下方向にスパイラルしていきそう。あれこれ予定を入れてはどうかとも思うが、しかし、1日がかりで遊びに行くほどの精神力が残ってなさそう。
軽くひとりで出かける予定をいくつか入れておこうかなぁ? でも疲れていたり、気分があまりに乗らなかったりしたら、無理はしないようにしよう。充実してたらいいし、してなくてもいい、気負わないようにしよう。


当日、雨模様だしやめようかなぁ?と思ったが、行かない方が翌日以降引きずりそうだった。それに、夫が昼寝に入ったので、行ってみることにした。
駅を降りてからGoogleマップに従って歩いたが、ひとつ路地を入るが、あとはまっすぐで分かりやすかった。


小さなお店。2人席が2つと3席か4席くらいのカウンター。わたしがいる間にテイクアウトでタルトを買って行くお客さんがいたので、中で飲食しないお得意さんも多いのかもしれない。
黒板に書かれたメニュー。ドラフトビールはやはりタップマルシェ。後から可愛い店主の方に確認したら、やはりタップマルシェだった。うーん、そうだとすると何を飲もうかなぁ?
ボトルビールを見ると飲んだことのないものがあるみたい。ボトルにしよう。


UNTAPPDで調べてみると、平和クラフトは飲んだことがあるみたい。あー、ビール工房で飲んだか。
でもIPAは飲んでいないようなので、平和クラフトのIPAにする。タルトは2種類、桃かアボカド。ここは、桃!


桃のタルトがとても好み。おいしかった。桃と生ハムのタルトで、メロンと生ハムを食べるのと似ている。甘みのあるフルーツと塩気のある生ハムが合う。
わたしはアボカドが好きだけど、たぶん今日は桃を選んで正解。
アボカドは買って行こうかな、と思っているうちに、お客さんが窓の外に来てタルトをテイクアウト。アボカドは売り切れた。


桃のタルトは、夏休みにもう一度この店に行く機会があってもう一度食べた。そのときはビールでコンポートみたいに煮込んであって、いろいろ工夫してタルトを作っていることを感じた。
店主さんが「今回は桃をビールで煮てるんですよ」と教えてくれた。前に来たことを覚えていてくれたんだと思った。
桃のタルトは、最初の方がわたしの好み。またあんな感じのタルトが食べたいな。



夜は途中買って帰ったビールを飲んだ。
いつものよなよなとファイブスター、タップマルシェでよく飲むブルックリンラガー。缶はよく見るが、実は飲むのは初めてのブルックリンソラチエース。


ソラチエースを登録したら、久しぶりにバッジが出た。ウィーンラガー。そんなスタイルがあるんだ!
ヨーロッパ風のイラストで、なんだか心弾む。買ってみてよかった。しかもこれ、おいしかったし。


結論から言って素晴らしい夏休みと言うには程遠かったが、この日のタルトのお店はほっこりした。そしてソラチエースはおいしく、バッジは嬉しかった。


ごちそうさまでした!

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